ペンと鏡でできるコミュニケーション能力が上がる脳トレ

コミュニケーション能力を高めるためには

誰かと会話をたくさんして

経験を積めばよいというものではありません。

 

 

スポーツとかで考えれば、

運動が苦手な人がいきなり

試合に出てたくさん勝負すれば

そのうちうまくなるよって言われたら

えっ・・・って気持ちになるでしょう

 

うまくなる前に、

心が折れてそのスポーツが嫌いになる

ということもあるでしょう。

 

ランニングしたり、

軽い筋トレをやったり

試合に出る前にやることって

たくさんあると思います。

 

 

会話も一緒です。

コミュニケーション能力を

高めるための筋トレに相当するものが

脳トレです。

 

相手が話していることを理解したり、

遠回しな表現をされたときに

どういう裏の意味があるのだろうか?

という推理をする能力を高めるのであれば、

経験も大事かもしれませんが、

角回という脳の領域を鍛える必要があります。

 

角回を鍛える脳トレ

角回を鍛えるために必要な道具は

鏡、紙、ペンの3つです。

 

この3つを使って何をやるのか

といいますと

鏡を見ながら、

紙に文字を書くだけです!

 

こんな感じに鏡を自分の目の前において

手元は見ずに鏡の中を見続けながら

ひらがなを書いてみましょう。

 

手元を見ながら書いてしまったら

誰でもできますから

脳トレになりませんよ。

 

最初は、あいうえお

と連続で書いてみましょう。

慣れてきたら、

カタカナに挑戦してみましょう。

 

それも慣れてきたら、

自分の名前を漢字で書いてみましょう。

思った以上に綺麗に書くのが難しいです。

 

なんか頭の中がぐちゃぐちゃしてきます。

それでも、手元は見ずに頑張って

文字を書き続けると

視覚から入ってくる情報と

動作が一致しないことに

脳がパニックになって、

なんとか修正しようと頑張り始めます。

 

特に30歳を過ぎると劣化しやすい

前頭葉が刺激されて、

活発になっていきます。

 

そこから、

頭頂葉と後頭葉の境目にある

角回という領域が活発になり

相手の遠回しな表現を理解できるようになったり

比喩的な言い回しを理解しやすくなります。

 

 

最初のうちのは

文字を書いているだけでもいいですが、

もっとなれてきたら、

簡単な図形を描いてみるのも良いと思います。

 

ただの四角を描くだけでも

けっこう大変ですよ。

 

□ △ ○とか

いびつにならないように

鏡を見ながら描けるようになったら

いい感じにトレーニングできています。

 

一度できるようになっても

脳は衰えていきますので、

鏡をみながら文字を書くというのを

定期的にやってみてください。

 

 

さらにレベルを上げたい人は、

鏡を見ながら折り紙をしてみましょう。

普通に折ってもそこそこ難しい折り紙を

鏡越しに行うわけです。

 

折り鶴を綺麗に折れますかね~

なんかやってみたくないですか?

 

鏡越しにいろいろやっているうちに

会話の理解度が上がり、

スムーズな対応ができるようになります。

 

理解度が上がるということは

経験を積むごとに

自分のものにもしやすくなるので、

どんどんコミュニケーション能力が高くなります。

 

たくさん会話を行う前に

まずは脳トレをしてみるのはいかがでしょうか