一般的に、『むくみ』といえば
細胞と細胞の間に水分が溜まって
起きてしまうと言われているため、
水分のとり過ぎ
塩分のとり過ぎ
には注意しましょう
というお話をよく耳にします。
しかし!!
それは一般的にはそうなんですが、
こと女性に関しては、
『たんぱく質不足』が
原因なことのほうが多いです。
えっ?
なんでたんぱく質が足りないと、
細胞と細胞の間に水分が溜まるんですか?
とちょっと不思議に思うかもしれませんが、
順を追って説明を聞いてみると、
あっ確かにそうだね~
となると思います。
たんぱく質という栄養素は、
血液によって全身の細胞に
運ばれていきます。
この時に、
たんぱく質の量が足りないなと
体が感じると、
血液中のタンパク質濃度を上げるために
血管内にある水分を追い出そうとします。
血管内から追い出されてしまった水分は、
行き場を無くしてしまい・・・
細胞と細胞の間に溜まっていくわけです。
その結果、
『むくみ』
が起きてしまうんですね~
通常の状態であれば、
この溜まった水分は、
老廃物として回収され、
自然と無くなっていくのですが、
たんぱく質が常に足りていない
状態が続いていくと、
この老廃物の回収作業が
追いつかなくなってくるです。
これが、
慢性的にむくむという原因です。
リンパの流れを良くして、
老廃物をなくせば、
むくみは解消するので、
マッサージやエステなどで、
『リンパ』という言葉が
多用されるのはこういう理由です。
ただ、
リンパの流れを良くしても、
根本的な原因はそこではありません。
リンパの流れが悪いから
むくむんですよ~
というのはそうかもしれませんが、
元々は、たんぱく質が足りないことで、
血管の水分が追い出され、
行き場を無くした水分が老廃物になる
ということを繰り返しているので、
いくらリンパに老廃物を回収させて
キリがありません。
私はむくみやすいんですよ~
そういう体質なんです!
ということはなく、
単純に栄養不足なことが
女性の場合は多いと思います。
明らかに私は
水分や塩分を摂りまくっていて、
夜中に食べるラーメンがたまらないんです!
みたいな日々を過ごしていない場合は、
たんぱく質不足だと思うので、
むくみが気になる方は、
たんぱく質不足を疑ってみましょう。
ここで一つ注意が必要なのが、
たんぱく質ってどれくらい摂ればいいの?
というお話です。
むくんでいる状態のときは、
通常時より足りていない状態なので、
少し多めに摂らないといけません。
だいたいの目安として、
自分の体重の1000分の1です。
例えば、
体重が60キログラムであれば、
たんぱく質は60グラム
体重が100キログラムであれば、
たんぱく質は100グラム必要になります。
だいたい60グラム前後かぁ~
それくらいなら肉も食べてるし、
普通に摂ってるかなぁ~と思うかもしれませんが
実は、お肉を食べても、
たんぱく質として体に行くのは、
20%くらいです。
なので、
60グラムのたんぱく質を摂ろうと思ったら、
300グラムの肉を食べないといけません。
男性なら300グラムのステーキを食べる
というのはそれほど苦ではありませんが
女性だとなかなか厳しい量ですよね。
僕の周りでも、
300グラムくらい余裕かな
なんて言ってる女性は、
数えるほどしかいません。
そのため、
女性はたんぱく質不足に
陥りやすくなります。
ステーキだけでたんぱく質を
摂ろうとしたら、
なかなか厳しいので、
卵、鶏肉、大豆製品、味噌汁
こういうものを組み合わせれば、
なんとかなると思います。
肉が食べられない人や
菜食主義、ヴィーガンの方は、
納豆、味噌汁、豆腐、豆乳などで
補いましょう。
その中でもイチオシは高野豆腐ですよ。
とはいえ、
毎日、毎日60グラムのたんぱく質を
食事から補うのはとても厳しいです。
男性で考えても、
毎日300グラムのステーキというのは
金銭的にも辛いですよね~
そんな悩みを解決してくれるのが、
プロテインなんです!!
プロテイン=筋トレ
というイメージは昭和の発想ですよ。
さすがにちょっと古いです。
平成以降は、
健康維持、美容のために飲む
万能美容ドリンクとして
重宝されています。
コンビニのSAVASは
そこまで美味しくないので、
粉のものをアマゾンで買うのが
おすすめですよ。
特に人気があるのが、ココア味ですね。
ちょっとしたデザート感覚で楽しめます。
牛乳が飲める人は、牛乳で割るといい感じです。
もっと甘くなきゃ嫌なのという人は
リッチショコラですかね~
いろいろ種類がありますので、
お好みの味で楽しみましょう。
飲んだことない人が
イメージしているよりも
美味しいと思います。
むくみが気になる人は、
今日からプロテインだね!
ちなみに、
マッサージも効果的なので、
合わせてやるといい感じですよ。