肝臓癌にはビタミンD

健康のためにビタミンという話は

よく聞きますが、

ビタミンでがん予防というと、

途端に胡散臭くなりますね。

 

そんなビタミンに関する研究報告が

2018年3月7日にイギリスで報告されました。

詳しくはこちらの論文を読んでください。

(もちろん英語です)

 

 

イギリスの論文誌ではありますが、

日本人を対象に調べたものなので、

欧米人とは体質が・・・とか

そういう心配はいりません。

 

日本全国、

北は青森から南は沖縄までの

40歳から70歳未満の

約3万人以上の人たちが協力しました。

 

その結果によりますと、

血液中のビタミンDの濃度

高いグループは、

がんリスクが最低でも20%以上低くなり、

もっとも効果的だったグループは

約50%以上低くなったようです。

 

実験では様々な癌に対して、

研究を行われていましたが、

特に効果があったとされるのは、

肝臓がんです。

 

他にも

肺がん

乳がん

胃がん

大腸がん

結腸がん

前立腺がん

 

と全般的にリスクが下がっています。

 

ビタミンDは、

日光を浴びることで、

合成されるため、

適度に太陽に当たることも大事ですが、

 

あまり長時間浴びすぎても、

紫外線にやられてしまい、

見た目を損なう恐れがあります。

 

なので、ビタミンDを作るために、

太陽を浴びるというのは、

とても危険です。

 

 

冬場の北海道であれば、

1時間ほど日光浴をすると

健康に良いと思います。

 

それ以外の地域では、

特別に気にする必要はないと思います。

 

 

となると、サプリメント!!

といきたくなると思います。

 

しかし、サプリメントを飲む場合は、

用法用量を守って飲んでください。

 

ビタミンDは多く摂りすぎると、

腎障害を引き起こす可能性があります。

急性腎障害になると大変ですよ。

尿から老廃物を排泄できなくなりますからね。

ほんと、大変です。

 

それでも、

ビタミンDサプリ欲しい人もいますよね?

 

とりあえず、1日1カプセル程度で

飲んでみてもいいと思いますね。

 

 

ただし、

一番良いのはやっぱり食事からです。

 

ビタミンD

お魚から摂ることができますが、

意外と多く入っているのは、

きくらげです。

 

えっそんなにいっぱい食べられない?

 

じゃあ、

しらす煮干しイワシ

 

この辺りならどうですか?

ちょっと地味なのが多いですよね。

 

サケならどうですか?

 

これなら満足でしょう。

 

これでだめと言うなら、

食事からは諦めてください。

基本的に地味なのしか無いので。

 

 

ビタミンDというのは、

D2という植物から摂れるものと、

D3という動物性食品から摂れるものがあります。

 

どちらもとても大事なのですが、

似たような働きなので、

両方頑張って摂らなくても、

良いと思います。

 

 

ガンになると、

放射線治療だったり、

抗がん剤だったり、

外科的な方法だったり

いろいろありますが・・・

 

必ず最適な治療方法

見つかるわけでもないです。

 

治療は進められるけど、

副作用がひどすぎるとか、

健康な部位までダメにするとか、

いろいろ悩みがつきません。

 

そんなときに、

こういう食事から治していくというのは

結構ありがたい選択肢ですよね。

(病院の医者がどう思うかは別として)

 

なので、こういう論文が発表されると

ほんとありがたいですね。

 

なんだかわからない、

体験談ではないですからね。

 

きちんとした研究機関が調査して、

何千人もの人を検査した結果、

出てきたものなので、

信憑性は極めて高いです。

 

血液中のビタミンDの濃度が

下がらないように気をつけましょうね。

 

摂りすぎだけは注意!!

 

 

そういえば、昔どこかの学会で

癌という言葉が、

患者を苦しめるから、

ガンじゃなくて、ポンにしようという

議論が出ましたね。

 

肝臓ポンとか、

胃ポンとか

なんか途端に深刻じゃなくなって、

気持ちが楽になるみたいな

 

個人的には、

この案とても賛成です。

ガンって響きが良くない

病気の状態がわからなくても、

なんか響きが重い

 

やはりここは、ポンだよポン