上司は遅刻した人を叱るべきか?

どんなに真面目に生きていても、

いつか必ずやらかしてしまうのが、

遅刻ですね~

 

友達と久しぶりに遊びに行ったら、

朝までカラオケをしてしまったとか

 

恋人と喧嘩した夜は、

寝ようと思っても、

眠ることができず、

もう今日はずっと起きていようと

決心したら、いつの間にか朝方寝てたとか

 

あとは、単純に疲れてて

寝坊というのもありますね。

 

 

とにかく、

いろいろな理由で

遅刻してしまうことがあります。

 

 

出社時間に間に合わなかったとき

上司や先輩は、遅れてきた部下を

叱るべきなのか?

 

これを考えてみたいと思います。

 

自分が先輩ポジションか

リーダー的な立場だとしたら、

みなさんは遅刻した

部下やスタッフに対して

どのような態度をとりますか?

 

 

何遅刻してんだ馬鹿野郎!

と怒鳴る人もいますよね。

 

連絡ぐらいできたんじゃないの?

と嫌味を言う人

 

もう来ないのかと思ったと

飛ばれる(辞める)ことを気にする人

 

いろいろなパターンに別れると思います。

 

どれがベストなんだろう・・・?

という話は基本的にないと思いますが、

マネジメントの手法としては、

そもそも叱らないというが正解です。

 

なぜ叱らないのか?

 

叱らなかったら、

また同じことを繰り返すし、

仕事をなめてくる!

 

他の従業員もそれを見て、

俺も私も遅刻しようと考え、

組織として緩んでくる!!

 

だからがっつり叱ろう!

という謎の正義感を持っている人が

すごく多いのですが!!

 

上司やリーダーの仕事、

組織が円滑に回ることをするのが仕事

 

特定の誰かをどうこうすることじゃないです。

 

例えば、職場に10人のスタッフがいて、

2人遅刻したとします。

 

この2人に対して、

ガミガミ説教してエネルギーを使うと、

 

真面目に出勤している8人が割りを食います。

 

今日は○○さんが遅刻したから

リーダー機嫌悪いよぉ・・・

怖いし、質問に行きにくいなぁ

そんな感じに、

真面目な出勤した8人は萎縮するわけです。

 

なので、上司やリーダーは、

遅刻した2人にエネルギーを使うのではなく、

残った8人にニコニコ接して、

より働きやすい環境を作るのが正解です。

 

大人ですからね、

わざわざ遅刻が悪いことなんて言わなくても、

誰でも分かってますから。

 

急に暑くなったし、疲れが出ちゃったかなぁ

きつい時は無理しないで休んで良いんだよ

と声をかけてあげるほうが、

その後の仕事が円滑に進むと思います。

 

僕なら、体調が悪い中、

よく休まずに来てくれた!

と思っちゃいますね。

 

 

優しくするとつけあがる

そう感じている人は、

リーダーとしてはちょっと

不向きなんでしょうね

 

それはただの恐怖心ですからね。

 

俺がちゃんとしないと、

みんながなめた態度を取るに違いない

 

ルールを徹底して、

きちんと全員従わせないと、

自分の存在価値がないみたいな

強迫観念を持っている人

 

 

中間管理職というのは、

上からはガーガー言われ、

下からもあれこれ言われ、

イライラしがちですが、

 

怒っているより、

ニコニコしている方が、

間違いなく組織は回りますよ。

 

たかだか遅刻くらいで、

ガッツリ説教して、

見せしめに吊し上げてても、

誰もあのリーダーかっこいい

なんて思わないし、

ついていこうとも思わないからね。

 

そんなことばかりやってて、

自分が万が一遅刻したら、

どうするんですかね?

 

部下の前で土下座でもするのかな?

 

たぶん、この手のタイプは

開き直りそうだけど

 

結局、自分の首も絞めることになるし、

多少のミスはみんなで補える

そんなチームワークを形成することが、

リーダー職には求められていると思います。

 

明日は我が身だと思って、

笑って許してあげましょう。