30代になると若い頃とは
ちょっと体臭が変わったなぁと
気づいてしまい、
これが加齢臭か?と
ショックを受ける方もいると思います。
男性の加齢臭というのは、
皮脂汚れや雑菌などによって起きる
腐敗臭ですが、
女性の加齢臭と呼ばれているものは
汚れによって臭くなっているとは限らず
10~20代前半くらいの
女性特有の甘い香りが
激減し始めるのが35歳前後です。
2016年にロート製薬が行った
アンケート調査によると
約80%の女性が、
「自分のニオイが気になる」
「体臭の変化を感じる」
という結果が出たそうです。
臭くなったという話とは
また別のお話なので、
男性の加齢臭と
女性の年齢からくる体臭の変化
両方を加齢臭と呼ぶのは
紛らわしいので、
男性の加齢臭は腐敗臭
女性の体臭変化を加齢臭
と呼ぶほうがよいと思います。
そんな30代くらいになると
自分の体臭が変わったと感じる原因を
ロート製薬が調査したところ
ラクトンC10、ラクトンC11
という成分が減少していることから
若い女性特有の甘い匂いが
なくなっているということが
解明されました。
30代から激減するラクトン
10代のころは体臭の中に
ラクトンC10,、C11という成分が
高濃度に含まれているのですが、
20代になるとラクトンC10が激減します。
しかし、ラクトンC11は10代の頃と
あまり変わらないため、
そこまで大きな変化を感じないかもしれません。
あまり品の良くない表現をすると
俗に言う女子高生の香りと呼ばれているのは
このラクトンC10です。
女の子特有の甘い感じの匂いで
香水やシャンプーの匂いとは別に
独特の良い匂いがするのは
この成分のおかげだったようです。
自分では気づかないこともありますが、
異性はこの匂いを感じ取りやすいです。
僕がまだ十代だったころ、
なんの香りなんだろうって
ずっと不思議に思っていましたが、
まさかラクトンの香りだったとは驚きです。
このラクトンの量は
ある程度個人差はありますが、
30代の中盤くらいになると
ラクトンC10とC11の両方が
ほとんど体臭に含まれておらず
あれ・・・?って感じる人が
出てくるようです。
自分自身の体臭の良し悪しを
判断するというのは難しく
他人もいちいち指摘するような
話ではないので、
なかなか気づきにくい部分ですが、
なんとなく若い頃とは
なにかが違うなぁと
違和感を感じている人が
かなりいるようですね。
他人はラクトンの匂いを嗅ぐと若いと感じる
ほとんどの人が
ラクトンの香りがどんなもので
そんな成分が体から出ている
というのは理解していませんが、
ラクトンの香りを嗅ぐと
若々しいなぁ
女性らしくて魅力的
と直感的に感じるそうです。
実年齢40歳の女性の方に
ラクトンの香りをつけるケースと
石鹸の香りをつけるケースで
アンケート調査した結果によると
石鹸の香料と比べると
ラクトンの香りが漂っているほうが
魅力度が174%になるという
調査結果も出ています。
魅力度という言葉が
イマイチピンとこない表現ですが、
女性らしさ、若々しさ、なんとなく素敵
といった直感的に感じる部分で
高い評価を得ているようです。
加齢臭を落として若い頃の香りに戻るには?
若さの象徴というベキに香りが
ラクトンの匂いだったというのが
わかっているなら、
ラクトンC10とC11の香りを
外から着けてあげれば、
若い頃と同じような香りになるわけです。
年齢による変化で
体の中で作られにくくなっているなら
外から補えばよいだけです。
スキンケアと同じ考え方ですね。
足りないものは外から補う
それが30代からの加齢臭対策に
ぴったりな方法だと思います。
ラクトンが若さの匂いというのを
解明したロート製薬から
ラクトン含有のボディーソープが
販売されています。
アマゾンでの売上を見ても
かなり人気がある商品のようですね。
値段もそこまで高くないですし、
加齢臭をなくして
若い頃の体臭に戻るには
ちょうどよいアイテムではないでしょうか
ラクトンというのは
匂いがよいだけではなく、
皮膚の炎症をおさえてくれる効果もあるので、
見た目に置いても若々しい肌に
戻っていけるのではないでしょうか
男性がラクトンまみれになると
どんな印象を与えるのでしょうね
プラスに働くのか
マイナスに働くのか
少し気になるところです。
おネエ系の人に協力してもらって
どのような印象になるのか
調査してみたいものですね。