クレンジングの話になると
オイルクレンジングは
お肌が突っ張るし、
界面活性剤もたくさん含まれているから
お肌に悪い
だからミルクかジェルクレンジングに
しているんです!!
ということをよく耳にします。
この内容だけを見ると、
なにも間違ったことを
言っていないように見えると思います。
界面活性剤が多めで
お肌が突っ張る
なるべくお肌に優しいのが良い
変なこと言っていないですね。
しかし、
実際には
ミルクやジェルタイプを使用して
メイク落としをするほうが
もっとお肌にダメージを
与えているということがあります。
それはどういうことなのか
といいますと
メイク落としをする時間と
こする回数が問題なんですね。
スッピンに毛が生えた程度の
薄めのメイクをしている人なら
ミルクやジェルクレンジングでも
良いと思いますが、
発色が良く、崩れにくい
化粧品を使用している場合は、
クルクルしてこすりまくらないと
なかなか落としきれないと思います。
(パッと見、落ちてても意外と残ってます)
ミルクやジェルタイプは
クレンジングとしては
お肌に優しくても、
この手でクルクルする
したときの摩擦が
お肌にダメージを与え、
様々なお肌のトラブルに
つながっていくわけです。
えぇ~そんなオーバーな
って思うかもしれませんが、
濡れた顔をこする
というのはとっても危険なんですね。
指って自分が思っているよりも
すごくザラザラしているので、
ヤスリがけをしているようなものなんです。
なので、
しっかりメイクをしている人が
ミルクやジェルを使って
くるくるくるくるしているのは
結果的にですが、
お肌に大ダメージを与えています。
良いものを使用すれば
お肌にダメージがない
ということではないんですね。
洗顔において
一番気を使わないといけないのは
「こすりすぎない」
ということです。
界面活性剤というのは
たしかに問題といえば
問題なんですが、
お肌のきれいにしたいなら
とにかくこすらない
というのが一番です。
きちんとした
クレンジングであれば
そもそもこすらなくても
メイクって落とせるんですよね。
目元用のアイリムーバーなんかも
そうですけど、
肌になじませたら
10秒ほど放置して
スッと拭き取るだけ
なんですが、
なぜか目元でゴシゴシする人が
いたりします。
目元なんて
こすればこするほど
シワにつながるし
色素沈着はするわで
一気に老け込みます。
お肌に優しいクレンジング剤も
大事なことですが、
時間との勝負という面もあるので、
しっかりメイクをしている人は
ミルクやジェルではなく、
オイルクレンジングを
考えたほうが
お肌がきれいになっていくと
思いますね。
オイル=悪みたいな
風潮がまだあるのが
なんだかなぁと思います。
一番の悪は『摩擦』です。
オイルクレンジングの強み
オイルクレンジングは
同じ油性のメイク汚れと
とても馴染みが良いので
短時間で落とすことができます。
短時間で落とせるというのが
強みなので、
オイルクレンジングを使用して
長々洗顔したり、
ミルクやジェルみたいな使い方をすると
お肌に大ダメージになります。
使い方を誤ると
だめですが、
時短で落とせるというのは
とってもよいことなので、
個人的にはオイルって
悪いものだと思いません。
いろいろな人に聞いてみると
マイナスのイメージを
持っている方が多いようですが、
オイルに限らず
粗悪品を使ってしまうと
その後良いものが出てきても
自分には合わないのかも
って思っちゃいますからね。
1個、2個のアイテムを使って
それで全てが駄目なように
感じてしまうのは
もったいないですね。
きちんと選べば
オイルクレンジングというのは
お肌がなめらかになって
ザラザラ感もとれますし
個人的には結構おすすめしてます。
元々うすいメイクの人は
無理してオイルクレンジングを
使用しなくても良いと思いますが
クルクルは控えめにしてください。