さ~て、今日はというか今日も
汗のネタです。
昨日は、汗と匂いとイケメンでしたけど、
今日は、もっと汗をかこうというテーマです。
人間の脳はものすごく熱に弱いため、
熱くなったら汗をかいて体温を調節します。
動物の場合はハァハァして、
調節するかもしれませんが、
人間は全身の汗線から汗を出しまくります。
しかし!!
まだまだ進化の過程にある汗線は、
使わずにいるとどんどん衰えて、
汗を正常にかくことができなくなってきます。
そもそも、正常に汗をかくとは
どういうことか?
運動をして体が熱くなったり、
気温が高い時に、
汗線から汗を出して、
皮膚から蒸発させることで体温が下がります。
この時に出てくる汗の原料はといいますと、
血液から血漿(けっしょう)を汲み上げて、
体に必要な栄養素やミネラルは血液に戻します。
そして、残った水分だけが汗になる
という仕組みです。
正常ならこうなので、
汗=水分なわけですね。
何も嫌がられるようなものでもないですし、
そもそも臭いわけもないですね。
とてもサラサラとした水です。
では、正常に汗をかけなくなると
どうなるのか?
血液から血漿をくみあげるまでは一緒です。
その後、ミネラル分を血液にあまり戻せず、
汗に使うわれる予定の水分と混ざります。
そうすると、ベタベタとした水分になり、
しかも粒も大きいから、
ほんと、気持ち悪い感じになります。
正常の汗と悪い汗の特徴をまとめると
正常の汗
無味無臭!
小粒
サラサラ
汗をかくと気持ちいい!!
悪い汗
舐めるとしょっぱい
臭い
大粒
ベトベタ
ミネラルが奪われ疲れる
普段からあまり運動していない人は、
汗線の機能も衰えているため、
悪い汗をかきやすいです。
このままじゃ、まずいとおもって
運動を始めると、
血液からミネラルが奪われるため、
バテやすく疲れやすくなります。
そのため、運動するのは厳しいとなって
また、汗線が衰えて・・・
ミネラルが奪われて、バテて
もう歳かなぁと思ってしまい、
諦めます。
いや、諦めるタイミングじゃないんです。
単純に汗線の機能が衰えているだけで、
少し我慢して汗をかきまくれば、
元に戻ります。
そうすれば、ミネラルも奪われないし、
サラサラに水になるので、
気持ちよく汗をかけます。
夏になれば、黙ってても汗をかけますが、
今のうちから、正常な良い汗をかけるように
訓練しておかないと、夏バテしますよ。
まだ涼しい今のうちから、
汗かきトレーニングを開始しましょう。
汗をかいて気持ち悪い=汗線の劣化
汗をかいて気持ちいいとなるまで、
頑張ろうね~
注意!!
汗をかいたら、水分補給ではなく、
ミネラル補給が重要だよ?
水分だけ取り続けると、
血中のミネラルが尿で流れて、
もっとバテるからね?
水ばかり飲んでちゃダメだよぉ~
理想的な汗をかく入浴法
36~38度程度のぬるま湯に、
みぞおちのあたりまで浸かり、
15分入浴するというのがいいです。
半身浴もいいんですが、
お腹周りが冷えるのと、
女性の場合は、内蔵がぎっしり
子宮にも負荷がかかっているので、
みぞおちまで、お湯があったほうがいいですね。
いきなり、運動!!
と意気込まずに、
まずは入浴!
ここからスタートしましょう。
これができたら、気軽にウォーキング
これくらいがちょうどいいです。