通勤中のスキマ時間で脳を活性化させる方法

通勤でバスや電車を使う人は、

折角の機会なので、

脳を活性化させたり、

脳の力を高めるための時間に

変えてみませんか?

 

寝不足で疲れているから1分でも

寝させてという人は、

寝てても良いと思いますが、

ただスマホ作業の時間にするには

ちょっともったいないかもしれませんね。

 

通勤時間が1時間だとしたら、

1日に2時間

1ヶ月で40時間以上

1年で約500時間電車の中にいます。

 

500時間というと、

約21日ですから

結構な時間、電車の中にいることになります。

 

こうやってあらためて数字にすると

えっそんなに電車の中にいるの?

と驚かれるかもしれません。

 

この時間を有効活用するために

新聞を読んだり、読書をしたり、

スマホやパソコンで作業する人もいますが、

脳を鍛えるための時間に使ったら、

ベースの力が上がるので、

さらに有意義な時間を過ごすことが

できるのではないでしょうか

 

 

電車の中で脳を活性化させるには

なにをすればいいのか?

 

それは、何もしないことです。

 

電車内ではなにもしないが良い

脳を活性化させるのなら、

この隙間時間を使って、

読書をしたりスマホを見たり

作業をしている方が、

一見、効率が良いように思えます。

 

しかし、

電車内というのはあまり自由に動けず、

すぐ隣には人がいるため、

精神的にも肉体的にも

ストレスがかかる状態です。

 

その人と人との距離が近いという

ストレスがかかっている中、

文字を読んだり動画を見たりすることで

周囲からの不快感を遮断できるのは

一見良さそうですが、

そもそもこの行為が脳を疲弊させています。

 

ストレスがかかる状況での作業を

1時間してから会社に行って、

ストレスがかかる仕事をする

こうなると、

仕事とは違うストレスを溜めたまま、

仕事をスタートすることになります。

 

脳からすると、

電車の中であぁやだなぁ

・・・うざったいなぁ

 

会社に行って、仕事が始まると、

あぁ今日も一日かったるいなぁという

気持ちが湧きやすくなるので、

パフォーマンスは低下しやすくなります。

 

いつもなら、

スマホでメールをみたり、

報告書を見たり、

ゲームをやるという日常的な習慣がある人が

なにもしないでぼぉ~とする

というのを取り入れると

脳はどうなるのか?

 

 

あれ!?

なんかいつもと違うぞ?

どうなってるんだ!?となって

脳は活性化します。

 

脳というのは新たな情報や刺激が入ると

何事だ!と慌てて動くのですが、

なにもないということにも

びっくりして活性化するのです。

 

元々超スローライフを送っている人は

あまり変化がないかもしれませんが、

一般的な日本人の方であれば、

電車内でスマホをみない、

なにもしない

ただぼぉっと突っ立っている

これだけで脳は刺激的なわけです。

 

あくまでこれは日本ではそうなるという話です。

悲しいことに何もしないということが

脳からすれば目新しいのです。

 

こうして活性化させてから仕事に行くと、

通勤中に作業をしていなかったおかげで、

脳は100~120%で働けるわけです。

 

逆に作業をしてから仕事をすると、

90%とか低下した状態でスタートするので、

労働生産性は低下するかもしれません。

 

日本人は時間あたりの労働生産性が

かなり低いと言われています。

OECD加盟国35カ国中22位

下から数えて13位です。

 

他国と比較してもしょうがないですが、

電車の移動中くらい

寝てたり何もしないという時間がないくらい

忙しいというのはちょっと問題はあると思います。

 

なにもしない時間を意図的に作ることで

不安になる方もいるでしょう。

 

スマホを見ないと不安でしょうがない

メールの確認やLINEの返信しないと・・・

そこから少し脱却できると、

脳は活性化し新たな力に目覚めることが

できるとおもいます。

 

しかし冷静に考えてみてください

『出勤時間のときに』

1時間以内にすぐに返信しないといけないことを

複数個抱えているってかなり危険な状態ですよ

そこまで緊急性があることがたくさんあったら

そもそも仕事どころではないですよ

 

実際はそこまで緊急性はなく、

ちょっとした強迫観念になっているだけの人が

多いと思います。

 

とりあえず電車に乗ったら

何もしないことが逆に脳を活性化し

眠っている能力を引き出せるかもしれない

とおぼえておいてください。