今から半年前に半身不随になり、
都内の様々な病院で治療
リハビリをしても
ほとんどの変化がなく、
もう自分の足で立つことは
不可能といわれていた方が
神経治療3回目にして、
両肩を支えていれば
膝を少し曲げたり伸びしたり
できるようになるまで
回復することができました。
まずはあれこれお話する前に
動画を御覧ください。
動画を見ていただければ分かると思いますが
両肩を支えている僕らに
ほとんど力がかかっておりません。
転倒すると怖いので
念の為に支えている程度です。
正面からも安全対策のために
膝を少し支えています。
数センチほどではありますが、
膝を自分で曲げて、
また伸ばせていることが
確認できています。
半身不随についての意見が欲しくて
業界では有名な名医に相談しました
自分の足で立つとか歩くなんて
下手な夢を見させてはいけない
もう諦めてもらって車椅子の練習を・・・
みたいなことをいわれましたが
どうでしょうか
自分一人では立てないまでも
簡単な補助があれば
膝の曲げ伸ばしができましたよ。
これまで不可能と言われていたからって
研究者が諦めてしまったら
一生、不可能のままです。
なので私は諦めるわけにはいかないのです。
一般的な話にはなりますが、
半身不随になって半年経過した状態から
足が動くようになったり
感覚が戻るというのは
ほぼありません。
一度だめになった神経は
基本的に元には戻りません。
再生医療の技術を用いても
なかなか神経を修復することは難しく
全世界で様々な治療法が
研究されています。
チップを入れる方法や
iPS細胞を使う方法など
いろいろな研究が行われていますが、
手技による治療でここまで
短期間で効果が出るのは
私達が提唱している
神経治療法のみではないでしょうか
どのような治療を行っているのか
気になる方もたくさんいると思いますので
治療中の様子の動画を一部を
お見せいたします。
動かなくなった足を
伸ばす練習をしている様子です。
この動画を見ても
どういう治療をしているのか
さっぱりわからないと思うので
簡単に説明します。
ぱっと見ると
頭と腰を支えて、
足を持ち上げているだけに見えますが、
実はかなり細かいことを
3人がかりでやっています。
特にこの動画で重要なのは
頭部から仙骨らへんまでの
神経伝達異常を細かく感じ取り
微調整をかけている部分です。
仙骨の手前までは
神経信号が通っているのに
仙骨、腸骨、坐骨らへんで
その信号が途絶えてしまい
足が動かないのです。
ときどき、
神経の伝達がうまくいっても
次は膝周辺で信号が途絶えてしまい
また動かなくなるのです。
僕が途中で、
膝の持ち方を変えてもらったのは
その微妙な神経伝達異常を見極めて
微調整しています。
神経の治療に必要なのは
神経信号の増幅です。
１の信号を１のまま伝えても
途中で弱すぎるため０になり
全く動きません。
神経信号を増幅する技術が
神経治療法の肝となるところですが、
その話をしはじめると
3時間位かかってしまうので
ここでは割愛しますが、
うまく調整をすることで
だめになった神経が修復され
動き出すわけです。
曲げ伸ばしができるようになったことで
寝返りもうてるようになりました。
少しずつですが、
できることが増えてきています。
これまでは幹細胞、レーザー技術などを
ベースに研究してきましたが
やはり、この手技による神経治療法が
今の所、リスクがまったくなく行えるので
ベストだと思います。
より多くの方を救えるようになるため
研鑽して参ります。
これだけの治療をするには
まだ僕一人では行えません。
治療に協力していただいた
田渕達也先生、伊藤聖先生
ありがとうございます。
おかげさまで、
神経の修復がどのように起きているのかを
より深く理解することができました。
前回の治療に関する記事はこちらです
神経治療の技術を医療資格なしでも
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