いつの頃からだろうか
お酒を飲むとハゲるという話が
広まったのは。
インターネットで飲酒 薄毛とかで
検索すると大量に記事が出てきます。
内容を読んでみると、
それっぽい理屈で話が展開され、
あぁ確かにハゲそう・・・
と思ってしまいますね。
しかし!
本当に飲酒とハゲには因果関係があるのか?
それを今日は考えてみたいと思います。
飲酒をすると体内で何が起きるのか?
ここから考えてみましょう。
お酒を飲むと、アルコールを分解するために、
肝臓がフル回転します。
その時に、ビタミンや亜鉛が
大量に消費され、
さらに、尿によってミネラル類も
たくさん流れます。
一時的に、血液中の栄養素が
かなり薄くなるというのが、
飲酒やジュースを飲んだ時の特徴です。
このお話が取り上げられ、
育毛や発毛に影響を与える
つまり、ハゲる!
という話につながっているわけです。
しかしね~
この理屈で考えるなら、
大量に水を飲んでも似たようなことが
起きるわけですよ。
水を飲みすぎて、
オシッコが近くなる。
そして、頻繁にトイレに駆け込み
出しまくりとなれば、
血中の栄養素はどんどんなくなり、
ミネラルも枯渇
髪の毛の発育に重要な
ミネラル類が少なくなり・・・
ハゲる!!
って話になっちゃいません?
水もダメ
お酒もダメ
そうなってくると、
野菜もダメになりますよね?
野菜はほとんど水分です。
90%以上水分で出来ていて、
キュウリに至ってはほぼ水です。
つまり、キュウリを食べすぎると、
水分過多になって、
オシッコが近くなって、
頻繁にトイレに駆け込み、
ミネラル分を排泄して
結果的に・・・
ハゲる!!
・・・
んなわけあるか!
って感じですね。
この話を逆に考えれば、
ミネラルを大量に摂れば、
生えるという話になります。
えぇ~
亜鉛とってれば、生えるの?
ほんとぉ?
亜鉛摂りすぎて、
精力旺盛になって、
男性ホルモンがびんびんになって、
逆にハゲたりしない?
ということが逆に心配になります。
さて、こんな感じで理屈で考えても
しょうがないので、
ハゲの専門家にちょっと聞いてみました。
その結果、
飲酒と薄毛に関係性はあまりない!
というお話でした。
ただし、飲酒そのものが原因ではなく、
飲み会が多い=ストレス過多
という図式から、飲酒が多いとハゲるという
可能性はあるそうです。
アルコール分そのものが問題ではなさそうです。
まぁ飲酒する機会が多いということは、
それだけ、面倒なことが多いということですね。
美味しいお酒は、適量飲めば百薬の長です。
しかし、つまらないお酒
面倒な人間関係
タバコがモクモク
この場に数時間いることを考えると、
確かにハゲそう!!
っていうか、ハゲる!!
そして、ハゲ研究若手のホープ
20代の研究員に聞いてみたところ、
どうやら、ハゲに影響するのは肥満のようです。
あぁ~昔から
チビ、デブ、ハゲと3拍子
揃ってましたしね。
それはありそうです。
医学的にはBMIが25以上になると、
男性型脱毛症(AGA)と関係性が
出てきます。
肥満の方が、飲酒より遥かにハゲやすい
ということですね。
ただ、研究員達と話していてわかったのですが、
やっぱり、ハゲのことを気にしすぎることが、
もっともハゲる感じがします。
好きなものを食べて、
美味しいお酒を適度に飲んで、
楽しく生きる
これがハゲない秘訣ですね。
それでもハゲたらどうするかって?
それはハゲるべくしてハゲたのです。
そう、まさに運命!
運命に抗うことは
とても険しい道のりになるため、
ときには、諦めも必要です。
長い友と書いて髪ですね。
その親友との決別は、
とても悲しく辛いでしょう。
しかし、別れがあれば出会いがある
きっとこの先良いことがありますよ。