植物にも知性や感情があり意思の疎通もね

現代では人間以外も感情を持っているといって、

だれも不思議な顔はしないでしょう。

 

しかし、ほんの数百年前までは、

犬やネコに感情は無いとされていました。

 

長い歴史の中で、ペットとしてこれだけ

飼われてきたのに、犬猫に感情なしとは

なかなかすごい話ですよね。

 

やっと感情があるよって認められたのが、

19世紀に入ってから。

人間の傲慢さが出ている感じがします。

 

さらに、ちょっと前までは、

も感情は無いとされていましたが、

やっぱり感情があるという研究報告がされました。

 

そうなってくるともう、大抵のものは

感情があるということになるじゃないですか。

もう逆に感情なんかないと決めつけるのが

おかしな話ですよ。

 

そして、タイトルにもある植物!!

 

こちらも感情があることが分かってきました。

それだけじゃないですよ。

知性もあり、コミュニケーションも、

取り合うことができるんですね~

 

そんなエピソードを1つご紹介します。

ドイツのペーターさんという林業職員さんが、

管理している森の中で、

直径1.5メートルほどの

苔をむしている石が円形に並んでいるのを発見。

 

ナイフで苔を剥がして、確認をすると、

切り株が登場したそうです。

 

いつぐらいに伐採されたものか、

確認をすると少なくとも400年以上前に、

伐採されて、放置され、苔がむしたそうです。

 

葉がないので日光の力を

エネルギーに変えることもできず

 

根っこもつまっており、

地面から栄養素を吸収することもできず。

 

もちろん、呼吸もできません。

 

こんな状況で400年間、

生き続けることは出来たのはなぜか!?

 

周囲に生えている樹木が、

根を絡めて切り株と繋がり、

何百年もの間、栄養を供給していたそうです。

 

同じ種類の樹木は根っこを介して繋がり、

困った時にはお互い助け合っています。

 

もちろん、種類が違う樹木とは、

基本的に絡みません。

仲間だけを見分けて、くっつき、

ピンチになったら助けあう。

 

へたな人間よりも、

知性的で文化的です。

 

コミュニケーション手段も、

人間よりある意味高度です。

 

土の中に、情報伝達用の菌を撒き、

化学物質電気信号を使って通信します。

人類の英知の1つ

インターネットのようなものが、

植物は昔から使っていました。

 

しかも、ネットよりも効率がよく、

小さじ一杯ほどの量の菌で、

5キロメートルほどカバーできるんです。

超技術過ぎて、現代の科学者も真っ青です。

 

これらの菌を使って、

植物や昆虫的に干ばつの危機を知らせたり、

地震の兆候が出たら、情報を伝達しています。

 

そのため、自然災害の前触れとして、

森が騒がしくなるわけですね。

 

勘が良いのではなく、

コミュニケーションをとっているから、

人間よりも早く分かるのです。

人間が一番賢い動物と思っているのは、

人間だけなのでしょうね。

 

動植物からは笑われている気がします。

 

 

好戦的な植物もいますよ!

アフリカのサバンナに生えているアカシアは、

キリンが葉っぱを食べ始めると、

数分後には葉っぱに毒を送り込み、

不味い葉っぱに変えてしまいます。

 

さらに、エチレンガスを発生させ、

周囲にいるアカシアたちに知らせ、

みんな毒を出して不味い葉っぱになります。

 

キリンも経験上、まずい葉っぱになることは

知っているので、遠く離れたアカシアを

食べに行きます。

 

といったように、毒で攻撃してくるのも

いるんですね~。

 

これでも、植物には感情も知性も

ないと思いますか?

 

も助け合いの精神があり、

弱った仲間を見捨てない。

そして、数百年支え続ける。

 

人間よりも愛を持っているね。

なのに、動物は殺すのが可哀想だから

植物だけ食べよう!

と言ってくる人がいますよね。

 

宗教上の理由なら

別に構いませんが、

動物実験可哀想だからとか、

生き物ダメみたいな、

よくわからない発想からだと、

植物だって可哀想なんだけどなぁ

 

知性も愛も持っているんだよ?

それでも食べちゃうの?

って思いますね。

 

アカシアなんて、毒を送り込んで、

ガスまで発生させて嫌がってるのにね