人生100年時代という言葉が
近年騒がれています。
日本の平均寿命も年々上がってきています。
1950年:59.57歳
1960年:65.32歳
1970年:69.31歳
1980年:73.35歳
1990年:75.92歳
2000年:77.72歳
2010年:79.64歳
近年を見ると、
10年で2歳ずつくらい増えています。
2010年に生まれた子は
計算上、97歳くらいまで生きます。
今8歳の小学生は、
2107年まで生きるんですね~
もうちょっと頑張って
2112年まで生きれば、
ドラえもんが製造された年になります。
今年生まれた子なんかは、
ドラえもんが生まれる年代まで
生きることができるんですね。
なんか羨ましいです。
ととても未来の話をしているようで、
今年生まれた子にとっては、
人生100年時代が到来します。
親御さんの世代にとっては
100年まで生きなくても、
90歳くらいまでは
生きる可能性が高いです。
そのため、
日本政府も人生100年時代構想推進室を
作って将来に備えようとしています。
本来なら喜ばしいことなのですが、
結構、悲観的な意見が多いです。
どうしても考えてしまうのが、
そこまで長生きできるのはいいとして、
どうやって食べていこうって話です。
定年後はどうすればいいんだ?
年金も破綻してきている
高齢化社会で人口減
未来に希望が持てない・・・
あぁ長生きしたくない!!
そんな声を多く耳にします。
今現在、働き盛りの
30代、40代が老後が不安になり
このような発言をしています。
今のままの生活が
あと40年以上続くのか
つらすぎる・・・
みたいな感じですね。
特に働いている業種によっては、
斜陽産業でこれから先に、
売上が大きく上がることがない
むしろなくなるかもしれない
お仕事をしている人は
かなり絶望しています。
将来・老後が不安というのは
分からなくもないです。
ただ、
そんなあるかどうかもわからない、
40年も先の未来を考えてもねぇ
とも思います。
5年先、どうなっているのかを
想像するのもなかなか難しい時代です。
逆に40年前の人に、
2018年は日本は不況続きで大変ですよ
って言っても誰も信じなかったでしょう。
もう40年さかのぼって、
80年の前の人に、
日本はどういうわけか、
他国と戦争しなくなりました
見かけ上は平和に過ごせてます。
といっても、信じてもらえないでしょう。
このように、40年も進むと
信じられないくらい社会の仕組みや
価値観、文化が大きく変わります。
「今のまま」40年続くなんてことは
絶対ないわけです。
むしろ、
昨日と変わらない今日があって
今日と変わらない明日がある
これは幸せなことですよ。
明日生きたいと望んでも
叶わない人がたくさんいるんですから。
同じような日々は退屈で
楽しくないと思うなら、
平均寿命や社会のせいにせず、
なんか新たな楽しみを見つけたほうが
良いと思いますね。
将来が見えないというのは、
お先真っ暗、
一寸先は闇だからなのではなく
まばゆく光ってるから直視できない
ってこともあります。
明るすぎても暗すぎても
前って見えなくなっちゃんですよね。
さて、どちらの理由で見えないから
不安なのでしょうね。
日本のことだけで考えるなら、
眩く光りすぎて前が見えなくなってる
ような気がしますけどね~僕は