みんな満足!美人は定価のブス割マーケティング

ブス割マーケティングという

名前だけを見てみると、

ちょっと嫌な気持ちになるかもしれませんが、

実際の試してみると、

意外とお客様の反応が良く、

リピーターも増え、

お店側の利益率も高くなっています。

 

さて、

そんなブス割マーケティングというのは

どういうものなのか

お話したいと思います。

 

ブス割マーケティングとは

飲食店などで行いやすい

すごく簡単な手法です。

 

見た目がブスなお客様は

5割引きになります。

ご希望の方はブス割希望

入店時にお知らせください

という告知をするだけです。

 

えっ?

お客様をブスだと判断したら

割引をするって失礼じゃないですか?

と感じるかもしれません。

 

しかし、

この割引を行うことは

絶対にないのです。

 

 

ブス割の例

飲食店を例として

説明したいと思います。

 

 

入店時にお客様から

「ブス割希望です」

と言われたとします。

 

しかし、

店員さんは

お客様みたいな綺麗な方は

正規料金ですよ~

とブス割をお断りします

 

そうすると、

割引にならなかったことに

不満を持つ人もいるかもしれませんが、

自分は綺麗、ブスじゃないって

認められたことで、

ちょっと気分を良くしてしまうわけです。

 

仮に本当に可愛くない人でも

どんなことがあっても、

相手を褒めてブス割引をしない

というのが基本です。

 

最初のうちは、

かなり厳しい方もくるかもしれませんが、

徐々に可愛い感じの

お客様が増えてくるようです。

 

 

自分は絶対にブスじゃないって

わかりきっているのに、

あえてブス割引を希望して

「あ~あ、やっぱ無理かぁ~

ギリギリいけるとおもったんだけどなぁ~」

って内心は思っていないけど、

ちょっとうれしそうに

残念そうにする人が出てきます。

 

自尊心をくすぐる方法として

かなり有効な手法なようです。

 

こうやって文字としてみると

なんか嫌な客ばかりが

集まりそうって感じるかもしれませんが、

意外とそうでもないようですね。

 

他の割引サービスと違って、

誰も割引されていないわけですから

特別損をした人もいなければ

金銭的に得をした人もいないわけです。

 

そういう意味では、

学割や平日限定でとかよりも

平等なシステムです。

 

さらに満足度を上げるために、

入店時の受付の人を

イケメンにするケースもあるようです。

 

逆に嫌味っぽくならないように

いい感じのオジサンを配置する

ケースもあるようです。

 

あなたはブスじゃないですよ

可愛い、美人です

だから割引できません

って普通の商売の逆パターンなんですよね

 

よくあるのは、

美人だからおまけしてもらえるとか

本当はそんなサービス無いけど

あれこれやってくれるというのは

あると思います。

 

しかし、

美人だからダメ

可愛いから割引できない

っていうのはなんかすごいですよね。

 

応用例:ブス割マーケティング

美人は正規料金で

ブスは半額では

結局割引が無いわけで、

客層によってはうまくいかないケースが

あると思います。

 

そんなときは、

少し応用した使い方を

してみましょう。

 

美人な方は2割引き

ブスな方は半額

 

というシステムにすれば、

すべてのお客様が2割引で

購入できるようになります。

 

いつもよりも

安くなっていますよという

アピールをするのは

よくある話です。

 

しかし、

美人なら2割引き

ブスなら半額(絶対にしない)

 

すべてのお客さまが割引になり、

美人認定もされるわけです。

 

ブス割の欠点

どんなマーケティング手法にも

もちろん欠点があります。

 

このブス割マーケティングも

一部のお客様からは

とても反感を買うことでしょう

 

というのは、

相手が美人であれ不美人であれ

褒められるとムカついたり、

嫌味にしか聞こえない

という心の状態の人がいます。

 

本当に誰が見ても可愛くて

美人だったとしても、

褒められてもピンと来ない人もいますし

私なんかぜんぜん・・・って

本気で落ち込む人もいます。

 

このような自己肯定感が低いタイプ

お客様を集客したいビジネスには

まったく向いていない手法になります。

 

 

他にもこんな指摘をする方もいます

本当は割引したくないから

ウソで可愛いとか美人って言ってるんでしょ!!

最初から割り引くつもりがないなら

ブス割なんて始めるな!

なんて声も出てきます。

 

美の基準なんていうのは

人それぞれなので、

ウソで言っているなんて

言われる筋合いはないお話です。

 

正義感がある?感じの人が

こういう指摘をしてきますが、

ではブスがブスであるための

条件と線引を教えてほしいくらいです。

 

少なくとも僕から見たら可愛いし

美人に見えるという主観評価なので

客観性は必要ないと思います。

 

こんなクレームが来ても

すみません、本当に可愛いと思ったんです

いくらお客様がブスだと言われても、

まったくそう感じないので、

ウソついてブスだなんて言えません

って謝り続けるしか無いわけです

 

いくら謝っても、

どう見ても私はブスでしょ!

いえいえ、可愛いです

ブスなんだから割引しなさいよ

可愛いから無理です!!

ちょっと目がおかしいんじゃないの!

人よりも目が良いから可愛さに気づけるんです!

 

とまぁいくらやりとりしても

こうなるだけです。

 

 

 

ブス割というのは

わかりやすいテーマだったので、

参考例として出しましたが、

容姿で区別しないで

別の判断基準を作ってもいいと思います。

 

いろいろなアイディアを出して

単価アップ、リピート率アップを

目指したいですね~