世界で通じる日本語の意味が変化samraiが盗撮?

一昔前は英語では表現ができない

日本語特有の言い回しなどが

そのまま英語になるということが

たくさんありました。

 

例えば、

日本人ならよく使う

「もったいない」

という言葉

 

この言葉を英語にしようとすると

What a waste!

になりますが、

ちょっと意味合いが違うように感じます。

 

食べ物を粗末にするともったいない

を英語にすると

Don’t waste food.

になりますが、

なんかきつい感じがします。

 

とまぁ

そのままでは日本語の

ニュアンスが伝わらないため

今では「Mottainai」

で通じる人が増えています。

 

他にも有名なものだと

カラオケ

折り紙

漫画

なども世界標準語化しています。

 

 

naniの世界的な流行

元が日本語だったということが

わからないくらい

世界に浸透してしまった言葉が

日本語の「何?」

 

nani?

ってコメントする人が

世界中で溢れかえり

この言葉の意味を知らない人が

naniってどういう意味?って

質問をして口論になっているネタが

流行したのは面白かったですね。

 

知らない人のためにご紹介しますと

A「What is nani?」

と質問して

B「nani is what」

と返答します

Bは何はWhatという意味だよ

と返答したつもりですが

Aには、naniってなんなの?

って伝わってしまい

A「I’m just asking you what is nani?」

だからそれをお前に聞いてんだよ!!

とブチギレて

 

B「I have already answered nani is what」

もう答えてるんだろ、何はWhat

 

A「That’s why I’m asking you what nani is」

 

と不毛なやり取りが続きます。

スタンダップコメディみたいな

面白さがあっていいですよ。

 

今ではちゃんとnaniの意味が

わかっている人が増えているので

こんな喧嘩にもならないのでしょう。

 

 

今ではnaniだけではなく、

なん・・・だと! Nandato

馬鹿な! Bakana

も通じるようになっていて

日本のアニメや漫画の影響力って

なかなかすごいですね。

 

最近はあまり言わないかもしれないけど

「もしもし」なんかも

海外だとウケが良い国もあります。

 

日本語で発する「し」の音が

心地よく聞こえることがあるようですね。

 

 

このように日本語が

徐々に世界に広まっていっているのは

とっても嬉しいことなのですが、

困った問題も少しずつ起きてきてます。

 

本当の意味とぜんぜん違う意味に

なってしまっている

日本語が増えてきています。

 

いちばん有名なのだと

先輩という日本語が

Senpaiで通じるようになったのはいいのですが、

英語圏でSenpaiというと

「自分の気持ちに気づいてくれない人」

という意味合いになってしまいます。

 

アニメや漫画から日本語を学ぶと

先輩と使われるのが

体育会系のノリではなく、

恋愛系になってしまうのも

しょうがない気がしますね。

 

とはいえ、

そんなに的外れでもないですし

嫌な意味になっていないので、

いいんじゃないかな~と思えますが、

外国人に大きな影響を与えているのは

なにも漫画やアニメだけではないんです。

 

ドラマやビジネス・・・?

いえいえ、そんなのは微々たるものでしょう

ものすごいレベルで影響を与えている

コンテンツそれは・・・エロ動画です。

 

侍samuraiの意味は?

そのエロ動画界隈で

侍 samuraiという言葉の意味が

「盗撮もの」という意味に

なってしまったようなのです。

 

あまり詳しくないので

真偽の程は定かではありませんが

一説によると、

「覗き侍」というものが

人気になってsamurai=盗撮

となってしまったらしいです。

 

とんでもないネーミングですね。

せめて侍じゃなくて忍者だったら

しょうがないかなみたいなところがありますが

侍=盗撮ってものすごく困ります。

 

他にもエロを通して

日本語が浸透してしまったものが

ぶっかけです。

別に日本特有なものじゃないのに

これも世界で通じる言葉になってしまいました。

 

その影響で困ったことがもう1つ起きています。

日本に観光で来て

うどん屋さんに入ったときに

かなりびっくりするそうです。

 

なぜかといいますと

メニューに「ぶっかけうどん」ってあるでしょう

 

ぶっかけの意味が

変なふうに伝わっていて

「うどん」はうどんとして

外国でも通じる言葉になっているので、

とんでもないメニューがある

と勘違いするそうですね。

 

 

この調子で日本語が

翻訳されることなく

世界中にそのまま広まり続けると

言葉の意味がどんどん変化して

日本人が理解できない

謎の日本語が量産されそうですね。

 

世界が英語で統一されるよりは

ぜんぜんいいかな~と思いますが

侍の意味は元に戻してほしいです。