ストロベリームーンと恋愛成就について

6月17日はストロベリームーンでしたが

実際、空を見上げて見ると、

ぜんぜん赤くないじゃん!

むしろ黄色っぽい普通の満月!

ってショックを受けた方もたくさんいるでしょう。

 

夜遅い時間になると、

いつもどおりの月になってしまうので、

月が低い位置にいる

早めの時間帯じゃないと

赤っぽく見えません。

 

 

早い時間に見てみても、

これくらい感じなので、

ピンクっぽくなったり、

真っ赤になることはありません。

 

2015年6月3日に撮影された

ウィキペディアの写真でも

これくらいの感じです。

(https://ja.wikipedia.org/wiki/ストロベリームーンより引用)

 

恋を叶えてくれる月?

ストロベリームーンは

恋を叶えてくれる月と呼ばれています。

そのため、

カップルでこの月をみれば、

一緒に結ばれる!!

という迷信が広まりつつあります。

 

日本は、

恋愛成就イベントを作って

広めるのが大好きなお国柄なので、

このストロベリー・ムーンも

たくさんのイベントが開催されています。

 

しかし、

なぜストロベリー・ムーンが

恋を叶えてくれるとなったのかは

どこを調べても出てこないのです。

 

それもそのはずで、

ストロベリー・ムーンというのは

言葉の響きこそ可愛いものですが、

由来とされているものは

結構、現実的で実用的な感じです。

 

ストロベリームーンの由来と恋愛

ストロベリームーンの由来の1つに

ネイティブ・アメリカンが

イチゴの収穫時期に昇る月を

ストロベリー・ムーンと呼んだ

という説があります。

 

イチゴを収穫するためとなると

恋愛とはあまり関係性が出てこないですね。

 

そうなると

別の理由がいくつかくっついて

恋愛に結び付けられたと

考えたほうが良さそうです。

 

ヨーロッパでは、

ハニームーンと呼ばれることもあります。

 

Honey moonハニームーン

ハニムーン・・・

ハネムーン!

 

6月といえば、

ジューンブライド

 

そして、ハネムーン!

 

なんとなく、

恋愛要素が出てきましたね~

 

この時期にカップルで

一緒に満月見るような間柄

そして、結婚を意識する6月!

 

確かに、結婚を踏み切るには

ちょうどいいタイミングかもしれません。

 

そういえば、

古代ギリシャや中世のユダヤ人は

満月の日にしか結婚をしなかった

という記録が残っています。

 

それがなぜなのかというと

いろいろな説がありますが、

満月の日は、排卵をする女性が多く

タイミング的にバッチリという

要素があったからかもしれません。

 

ちょっとこじつけみたいに

なってしまいましたが、

まとめると、

 

ストロベリーの響きが可愛い

ハネムーンとも呼ばれている

ジューンブライドの時期

 

この3つが合わさって

恋愛成就の月とされたのでは

ないでしょうか

 

クリスマスでさえ、

「聖夜」「性夜」に変えてしまうのが

日本人なので、

きっかけがあれば、

なんでもいいのかもしれませんね~

 

 

ちなみに

月が赤く見える理由は

神秘的なものではなく、

地平線に近いところにあると

月の光(赤い光)

吸収されないため

赤く見えます。

 

空の低い位置にあれば

赤い月を見ることができるので、

それほど特別なことでは

ないんですが・・・

そういってしまうと

面白みもなにもないので

これくらいでやめておきますかね~