大切な人が重い病気になった時にできること

自分の家族や親友など、

大切な人が重たい病気になった時に

自分にできることは

なんなのだろうか?

といろいろ悩むと思います。

一般的な人であれば、

医学の知識も無いし、

薬のこともわからない

それでも何か力になれればと

悩んであれこれ考えても

答えが出てくることもなく、

時間だけがいたずらに過ぎていく

そんな経験を

この先するかもしれません。

実際にその時が来てからだと

頭が真っ白になってしまって、

思考停止

動きたくても動けない

なんてことになるかもしれないです。

なので、

まだその時が来る前に、

ちょこっと考えておく

というのが必要だと思います。

僕がまだ

駆け出しの研究員だった頃に

とても可愛がっていた

後輩研究員をガンで亡くしました。

当時はガンの知識や対処法も

頭では分かっていたつもりでも

実際、身近な人間がガンになってみると

なかなか、思ったように

動けないものです。

対処法はだいたい分かる

こうすれば良くなる

可能性が高いのも分かる

日頃の食事や栄養面は

どうすればいいのかも分かる

これらのことが分かっててもね。

ガンになった当事者の気持ちは

さっぱり分からなかったんですよ。

どうすれば治るのかという

部分にばかり目がいってしまって

本人の精神状態のケアについて

まったく意識がいってなかったです。

そんなものですから、

ありがた迷惑な話を

たくさんしてしまったと思います。

理屈の上ではこうすれば

良くなっていくよって

伝えてもね~

本人がその気にならないなら、

治療なんて出来ないんだよね~

無駄に知識があったことが

災いしましたね。

当時求められていたのは、

治療法の提案や薬の情報ではなく

特に用も理由もなく

一緒に共に過ごす時間

これが必要だったんじゃないかなと

今になって思います。

なんの用もないけど、

ちょっと顔を見に来たよ

って感じのことが

なぜか出来なかったんですよねぇ

行く以上はなにか

良い話をもっていかないととか

新情報を伝えないと

何しに来たんだお前みたいな

思われるような気がしてました。

しかし、

病気というのは

程度の差はあっても、

本人がまず病気と向き合う

これが必要だと思います。

その上で、

他人ができることというのは

なんなのか?

人によって答えは違うと思いますが、

ふらっと顔を出す

というのは良いと思います。

状況によっては

うざがられるケースも

あるかもしれませんが、

病室で一人でポツンといるのは

なかなか苦しいですからね。

大きな病院だし

イザとなったら看護師もいるんだから

大丈夫だろうっていうのは

結構おおきな間違いです。

たまたま良い看護師さんが

担当してくれてればいいですが、

シフト制ですし、

みんながみんな患者思いの

優しい人なわけではありません。

さらに追い打ちをかけるように

担当医が無神経なパターンも

少なくありませんね。

また家族が見舞いに来てると

態度が違ったりするから

周りからはわかりにくいんですよね。

ある意味、陰湿なイジメと

似ているような気がします。

そんなわけですから、

病院の中だけにいると、

確実に精神が蝕まれます。

だからこそ、

僕らにできることというのは、

ふらっ顔をだすことなんだと思います。

例えそんなことが起きていなくても、

寂しいものですからね。

邪魔なようなら顔だけ見せて

すぐに帰っちゃってもいいと思いますよ。

必要なときもそうでないときも

側にいてあげる

話を聞いてあげる

この2つができれば、

十分だと思います。

仕事が忙しくて会いに行けなかった

なんてことがあるとね、

一生後悔しますからね。

そうならないためにも

イザとなったら、

仕事くらい休む

そして会いに行く

これくらいは

いつでもできるように

しておきたいですね。

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