自由業一つ間違えれば不自由業

サラリーマンを辞めて、

独立開業して、

自由になるぞ~!!

と意気込んでる

パワフルな人ほどなりやすい

 

自由業と言う名の不自由業

 

今日はそんなお話をしたいと思います。

 

こんな書き方をすると、

なんかネガティブな話に

見えるかもしれませんが、

決してそんな話ではありません。

・・・たぶん(笑)

 

 

サラリーマンを辞めて、

独立開業したいと思う人に

多いニーズとして、

自由な時間が欲しい

というのがあると思います。

 

サラリーマンをしていると、

毎朝決まった時間に出社して、

定時で帰れることは稀で・・・

帰れたら帰れたで、

残業代がつかないから、

翌月の給料が微妙になる

という日々を過ごしていると思います。

 

給料のもらい方は色々ありますが、

基本的に労働者というのは、

自分の時間を切り売りして、

給料を貰うものです。

 

労働関係の法律を見てみると、

出退勤の管理が必要なので、

形の上でも、

仕事始めと終わりは記録します。

 

つまり、会社員というのは、

基本的に時間に縛られるのです。

 

その縛られた時間があるから、

給料がもらえるわけですね。

 

すご~く極端な例を出せば、

効率よく定時に終わるように

仕事をする有能な社員より

 

1~2時間残業して、

頑張ってるふりをする社員のほうが

給料が上になるわけです。

 

長期的に見れば出世や手当で、

差が出るかもしれませんが、

基本的に会社員というのは、

会社に残って頑張ってる感を出し、

時間を無駄に消費することで、

給料を稼ぐことができるんです。

 

 

そういった会社のシステムに

嫌気が差して

独立される方はすごく多いと思います。

 

独立して、個人事業主、

フリーランス、開業すると、

働き方が自分で選択できるようになります。

 

 

自分が働きたい時に、

好きなだけ働けます。

休みたいと思えば、

いつでも休みをとれます。

 

だって、自分の会社なんだから、

当然、すべて自由ですよ!

 

いっぱい稼ぎたいなら、

たくさん仕事をすればいい

 

ほどほどで良ければ、

長期休暇とってもいい

 

ほんと独立してよかった~

時間を自由にできるって

ほんと幸せだなぁ

 

もうサラリーマン時代になんか

戻れないよ

みたいな話よく聞きますよね?

 

 

成功した感じの人は

だいたいこういう話を言うと思います。

 

さてさて、

独立すると本当に自由なのか?

 

そこを改めて一緒に考えてみましょう。

 

 

まず開業したての頃というのは、

仕事の依頼が来ると、

めちゃくちゃ嬉しいです。

 

それこそ、滅多なことでは

断ったりしませんし、

実績づくりのために、

多少面倒なことでも受けるでしょう。

 

収入が不安定な時期ですから、

その不安を取り除くために、

次々に仕事をとっていきます。

 

そして、週のほとんどの

スケジュールが埋まる頃になると、

手帳を見て・・・

あれ、今週の土日はなんの予定もないなぁ

なんかアポ入らないかなぁと考え、

なんかしらの予定を入れてしまいます。

 

独立開業すると、

予定がない日=休みの日なのですが、

決してそれが嬉しい日ではなく、

暇な日という感じになるんですね。

 

1日2日ならまぁいいかと思えますが、

一週間全部予定がないと、

かなり暇・・・というか怖くなってきます。

 

このまま、ずっと暇だったらどうしよう

みたいなそんな感じです。

 

会社員と違って、

安定した固定の給料があるわけではないから、

休みの日に対する考え方が、

少し変わってしまう人が多いです。

 

休み=暇な日=危険みたいな

 

そうなると、

躍起になって予定を埋め始めますよ。

 

朝早く起きなくてもよくなった

という点を除けば、

むしろ会社員時代より忙しそうに

している人を多くみかけます。

 

自由業だけど・・・

時間に関してはむしろ不自由になってる

 

独立すると、

来月も稼げるのか不安になって、

陥りやすいんですよ。

 

いきなり会社を辞めて、

独立しようとすると

陥りやすいので、

注意しましょうね~

 

考え方によっては、

会社員というのも決して悪くないですな

どう活用するかだと思います。