一般女性にアンケートをとってみると、
ほとんどの年代の女性が
黄ぐすみしているという
実感がないそうです。
日本人は黄色人種なので、
自分の肌が少し黄色くなっている
ということに対して
あまり敏感ではないのかもしれませんが、
この黄ぐすみというのは
放置しておくと、
乾燥肌になったり、
お肌がたるんできたりします。
元々あまり肌が白くないから
わかりにくいという人も
いるかもしれませんが、
現代日本で生活をしている以上
黄ぐすみしてしまうので、
ほとんどの人は放置しているだけ
ということになります。
そんな黄ぐすみについて
今回お話をしたいと思います。
黄ぐすみとは？
黄ぐすみというのは、
お肌が黄色くくすんで見えるものです。
ただ黄色く見えるだけなら
大した問題でも無いのですが、
黄ぐすみが始まると、
お肌の透明感が損なわれ、
お肌のハリ感も無くなります。
そのため、
ちょっと老けたなぁ
という見た目の印象になるでしょう。
黄ぐすみの原因は？
黄ぐすみしやすくなる
大きな原因は2種類
糖化とカルボニル化です。
ちょっとマニアックな言葉が
2つ出てきたので、
簡単にご説明いたします
糖化
糖化というのは
糖の過剰摂取することで、
糖とタンパク質が結びつき、
AGEという老化物質が生成されます。
このAGEが体内に蓄積すると・・・
お肌が黄色く、くすんでいきます
最初は少し黄色くなるくらいですが、
徐々に浅黒くなっていき、
日焼けしていないのに、
なんか黒くなってきた
と感じるようになります。
一般的に年齢が高くなると、
浅黒い人が増えてくるのは、
紫外線の影響というよりは
この糖化による黄ぐすみの
影響だと考えられます。
そして、
黄色くなるだけではなく、
糖化の厄介なところは、
化粧品でアプローチしづらい
コラーゲンやエラスチンといった
お肌のクッション材に
くっついて悪さをするため、
ちょっとずつ、
弾力が失われていき、
ヨボヨボした感じになっていきます。
たるんできたなぁ
ほうれい線が気になるなぁ
という人は、
糖化対策を考えてみても
いいかもしれませんね。
カルボニル化
カルボニル化というのは
脂質の過剰摂取によって起きます。
体内でカルボニル化が起きると
体内でALEというものが蓄積して
お肌が黄色くなっていきます。
糖化のときは糖でしたが、
カルボニル化は脂質によって起きます。
こちらの問題点は、
お肌の表面や角質層の
水分を蒸発させてしまうことです。
お肌というのは
水分量が減ると
それだけで老けて見えるものです。
カサカサになって、
黄ぐすみして、
バリア機能が低下することで
ちょっとしたことで
お肌のトラブルへ・・・
これは困ったものですよね。
水分量が少なくなれば
お肌の生まれ変わり
ターンオーバーも遅くなりますので、
結果的によれたお肌になっていきます。
糖化もいやですが、
カルボニル化も嫌ですね。
黄ぐすみ予備軍かチェック！
自分が黄ぐすみ予備軍なのか
簡単な方法でチェックできます。
黄ぐすみチェックリスト
・お肌がかたい
・紫外線ケアが不十分
・甘いもの大好き
・オレンジ色の口紅やチークが合う
このチェックが１つでも入ってしまったら
あなた黄ぐすみ予備軍です。
１つも入らなかったとしても・・・
油断してはいけないと思います。
黄ぐすみスキンケア
糖質カットというのは
個人的にあまり好きではないので
別の方法でケアできないか
考えてみます。
化粧品で黄ぐすみケアをするには
糖化対策成分が入っていないとダメですね。
ダイズ芽エキス
ローズ花エキス
このあたりがよく見かける成分だと思います。
次に脂質対策も同時にしないと
黄ぐすみしてしまうので、
ビタミンC
フラーレン
トラネキサム酸
このあたりもほしいと思いますね。
あとは美白化粧品として
安くて使い勝手が良いのが
プラセンタクリームだと思います。
このあたりも同時に使うことで、
黄ぐすみ対策しつつ、
美白していくことで
透明感を取り戻すスピードが
とても早くなると思います。
黄ぐすみというのは
自分ではちょっと自覚しづらい
ものなので、
気がついたら徐々に
黄ぐすみしていたというものです。
黄ぐすみが解消すれば、
透明感アップ
ハリ感アップ
うるおいアップ
するので若々しい肌を
手に入れることができます。
ちょっとしたことで
対策していけますので、
黄ぐすみケアしていきましょう。
