夏バテ対策にはなぜウナギなのか?

今年は7月20日が

土用の丑の日ですね~

二の丑は8月1日です。

 

土用とはいうけれど、

土曜ではなく金曜ってあたりが

なんとも紛らわしいですね~

 

土用の丑の日にウナギを食べるという

文化は結構古くからあり、

1770年代から広まってみたいです。

 

この頃なにがあったのか?といえば、

杉田玄白らが解体新書を出版した年ですね。

 

といわれても、あまりピンときませんね。

 

一説によれば(実際はよくわからない)

夏にウナギが売れなくて困ってるんですと

平賀源内に相談したところ、

「本日丑の日」という張り紙を張って

宣伝したらめちゃくちゃ売れたそうです。

 

それを見た他のうなぎ屋も、

うちも真似しようとなって、

土用の丑の日にはウナギを食べるという

文化が生まれたという説があります。

 

 

となれば、

わざわざ土用の丑の日に、

ウナギを食べなくてもいいのでは?

と思っちゃいますよね。

 

 

確かに現代日本は飽食の時代です。

夏だからウナギを食べて、

栄養を摂ろうなんてしなくても、

いくらでも他の手段があります。

 

だから無理して食べなくても

いいんじゃないかなぁと言っている

先生方もたくさんいますねぇ。

 

 

確かにウナギじゃなくても良い気がします。

 

でも、夏バテ熱中症を防ぐには、

ウナギは結構効果的ですよ。

 

それはなぜかっていうと、

ビタミンB1が豊富に含まれているんです。

 

このビタミンB1というのは、

糖質をエネルギーに変える時に、

とても必要になります。

 

暑い日が続くと食欲もなくなり、

さっぱりした麺類を食べたり、

冷たい飲み物をいっぱい飲んだりしますね。

 

その時に得た糖質を、

体のエネルギーにするには、

このビタミンB1が重要なんです。

 

いろいろな食事から

ビタミンB1は摂れますけど、

特に効率が良いのが鰻なんですねぇ

 

ほかの食べ物だと、

豚肉でもビタミンB1は摂れます。

 

でも土用の丑の日に

わざわざ豚肉にしなくても

いいじゃないですか~

たまにのことなんですから、

ウナギを食べましょうよ~

 

単純に夏バテ対策を考えるなら、

白米を玄米に変えれば、

さらにいい感じです。

 

糖質をどんどんエネルギーに

変換して夏バテ対策しましょう。

 

さらにビタミンB1を

輝かせるに必要なのが、

アリシンです。

 

ニンニクやニラに

含まれています。

 

いかにも、バテにくそうな

食品たちでしょう。

 

夏バテ対策にいいのは、

 

鰻、ウナギ!!

 

と言いたいところですが、

豚肉+ニンニク+ニラを炒めて、

クックパッドより

 

 

 

 

 

 

 

 

こんな感じのものを作ると、

とても良さそうですね。

 

あれ・・・土用の丑の日は

鰻じゃなくてもいいのかな?

 

なんか、無理して食べなくても

良い気がしてきましたね~

豚肉ニンニクニラ炒めのほうが

安いしね~

 

いや、滅多に食べないんだから、

やっぱり鰻かな。

 

せっかく200年以上続いている

伝統なんだから

効率がどうとか代替案があるとか、

そんなケチくさいこと言わないで、

鰻を食べましょう。

 

ビタミンB1のみならず、

A,B2,B6,B12,D,Eなども入ってます。

天然のマルチビタミンだね。

 

そして夏バテ対策に必要な

ミネラルも豊富に入ってます。

水分取りすぎてバテてる人に必須だね。

 

DHAやEPAも入ってるからね。

動脈硬化にも良さそうだね。

 

紫外線で焼かれたストレスも

取り除いてくれるかもよ~

 

なんか鰻、食べたくなってきました?

 

元々は売るために広めたとはいえ、

鰻が夏バテに良いというのは、

間違っていないと思いますよ。

 

土用の丑の日じゃなくても

いいから夏は鰻を食べよう