視線で分かる離婚の危険信号

永遠の愛を誓いあった頃と比べると

今では関係性や価値観が変わり

そろそろお別れしようと

決断することがあると思います。

 

そんな離婚という

決断をするときは

突然、よし離婚しよう!

となるわけではなく、

どうしようかたくさん悩んだ結果

答えを出しているのですが、

言われた側は、

そんなに悩んでいたことを

理解しておらず、

なんで急に!?

と驚く方も少なくありません。

 

そんな結論に至る前に

もっと早くいろいろ言ってほしかった

なんてことを言い出す人もいますが、

そんな会話もままにならない状況が

何年も続いていたからこそ

離婚という結果に繋がったのですが、

そこも理解してもらえないことが

たくさんあるようです。

 

さて、

そんな離婚についてですが、

できることなら回避したい

と思っている人は

たくさんいると思います。

 

日本の離婚率といえば

35%ほどですから、

3組中1組は離婚

残りの2組は継続

という状況です。

 

この残った65%の方々は、

離婚危険信号

見落とさないようにしたいですね。

 

さて、

離婚の前には

どんな危険信号を発しているのか

というのを研究された方います。

 

離婚の危険信号の研究

ジョン・ゴットマン博士は

3000組以上の夫婦を

10年以上にわたり観察し

どのような行動が出てくると

破局する一歩手前なのか

ということを解明しました。

 

調査結果を見ますと、

特に多かったものは

『視線を合わさずに会話」

する機会が増えてきたときだそうです。

 

同じ部屋にいて

一緒にテレビを見ている

という状況だけをみれば

なんとなく仲良くしているように

感じるかもしれません。

 

しかし、

一緒にいて楽しくしているように見えても

それは一方通行になっていることが

あるかもしれないのです。

 

例えば

夫婦でテレビを見ているときに

妻は夫の顔を見ながら

「これ面白いね」

って話しかけているのですが、

夫の方はテレビを見ながら

「ほんと面白いね」

って返答しているとしましょう。

 

会話だけを見れば、

一緒に楽しんでいるように見えますが、

これが離婚の危険信号の1つなんです。

 

 

コミュニケーションというのは

言葉のやり取りだけをしていれば

大丈夫ってことではないんですね。

 

同じ場にいるのにも関わらず

相手に視線を向けない

耳で聞いて、とりあえず返事

という会話をしていると

徐々に気持ちは下がっていくものです。

 

恥ずかしくて相手の顔を直視できない

なんてドキドキした状況とは違うんです。

 

自分よりテレビの方が優先度が高い

ってことを意識的に感じる人と

無意識的に感じる人がいますが、

どちらにせよ不満が徐々に溜まります。

 

 

現代ではテレビでこうなる

というよりは

不マートフォンの画面を見ながら

というケースが増えているようですね。

 

最近ではそういう光景を

よく見かけるようになりましたが、

なにか作業しながら

適当に返事をされて

嬉しいと思う人は

ほとんどいないでしょう。

 

別に相手の顔を見なくても

言葉は伝わっているんだから

良いじゃないかって

反論されることもありますが、

その理屈でいきますと、

ショップ店員やサービス業の人も

スマホで遊びながら接客しても

良いということになりませんかね?

 

きちんとレジ打ちをしてくれて

必要なものを温めてくれて

お金を出す時や

ポイントカードを出す

空いているタイミングは

スマホでゲームをする

特にロスタイムはなく

作業できますが

こんなことやったら大クレームですね。

 

赤の他人と関わるときと

家族の話を一緒にするなって

言われるかもしれませんが、

家族の中で夫婦だけが唯一

血のつながってない他人ですからね。

 

親と子は血縁ですが、

夫婦だけはどこまでいっても他人なんです。

だからこそ、

最低限の気遣いやマナーというのは

あるべきだと思います。

 

その気遣いのなさが、

徐々にいろいろなところに出てくるわけです。

 

たかが視線と思わずに、

視線の力というのは

思ったよりも強いものなので

しっかり相手に向けて

相手の会話に集中することが

とても大事なことだと思います。

 

最後に相手の顔を見たのは

いつだったっけ?

視界には入っているかもしれませんが

まともにちゃんと見たのは

いつかなぁ~?

あれ・・・?

ってなった方は

危険信号が出始めてますよ。

気をつけましょうね