コロナワクチンパスポートの問題、無症候性感染と被接種者差別

新型コロナのワクチン接種証明

ワクチンパスポート導入について

様々な議論がされていますが、

メリットにばかりに

目が行き過ぎており、

ワクチンを過信しすぎた結果

逆に感染拡大につながる

恐れがあることを

理解した上で仕組みを

作る必要があると思います。

 

 

ワクチンを過信すると

なぜ感染拡大する恐れがあるのか

この点について

あらためて考えてみましょう。

 

新型コロナウイルスに

限った話ではないですが

ワクチン接種した人たちは

もうこれで自分は安全なんだ

コロナとは無縁なんだ

と勘違いしてしまう人が

一定数出てきます。

 

みんながみんな

専門的な知識を持っているわけではないので

こういった勘違いが起きるのは

仕方がないことです。

 

仕方がないことではありますが、

この勘違いが悲劇を生むかも知れないのです。

 

無症候性感染リスクは0にならない

新型コロナウイルス感染症は

元々無症状の方がとても多く、

風邪の症状すら出ない

という方がたくさんいます。

 

無症候性感染の場合、

本人はいいかも知れませんが、

知らない間に他人にうつしてしまう

危険性があるわけです。

 

ワクチンを接種していても

無症候性感染の可能性は残りますので、

自分は安全だけど、

他人は危険という状況が

できてしまいます。

 

そのため、

ワクチン接種しても

国民の7割以上が接種するまでは

自由に動き回っていいよ

というわけにはいかないのです。

 

しかし、

ワクチンパスポートが導入されると

移動の自由や隔離措置が免除され

旅行やビジネスがスムーズに

行えるようになることが

期待されているので、

ワクチンを接種していない人たちが

かなり危険な状況になります。

 

それなら

みんなワクチン接種すればいいじゃないか

副反応がどうとか

中長期的に見てリスクが・・・って

知ったかぶってるから

いけないんでしょうって声もあります。

 

この意見が出てきている事自体が

ワクチンパスポートの問題点でして

ワクチン接種が被接種者を差別する

という構図ができあがっているのです。

 

イスラエルでは

ワクチンを2回接種した人は

証明書をダウンロードでき、

ジムや映画館などを

自由に使用することができます。

 

ワクチンを接種していない人は

自由を奪われて

ワクチン接種者は

自由に行動できるけど

無症候性感染によって

ウイルスを撒き散らす可能性があるのに

ワクチンを摂取していない人が

悪く言われるという状況は

社会的にかなり問題があると思います。

 

 

仮に国民全員が

ワクチン接種したいと思っても

1億人以上が摂取するためには

かなり期間が必要です。

 

全員が打ち終わる頃には

最初に打った人の効果が

なくなっている可能性があるわけで

またワクチンを打たないと

いけないかもしれませんが、

どういうわけか・・・

3回目の接種は推奨されていません

(国立国際医療研究センター病院より)

 

 

ワクチンを接種するかしないか

という点は個々の判断で良いと思いますが、

ワクチンパスポートが導入され

ワクチンを過信しすぎると

逆に危険な状況になるかもしれないので

特に企業側は慎重な対応が求められると思います。

 

うちの社員は

全員ワクチン接種済みだから

大丈夫!!と思っていたら

取引先で感染者を出してしまった

ということがあったときに

ものすごく揉めますよ

 

あくまでもワクチンは

厄除けのお守りくらいのものだ

という認識でいることが

ちょうどよい段階です。

 

 

今の状況で

ワクチンを摂取したから

もう大丈夫というのは

まだ早いかなと思いますね。

 

免疫がいつまで残るのか

アフリカ、ブラジル変異株について

どこまで有効なのか

免疫逃避が見られるウイルスの場合

mRNAワクチンで良いのか?

などなど研究しなければいけないことは

山積みです。

 

そんな状況の中で

ワクチンパスポートというのは

まだ早いのではないでしょうか

 

ワクチン接種者と

被接種者が差別されない仕組みも

同時に作っていただかないと

闇ワクチン問題が再燃してしまいますよ

 

病気以外のリスクがいろいろあるので

慎重に議論していただけたらと思います。