価格差約5倍だけど成分は同等?ビオレVSルナソル成分比較

ビオレのおうちdeエステと

ルナソルのスムージングジェルウォッシュは

価格差が5倍近く差があるのですが、

洗浄力や成分はあまり変わらないのでは?

と噂されており、

それならビオレの方が安いし

ビオレでいいかな~という声を

よく耳にします。

 

さて、

そんなルナソルとビオレの

クレンジングについて

成分を見てみたいと思います。

 

 

ビオレおうちdeエステ

ではまず、

ビオレのおうちdeエステ

肌をなめらかにするマッサージ洗顔ジェル

から見てみましょう

 

2018年にベストコスメアワードを受賞し

美的でも読者が選ぶ洗顔料で2位に

選ばれたコスパ抜群のクレンジング

として有名な洗顔料です。

 

価格帯も1000円以下と安く

お求めやすいのも魅力の1つです。

そんなビオレのクレンジングの

成分をみてみますと

 

水、マンニトール、アルギニン、トレハロース、トロメタミン、ソルビトール、(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))クロスポリマー、ミリスチン酸、ラウレス-21、ヒドロキシエチルセルロース、ラウレス-4カルボン酸、EDTA-2Na、フェノキシエタノール、香料

 

主成分が水というのも

ちょっとおもしろいですが、

次にくるマンニトールが

結構重要です。

 

マンニトールは

角質層を柔らかくして

保湿効果を高める作用があります。

 

商品名がおうちdeエステ

肌をなめらかにするマッサージジェル

というだけあって、

基本は水と柔らかくする成分が主のようです。

 

他にも血流を良くする

アルギニンも入っていますし、

マッサージする前に

ビタミンCを補給しておくと

毛細血管の血流も改善するため、

目のクマやむくみが気になる人にも

相性が良い製品に仕上がっているでしょう。

 

これが1000円しないというのですから

さすがは花王さん、ビオレは伊達じゃないですね

って感じの印象です。

 

ルナソルスムージングジェルウォッシュ

次にカネボウ化粧品の

ルナソルスムージングジェルウォッシュ

こちらを見てみたいと思います。

 

メーカー希望小売価格は

3520円です。

ビオレと比べると

価格差は4.7倍です。

その価格差に見合う

スペックなのか確認してみましょう。

 

成分表はこちらです

マンニトールトレハロースソルビトールアルギニントロメタミン、ハイビスカス花エキス、シソ葉エキス、水溶性コラーゲン、(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))クロスポリマー、ヒドロキシエチルセルロース、ミリスチン酸、ラウレス-21、ラウレス-6カルボン酸、BG、EDTA-2Na、フェノキシエタノール、香料

 

 

う~ん、あれ?

たしかビオレは・・・

マンニトールアルギニントレハローストロメタミンソルビトール

色分けしてみましたが

並びが変わっただけ・・・?

 

並びが違うことで

メーカー側が強みとしているところが

若干違うのだろうと感じますが

かなりよく似ていますね。

もうちょっとひねっても良いような

 

ビオレはマッサージジェルを売りにして

血流改善やお肌のならめかにしたいから

マンニトールのあとにアルギニンをいれて

血流アップという感じですが、

ルナソルの場合は、

トレハロース、ソルビトールを多めにしてるので

保湿作用を高めたいという意図を感じます。

 

クレンジングというのは

洗浄力も大事なのですが、

洗い終わった後、突っ張ってしまう

というのが結構問題です。

 

綺麗に落とすことも大事ですが、

洗いすぎてしまって

乾燥してしまうと

なんのために美容液や乳液を

使っているのかが

ちょっとわからなくなってきます。

 

ルナソルもビオレも

ジェルクレンジグなので、

お肌に優しい部類ですが、

洗った後の突っ張りや

保湿感が差が出てくると、

その後に使用する化粧品の

効果が変わってきます。

 

どちらがどうという話ではないですが、

洗顔後につっぱらせたほうが

その後の化粧水や美容液を使用したときに

あぁ~浸透してるぅ~

効いてるよこれ!

という体感が得やすいです。

 

それはそうですよね。

突っ張ってて乾燥しているんですから

何を使っても効果を感じやすいです。

化粧業界のマジックですよね。

わざとボコボコにして

修復して満足させるみたいな手法です。

 

そういう化粧品をたくさん使うと

なにもケアしていないより

むしろコンディションが悪くなる

ということがあるわけです。

 

ちょっと話が脱線したので

戻りますが、

ルナソルは洗顔後の

突っ張りをなくして

保湿させたいようですね。

 

ビオレとの違いは

保湿力です。

ハイビスカスやシスエキスが入っていますし

水溶性コラーゲンも入っています。

角質層に潤いを与えて

洗顔後に潤いを与えたい

クレンジングプラス

プレ化粧水みたいなことを

したいように感じます。

 

クレンジング+プレ化粧水だから

高くなってしまった

と考えると納得できる面もありますが、

化粧水や美容液をすでにお持ちの人あれば

ビオレでいいんじゃないかな

と感じてしまう商品でもあります。

 

価格差が4~5倍あるので

絶対的にこっちがいいよ

とは言いづらい部分がありますね。

 

ルナソルがぼったくりなのではなく、

ビオレがコスパが良すぎるんですよ。

 

ビオレVSルナソル

成分の比較をしてみましたが、

どちらがいいのか

考えてみますと

洗顔料としてだけ考えるなら

ビオレのおうちdeエステのほうが

価格も安く良いと思います。

 

洗浄力で比較しますと

ビオレはラウレス-カルボン酸

ルナソルはラウレス-カルボン酸

が洗浄成分なので、

洗浄力はほとんど同じです。

 

違いとしては、

ルナソルのほうが

若干、低刺激になっているので、

ビオレも良かったんだけど、

少し刺激が強いと感じた人は、

ルナソルにすると良いと思います。

 

 

後は保湿成分が大きく違いますので、

クレンジング+プレ化粧水という

感じにしようしたいなら

少し高いですが、

ルナソルにするのも良いと思います。

 

でも個人的にはですが、

3520円出すなら

選択肢がだいぶ増えるので、

ルナソルを推して良いものかどうか

ちょっと悩むところではあります。

ほんとカネボウさんごめんなさい

という気持ちでいっぱいです。

 

ここまで似てる商品があって

価格差5倍はちょっと厳しいですよ。

原価率を20%としたとして

クレンジングの成分に600円

かけることができるのでしょう

 

もっと高級な成分いれても

良いのではないかな~と感じてしまいます。

 

ちょっと厳しいコメントもしましたが

製品としてしょぼいという意味ではありません。

ちょっとビオレが頑張りすぎているので、

粗が目立ってしまっているなぁと感じます。

カネボウさんならもっとやれると思うので、

あえて厳しいコメントもしておきますと

どちらのメーカーも母体は一緒なんだから

製品開発で変な手の抜き方をすると

見る人が見ればバレバレよということです。

 

というわけで個人的にはですが、

ビオレのおうちdeエステを推したいと思います。

アマゾンだと1.6倍入ってて

お得パックみたいなのも売ってるんですね。

通常は150gで750円ですが、

こちらは240gで1056円

容量は1.6倍で価格は1.4倍なので

2割得した気分ですね。

 

1000円前後のクレンジングとしては

かなりいい感じの商品だと思います。

 

今回のクレンジング対決は

ビオレの勝ちとさせていただきます。