スキンケア講座を行っていると、
キレイになるためには愛が必要
といった話になることがあります。
しかし、この愛っていうのが曲者でして
結局、愛ってなんだよ!!
セックスのことかっ!
みたいな話になりがちです。
そこで、いま一度っ
愛についておさらいしてみましょう。
「先生、愛ってなんですか?」
と聞かれたら、
まぁわからなくて当然だよね
人間っていうのは
愛にさまよい、歩き続ける旅人だからねぇ
なんていって、お茶を濁せたらどれだけ楽か
科学者の辛いところです。
逆に理系の人間なら話は簡単ですね。
数学Bで習ったでしょう
Imaginaryの頭文字だよ
日本語にすると、想像上の、空想のって意味
カッコよく言うと”うつろ”ね。
無いんだけど、あることにしないと
辻褄が合わないっていう不思議なもの
まぁ定義からして矛盾だよねぇ
なんてお茶を濁せたらどれだけ楽か
茶番はいいから、本題に入れって話ですね
愛は大きく分けて、3つのものがあります。
1つ目は
無償の愛
相手に見返りを求めない愛しみの心のことです。
この見返りを求めないってところがポイントです。
親が子に対して愛する気持ちなんてこれですかね
損得で考えたら、とても釣り合わないですからね。
2つ目は
対価を求める愛
私はこれだけあなたを愛しているのだから、
あなたも同じくらい愛して欲しいと
願ってしまう気持ち
互いに愛し合っていても、
気持ちの釣り合いがとれていないと、
相手は自分を愛してくれていないのでは?
と錯覚するのもこの手、愛です。
気持ちはわからなくもないですが、
面倒くせって思われがちな愛です。
3つ目は皆さんお待ちかね
エロスです。
性的欲求ですね。
他にもいろいろな意味がありますが、
哲学の話をしているわけではないので、
性という意味合いで十分かと思います。
と3つの愛についてお話しましたが、
自分が相手に持っている愛はどれでしょうか?
10代の頃はエロスのみでも問題ないでしょうが、
30台くらいから辛くなってくるものです。
特に男性は35歳から性欲が落ち始めて、
女性のほうが性欲が強くなり、
性欲の逆転現象がおきます。
そして厄介なのが、
40台後半でまた性欲の逆転現象がおきます。
なにかこう世間を見てみると、
不倫のタイミングとか
遊びだすタイミング
納得ですよねぇ
愛=エロスで行くと、
体力的にも精神的にも苦しくなる時期がきます。
そんな時に、愛にも種類があった
男女間はエロだけじゃないんだと
わかっていないと、
こういう初歩的なところでも
悩みが尽きなくなります。
エロス→対価を求める愛→無償の愛
右にいくことが良いわけでもなく、
ステップアップでもないんです。
そもそも別世界なので
なかなかスライドするのも難しいですよね。
重要なのはそれも愛って理解することだと思います。
メディアや音楽、その他諸々
愛って素晴らしいって言いすぎているから
愛は素晴らしくなくちゃいけないっていう
強迫観念が植え付けられていると思います。
愛には無限の力が云々・・・とか
むげんって言葉はあっているのですが、
限りがないではなく、
ゆめまぼろしって書いて夢幻ですからね。
いつまでも幻想を追いかけている
一生さまよい続けることになりますよ
場合によっては死んだ後もね
要注意です。