近年、好きな人がなかなかできない
良い人が見つからない
という悩みを抱えている人が
とても増えています。
恋愛をしたいと思う
気持ちはあるものの
な~んかビビッと来るものがないとか
誰を見てもときめかない・・・
自分の周りにいる異性を
思い浮かべてみても
良い人ではあるんだけどねぇ~
ちょっと違うんだよなぁ
なんてことを感じる人が
すごく増えてきているようです。
僕の周りの人たちを見ても
似たようなこと言っている人が
結構いますね。
そんな、
好きになれない
好きな人が見つからない
という悩みがある人は、
何が問題なのか?
というのを考えてみますと、
本人の心理状態がどうこう
というよりは
情報化社会が進んだことの
弊害が1つ出てきている
という可能性が出てきました。
情報過多が恋する気持ちをなくさせる
どういう人を見かけたら
良い人、悪い人と感じるか
と言いますと、
自分のこれまで見聞きしてきた人たちと
比較して良い悪いの判断をしています。
現代では、
テレビ、SNS、Youtubeなどで
直接関わったことはないものの
いろいろな人を見ることができるので、
比較対象となるものが
とても増えています。
有名になる人というのは
当然、他にはない魅力を持った人たちです。
顔が良い、スタイルが良い、
トークがうまい、特技がある
などなどなにかしら個性があるわけです。
そういった人たちを
日々、見ていると、
最初はさすが芸能人だけあって
みんなかっこいいなぁ
綺麗だなぁって思っていたものの
徐々に見慣れてくると、
そんな芸能人たちですら
意外とよく見ればブスじゃない?とか
クラスに1人はいるレベルだよ
と辛口評価になっていくものです。
だんだんと目が肥えてくるわけですね。
さて、
それが芸能人や有名人にだけ
感じているのであれば
特に問題がないのですが、
一般人を見たときにも
その感覚が残っています。
そのため、
自分の周囲にいる
身近な人達を見てみると
取るにとらない
ごくごく平凡な人に見えてしまい
必要以上に過小評価を
してしまう癖が付く人が
増えてきています。
自分の中では、
一般人と芸能人を比較なんてしてない
と思っていても、
無意識的にいつも見ているものとの
比較をしてしまうので、
周囲にいる人達が
パッとしないように感じてしまい
トキメキにくい状況が
出来上がっていきます。
比較対象が芸能人であれば
特別な人達だしなぁって
どこかで我に返るですが
Youtuberという一般人よりの
存在が登場したことで、
一般人でもこれくらいのレベルは
いるんだよなぁと思いやすくなっています。
このように情報をかんたんに
いつでもとれるようになったことで、
どんどん目が肥えてしまい、
恋する気持ちが湧きにくくなり、
人を好きになることが
難しくなっているようです。
どうすれば好きになれるのか?
過去に異性に対して
トラウマがあるという場合は
また話が変わってきますが、
目が肥えてしまって
なかなか人を好きになれない人
その特効薬はなんなのか
恋愛心理学者や
パートナーシップの研究者と
議論したところ、
嫌いじゃないなら
とりあえず一回デートしてみよう
というのが良いという意見が多かったです。
意外と関わってみたら
思ったよりもいいかも?
ってなることがあります。
ただ一つ気をつけないと
いけないことがありまして
目が肥えてしまっている
初期の状態ですと
相手の短所ばかりを
探す癖がついています。
優しそう顔立ちの人をみると
頼りない感じに見えたり
テキパキ仕事ができていると
我が強そうって思ってみたり
本来は長所になる部分も
短所に見えてしまう
ってことがあるので、
少し気をつけないと
いけませんね。
ちょっと話が変わりますが、
恋人がいない人の割合は
年々増加傾向にありまして
現在では50%以上の人が
恋人がいません。
いないほうが普通
という状況になってきているので、
無理して人を好きにならなくても
良いのではないかなと
感じる部分があります。
しかし、
本当は恋愛したいんだけど
って思っているなら
とりあえず1回デート
してみるのはいかがでしょうか