ピーリングの危険性と必要性

ピーリングといえば、

ニキビや毛穴の悩みに対して、

有効な手段として考えられ、

美容クリニックでは、

当たり前のように取り入れてますね。

 

さらに、ピーリングを自宅でもやりたい

という声が高まってきたことで、

ピーリング剤や化粧品が次々に登場し、

気軽に自宅でピーリングが出来るようになりました。

 

ただ、気軽にできるようになったからって

安心してはいけません。

 

 

というのもですね、

そもそもピーリングって何をやっているのか?

そこをちゃんと理解してからやらないと、

綺麗になるどころか、

顔が真っ赤にただれますよ。

 

 

ピーリングとは?

薬剤の力を借りて、

 

肌を溶かす、剥がす行為

 

の総称のことをピーリングと呼びます。

 

カタカナでピーリングと書くと、

なんか音の響き的にも、

可愛らしく聞こえますし、

なんとなく、危なくないように感じます。

 

しかし、英語で書けばPeelingですよ。

皮剥きとか剥離って意味ですね。

 

ケミカルピーリングなんて、

ちゃんと日本語にすれば、

化学の力で肌を剥離

 

きちんと日本語にすると

ちょっと怖くないですか?

 

 

はい、実際すごく怖いことをやってます。

 

ピーリングというのは、

薬剤を使って皮膚を溶かすことで、

新しい皮膚を早く作ってね!

という風にムチを入れる行為です。

 

そのまま放置してても、

なかなか自然には治らない、

ニキビ、シミ、くすみ、小じわ

ハリ感、そばかす、毛穴の開きの

治療法としてよく使われます。

 

治療法というくらいですから、

本来は医師以外がやるべきものじゃないんです。

 

なので、

自宅で簡単ピーリングという言葉は

魅力的ですが、とても危ないことなんですね。

 

どれくらい肌を溶かしていいのか?

薬剤の量はどれくらい必要か?

 

実際、美容クリニックの人たちでも、

正直あまりよくわかってないですよ。

 

そういう問題もあって、

ケミカルピーリング受けたら、

顔が痛くてどうしようもなかったという

経験をした人も少なくないんじゃないでしょうか

 

条件さえ揃えば、

確かにピーリングは治療法として

ありだと思います。

 

綺麗になる人もいますし、

逆に皮膚を剥がすくらいのことしないと、

なにやっても無駄になる

そんな人もいます。

 

 

ただし、

 

万人向けじゃないんです。

 

医師が行う治療法の1つですから、

じゃあ、綺麗になれるなら

私もやってみたい!

というものではありません。

 

 

ピーリング=キレイになる!

ではなく

 

ピーリング=溶かしたら綺麗になった人もいる

 

というものです。

 

 

もともと肌がきれいな人が、

ちょっとした角質を落としたい、

くすみをとりたいという感じに使うと、

むしろ前より肌のコンディションが悪くなります。

 

 

ケミカルピーリングは

リスクがあることを前提に行うものです。

 

 

市販薬や化粧品は?

 

では、市販薬や化粧品はどうなのか?

ここも気になりますね。

 

自宅でできるピーリング剤は、

医療現場で使われるものとは違い、

濃度が薄くなっています。

 

そのため、効果も下がるので、

ちょっとだけ安全性が上がります。

 

なぜちょっとだけ?

それは、自分で正しくやれているのか

わからないからですね。

 

そして、化粧品でよくある、

ピーリングジェルみたいなものは、

あまり肌を溶かさないんです。

化粧品レベルでものを作る以上、

たくさん薬剤を入れることができませんからね。

 

 

じゃあ、

ピーリングジェルは安全なんだ!

と思ったら大間違いなんです。

 

 

濃度が薄い割に・・・

(ケミカルピーリングの2~3%程度)

 

使った直後から、

ポロポロ角質が剥がれる感じ

やってて楽しいですよね。

 

あれ・・・実は角質じゃなくて・・・

ゲル化剤といって、

こすると固まってゴミみたいになる成分が

たくさん入っているんです。

 

古い角質がポロポロじゃなくて、

ゲル化剤がポロポロなんですねぇ・・・

 

 

一応・・・肌の汚れも取ってますよ。

 

界面活性剤でね!

 

 

これ以上書くと、悪口みたいになっちゃうので

まとめです。

 

 

まとめ

 

治療が必要なレベルで

肌トラブルを抱えている人は

医師と相談してピーリングするのも

ありだと思います。

 

ただ綺麗になりたいだけ人は・・・

肌とかしてツルツルにするなんて

危ないことやめたほうがいいですね。

 

少なくとも、僕なら絶対にやりません。

そして、おすすめもしません!