警戒アンテナな過敏になりイライラに悩む人が増加中

今月9月になってから

自分でもよくわからないけど、

なんかイライラする!!

といった方が増えてきています。

 

夏が終わり少し涼しくなったことで

夏の疲労感が出てきて、

イライラするという人もいるでしょう。

 

しかし、

それにしても例年に比べて

謎のイライラに悩む人が増えており、

相談件数もいつもよりも多くなっています。

 

その理由はなんなのかを考えてみたところ

警戒アンテナが過敏になっているのではないか?

ということが考えられます。

 

警戒アンテナが過敏と言われても

なんのこっちゃと思われるかもしれません。

 

それはですね。

人間というのは大きな生活の変化や

環境の変化というものを経験すると

脳がフル回転して周辺の状況や

ささいな変化を見つけようとします。

 

新しい環境に馴染むまでは、

どうしても周辺の情報を

拾おうとするんですね。

 

そのため、

神経がいつもよりも過敏になっており、

様々なことに警戒のアンテナを

張り巡らせている状態になります。

 

でも何に対してそんなに

警戒することがあるのか?

これといって環境は大きく変わってないけど

と返答されることがありますが、

ものすごい変化が今年あったじゃないですか

 

新型コロナウイルスが広まったことで、

外出時のマスク着用は当たり前

大人数で集まることの自粛

自分の会社や学校で感染者が出たときの大騒ぎ

といったような

社会の変化や風当たりというものが厳しく、

病気になることへの恐怖よりも

もし身近な人や自分がかかったら

周りに何を言われるかわからない

職業によっては村八分にあう

といった不安感がつきまとうようになりました。

 

半年前と比べると

新型コロナウイルスSARS-CoV-2)に

対して怖がっている人は

かなり少なくなっていると思います。

 

しかし、

万が一、クラスターを発生させてしまったら

万が一、会社内に感染者が出たら

とても笑い事では済みません。

 

このような大きな生活の変化というのは

自分でも気が付かないうちに

神経を過敏にして

24時間脳がフル稼働する状態になるため、

どんどん疲労が溜まっていきます。

 

ちょうど新型コロナウイルスというものに

慣れてきたタイミングで

神経が少し落ち着き疲れがドバっと

でてくるわけですね。

 

人間というのは、

疲労感が溜まって弱ってくると

敵につけまこまれたり

襲われたりしないように

本能の防衛プログラムが働きます。

 

イライラして危険な状況に見せることで

自分自身を守ろうとするわけですね。

 

これは意識的にやっているわけではないので、

人間であれば自然とやってしまうことです。

 

コロナ鬱になって人が

回復期になるとイライラして

人に当たりたくなるというケースも

かなり増えています。

 

このときに気をつけないといけないのは

イライラして他人に八つ当たりをしてしまった後に

自分で自分を責めてしまい、

自己嫌悪に陥り、うつ症状になる

という悪循環になることです。

 

 

肉体的な疲労とは少し違うので

1日2日ゆっくり休めば

回復するというものではありません。

 

新型コロナウイルスが流行してから

半年以上が経ちました。

疲労した期間が半年なら

回復するのも同じくらいの期間が

かかるとおもいます。

 

イライラするというのは

SOS信号の1つでもありますので、

今のペースのまま生活していると

体や精神を壊してしまうので、

少しペースダウンしましょう。

 

また疲労がなくなってくれば

イライラがなくなって

優しい性格に戻りますので、

まずはゆっくりしましょう