学生の間で広がる大麻汚染、安全という嘘と風潮

東海大学硬式野球部員が

寮内で大麻を使用していたことで

大騒ぎになっていますが、

実はここ数年、未成年や

学生の間で大麻が流行しつつあります。

 

一昔前であれば、

違法薬物を入手するルートというのは

かなり限定されておりましたが、

最近ではSNSなどを通して

気軽に入手できる環境が

できつつあります。

 

特に若い世代においては、

大麻=危険という認識が

薄くなってきており

好奇心から手を出す

という人も増えています。

 

なぜ今になって

大麻や薬物に対する危険意識が

薄くなってきたのかというと

世界的に大麻を合法化しよう

という流れがあるため、

タバコよりも安全で依存性が低いとか

お酒のほうがよっぽど危険なもの

といった情報が飛び交っています。

 

テレビに出てくるような

著名人や知識人と言われる

謎の勢力に与している人たちも

大麻は良いものだといったような

発言が目に付きます。

 

さて、

そんないろいろな情報が

飛び交っている大麻なのですが、

実際に本当に安全なのか?

という点について

考えてみたいと思います。

 

大麻は本当に安全なのか?

大麻の話が出てくると、

人体に対して害はほとんどなく

むしろ病気も治るし

万能薬のようなものだよ

という話をよく耳にします。

 

この情報を流している出どころは

薬物の売人サイドの人たちです。

 

大麻というのは

違法薬物のエントリーモデルとして

扱われることがとても多いものです。

 

薬物の売人たちは

もっと利益率が高くて

儲かるものを売りたいのですが、

最初から覚醒剤とかMDMAとかいうと

相手は警戒してしまうわけですね。

 

なので、

世界でも合法化が進んでいる

大麻を入門用としてとりあえず

売りさばきたいので、

これは安全だから大丈夫

という情報が流れているわけです。

 

実際にインターネットで

大麻について調べてみても、

実は安全みたいな記事が

たくさん見つかります。

 

それなら一回くらいいいかな?

って思って試してみた結果

別に暴れるようなこともないし

副作用で気分が落ち込むこともないから

やっぱり大麻は安全なんだ

って誤解してしまう人が

増えているのも厄介なところです。

 

比較的ポジティブな意見が多いと

日本が必要以上に規制をしているのでは?

って感じに思えてくるかもしれませんが、

そんなに良いことばかりではないから

ちゃんと禁止になっているんですよ。

 

 

大麻を吸うとどうなるのか?

高品質の大麻であれば、

ほろ酔い気分の上質なもの

といった感覚になります。

 

体はズーンと石のように重くなって

動けなくなることがありますが、

慣れてくるとそのまま

作業したり考え事をしたりできるようです。

 

味覚が敏感になるので、

甘いものを食べたり飲んだりすると

この世のものとは思えないほど

美味しく感じるようです。

 

あとはボケェ~として

気持ちが穏やかになったり、

雑念が消えたり、

天に昇るような感覚になる人もいます。

 

そんな感じの時間が

6時間ほど続きます。

 

その後は元の自分に戻るのですが、

あくまでもそれは

数回吸った程度であれば

というお話になります。

 

長期的に吸い続ければ

当然体は慣れてきますから

使用する量が増えます。

 

最初のころは

乾燥大麻1グラム程度だった人も

徐々に使用量が増えていったり、

大麻の樹脂で固めたチョコみたいなものに

手を出したりとだんだんと

強いものに手を出す人が増えます。

 

ピュアタイプといって

大麻だけのものもあれば、

タバコを混ぜたものや

覚醒剤を少量混ぜたものもあります。

 

日本で手に入るものは

基本的に品質は低く

混ざりものも多めですので、

医療用大麻の話と一緒くたに

してはいけません。

ぜんぜん違うものです。

 

大麻の危険性

薬物全般に言える話ですが、

良い作用があれば

悪い作用もあるものです。

 

普通の一般的なお薬であっても

副作用というものが

かならずあるでしょう。

 

大麻だけは例外で

メリットしかないんです

っていうのは

普通に考えておかしいことに

気づくべきだと思います。

 

さて、

どんなデメリットがあるのか?

 

まず、

大麻は身体に悪影響は少なくても

脳には大きな影響を与えます。

 

大麻の成分によって

記憶力、学習能力、知覚、感覚

少しずつ変化していきます。

 

1回、2回吸っただけでは、

急に能力が低下して

おかしくなるということは

少ないかもしれませんが、

吸う回数を増やしていくと

記憶力が低下し、

判断能力が下がり、

言語機能も低下していきます。

 

そして徐々に大麻に体が慣れていき

使用する量が増えたり

吸う頻度が高くなっていきます。

 

大麻一回分の費用が

2,3000円くらいなので、

軽い気持ちで手を出せる反面

毎日吸ったら10万円くらい

必要になります。

 

お金に困ったからといって

大麻を購入する資金を

頑張って稼ごうなんて

考える人はほとんどいないのです。

 

違法薬物に手を出す人が

健気に頑張るわけがない

という話ではなく、

大麻の効果によって

無動機症候群になり

やる気というものが

出てこないのです。

 

 

判断能力も欠如していますから

それなら簡単に稼げる方法があるよ

って誘われて、

さらなる犯罪に手を染める人もいます。

 

 

最初は否定的な態度をとっていても

大麻を吸っていることを

バラすよ?って脅されたり

薬物を使用したセックス中の様子を

実は撮影されていて

それを使って脅されたりと

逃げ場が徐々になくなっていきます。

 

本人だって悪いことをしている

という自覚はあるわけなので、

親や友人に相談もできないですし

気がついたときには泥沼なわけです。

 

大麻そのものは

他の薬物と比べれば

比較的、身体に影響は少ないかもしれません

 

しかし、

大麻を広めたい勢力にとって

大麻だけで終わらせる気なんて

最初からまったくないわけです。

 

違法薬物がなぜ世の中から

なくならないのかの

最大の要因は

儲かるからなんです。

 

大麻にも品質がある

医療用大麻の話や

高品質の大麻の話と

日本で流通している大麻の話が

ごっちゃになっていることが

とても問題なんです。

 

流通している大麻にも

グレードというか品質があります。

さらにブランドによって

価格も様々なのですが、

日本で流通している大麻が

高品質かといったら

そんなことはないんですね。

 

全部がそうなのかというと

なんともいえませんが、

薬物の売人たちにとっては

大麻を入門用にして

最終的に覚せい剤や

その他の薬物を販売したいわけです。

 

でもさすがに覚せい剤は

危ないというのは知れ渡っています。

なかなかアホな子供でも

気軽には手を出さないでしょう。

 

その問題を解決するために、

大麻の中に別の薬物を混ぜて

販売するという手口を使っています。

 

本人は大麻だけを吸っていたつもりが

実は覚醒剤等も一緒に吸っていた

ということになるわけです。

 

もうすでに吸っていたなら

もういいかな?となって

ハードルが下がってきます。

 

そうなってくると他の薬物も

興味が湧いてしまう人が

出てきますね。

 

こうやって徐々に

ステップアップしていくわけです。

 

大麻くらい別にいいんじゃない

と軽く思わず、

脳を徐々に破壊する作用もある

ということをしっかり理解しましょう。

 

それに学生や未成年の場合は

将来、子供を作るときにも

影響がでる可能性があります。

 

精子の数が減少したり

月経不順になったりします。

 

なぜ禁止されているのか

政治的な理由や歴史的な理由もありますが

危険な面があるということです。

 

他にもたくさんのリスクがありますから

絶対に手を出してはダメですよ。