2016年までの化粧品業界では、
乾燥による小じわを防ぐは
認められていましたが、
「シワに効きますよ」とは
言えなかったんですね~
シワに効くって言いたい!!
誰もがそれを願っていたら
ポーラがシワを改善できるという、
医薬部外品の承認を得たんです。
成分の名前ですか?
三フッ化イソプロピルオキソプロピルアミノカルボニルピロリジンカルボニルメチルプロピルアミノカルボニルベンゾイルアミノ酢酸ナトリウム
です!
打ち間違えてないか心配なほど
めちゃくちゃ長いです。
正式な成分名は長すぎるので、
慣用名はニールワンと
シンプルなものになっています。
さて、このニールワンなんですが、
どういった効果があるのか
見てみましょう。
1つ目の効果は、
シワの改善です!
12週間連続して使用した結果、
約70%の人が改善しました!
3ヶ月で7割ってなかなかすごいですよね。
でも、3割の人は治らなかったので、
これを買っておけばシワがなくなる
というわけでもないんです。
評価試験では、
シワの深さ最大34%改善したそうです。
シワの改善って効くと、
シワがなくなってツルンとした
みたいな印象がありますが、
シワの深さによっては、
ツルンじゃなくて、少し浅くなる
といった感じです。
なんだ!
完全に治るわけじゃないのか
とショックを受けないでください。
逆に3ヶ月でシワが全部伸びて、
ツルンとするほうが怖いです。
それだけ浸透力があって、
効果があるということは、
副作用も当然あるということです。
すごすぎる効果というのは、
肌への刺激も相当なものです。
なので、ほどほどの効果のほうが
安心できるってものですね。
ただ効かなかった人からすれば、
やられた~って感じなので、
そこが難しいところです。
シワを改善する成分だからといって
どんなシワでも万能に消せません。
目の下のシワ
ほうれい線あたりで試してみて
90日間頑張って続けてみましょう。
深さの34%改善ということは、
ピッタリそうなるわけじゃないですが、
一ヶ月に10%ずつくらいなわけです。
少しずつ、じわじわと効いてくるので、
おっ薄くなってきたという
体感が出るまで辛抱できるかが
一番難しいところですね。
2つ目の機能が
皮膚のバリア機能です。
皮膚は常に攻撃されています。
空気中のカビ、菌、粉塵
手で触る摩擦
洗顔料などなど
ありとあらゆる攻撃を受けているので、
肌は少しずつ弱っていきます。
その肌を保護してくれる
バリア機能があるんですね~
シワ改善だけではなく、
肌を健康に保ってくれる
そんな基礎化粧品のような
効果があります。
3つ目の機能が
外からの乾燥を防いでくれます。
やっぱりキレイになるためには、
保湿は切っても切れない関係ですね。
肌から水分が出ていってしまうと、
バリア機能も落ちますしね。
といった3つの機能があります。
シワに効くのはいいんですけど、
一つだけ大きな欠点があるんですよ!
それは値段ですね。
定価が14580円!
お高いですね・・・
アマゾンでも12000円くらいします。
一見高いですが、
1つの場所に使うなら
3~4ヶ月持つので、
一月、4000円くらいの計算です。
そう考えると、
意外と安いのかなと思いますね。
シワ対策用なので、
タルミ、クマには効きません。
目の下に塗りたい人が多いから、
ついついその辺りも
改善してほしいと思いますが、
あくまでシワだけですよ~
あと、リンクルショットで、
水分補給はされませんので、
目のカサカサは取れませんよ。
繰り返しになりますが、
あくまでシワ用化粧品です。
学会でもチョコチョコ見かけますが、
ポーラさんって研究熱心ですね~
空間周波数の研究もなかなか
面白くて化粧品よりそっちのほうが
興味津々でした(笑)