人間は2番目が大好きで安心感がある

何かを隠したり、置いたり、

並べたりするときに

2番目というのは

かなり安心感があります。

 

例えば、

こんなクイズゲームをやってみたとします。

 

4種類のフルーツを思い浮かべて

紙に書いてください。

その中に1つは大好きなフルーツを入れてください。

 

フルーツが書かれた紙を

4枚並べてもらいます。

 

①「りんご」

②「メロン」

③「パイナップル」

④「みかん」

 

さて、この中で一番好きなフルーツは?

という4択クイズを作ってもらうと

 

統計的に8割以上の人が、

2番目に好きなフルーツを入れます。

 

一番最初に答えを持ってくるのもあれだし

かといって、

正解ではないものを3つ考えてから

4番目に持ってくるのもなぁと

いろいろ考えた結果、

2番目が落ち着く人が多いようです。

 

これを5種類でやると、

2番目か4番目になることが多いようです。

こんなふうに5枚のカードを

横並びにすると、

なんとなく、2番めか4番目に

正解を置きたくなるみたいですね。

 

クイズを作る時間がいっぱいあるときは、

引っ掛け問題にしたり、

あれこれ考えますが、

会話の中で、パッと4~5種類の

フルーツを思い浮かべると、

やっぱり二番目を選びたくなるみたいですね。

 

緊急時でもやっぱり2番目

外出時に公衆トイレに入ったとき、

男性なら納得してもらえる例がありますよ

女性の方はちょっとピンとこないかも

 

大きめのトイレに入ると、

小便器が5個位並んでいますね。

 

誰も他のお客案がいないとき

どこの小便器が一番使われるのか

というと・・・

入ってきたところから見て、

2番目の小便器なんです。

 

 

すでに2番目がとられていると、

次は遠くに離れたくなるようで

 

こんな感じになることが多いと思います。

 

さら難しいのが、

すでに二人が2番目、5番目にいたとき

さて、あなたならどこにしますか?

どこを選んでも誰かの隣です。

 

まぁトイレの話をしたいわけではないので、

これくらいにしておきますか

マーケティングでも活用される2番目

商品を並べるときにも

この2番目という手法は

よく活用されます。

 

商品を4つか5つ並べたら、

左から2番目か

右から2番目に

密かに売りたいものを並べます。

 

他にも

焼き肉食べ放題に行くと、

3つくらいプランがありますね。

 

:カルビ、ロースなどの基本プラン

:上カルビ、牛タンなどが増える

:和牛が食べられる

 

みたいな感じに3つに分かれています。

古くからある松竹梅戦略といわれるものですが、

お店として一番売りたいプランは

真ん中の『』プランです。

 

3つあると、

一番安い梅はなんかショボいし

だからといって、

食べ放題の店で和牛はもったいない

じゃあ、上カルビもあるし、

が一番コスパがいいね!!

って思い込むように作られています。

 

このように3つのプランがあると

基本的にどこの会社でも

真ん中の竹が一番選ばれます。

 

さらに松竹梅戦略を応用して

松の売上を上げる方法もありますが、

それはまた別の機会にでも

 

 

この2番目が大好きというのは

統計的なデータから来ているので、

全員が全員当てはまりません。

 

なにがあっても、

一番じゃないと嫌だと言う人もいるし

安ければなんでもいいと言う人もいます。

 

統計的に8割位の人が当てはまるので、

なかなか馬鹿にできないものです。

 

この2番目戦略が

どこで使われているのか

街の中や自販機、商品の陳列を見てみると

結構面白いですよ

 

ただブラブラするのも

楽しくなりますね~