街を歩いていると、
どこからともなく漂ってくる
様々な臭い・・・
正直、我慢できるものと
一発で気持ち悪くなるもの
ありますよね?
特に過剰につけた香水なんて、
厳しいですよね・・・
とはいえ、
みんな無駄に香水をつけるのは
止めましょうって
啓蒙活動をしても無駄なわけです。
えっなんで?
分かっていない人を
分からせてあげるのが優しさでしょう!
と文句の一つも言いたいでしょうが、
「におい」に関しては別の問題があります。
というわけで、
まずは「におい」についての基礎を
一緒に学んでいきましょう。
いつもどおり前振り長いよ
そもそも、「におい」というのは、
同じ匂いであったとしても、
人それぞれ、感じ方が異なります
体臭なんて特にそうです。
ある人が嗅ぐと、クサイと思っても、
別の人は、何も感じない?
場合によっては、いい匂いと
思う人もいます。
これは好みの問題ではなく、
本当にそう感じてしまうわけです。
そんなバカなぁ・・・
と思われますが、
これは遺伝子によって、
自分と同じタイプの情報を持っていると、
拒否反応が起きるんですね。
その遺伝子情報はどこからというと、
ヒト白血球型抗原
Human Leukocyte Antigen
略してHLAが、判断しています。
このHLA遺伝子というのは、
白血球の血液型みたいなものです。
厄介なことに、
血液型よりも型のタイプが多く、
A1,A2,A3・・・・A80
面倒なので省略すると、
あと、B,C,DRなど
組み合わせると数万はあります。
このHLA遺伝子によって、
自分とは遠いものを探す手として
「におい」の相性というが出てくるんですね。
なので、嫌な臭いが来たっ!!
ということは、白血球の相性が悪い!
という危険信号なわけです。
白血球は免疫機能でもありますから、
本当に危険なわけですね。
すぐに死ぬとか
そういうことじゃないでしょうけど
臭い対策以前に、
まずは、その臭いの元から
離れないといけないわけです。
しかし、離れたものの
それでも厄介なのが、
鼻に臭いが残ることですよね
例えそこから離れても、
臭いが鼻から取れない・・・
ずっとその臭いがする・・・
ってことがあります。
臭いは分解するのが
非常に難しい物質です。
ちょっとしたフィルターでは、
完全に防ぐことができないですし、
空気清浄機を回しても、
なかなか分解されません。
ブラックライトを当てて続けても、
何時間かかることやら・・・
なので、対策として考えられる方法一つ
防毒マスクしかありませんな
そんなの着けて歩けないよ・・・
ってわがままな人は、
リッチマスク!
でもこれだと臭いは完全に防げないと
思いますねぇ
活性炭は即効性がそこまでないです
が、もう一つ合わせることで
なんとかなるかもしれません。
それは、
「匂いの上書き」です。
脱臭という話では、
対応しきれないので、
気に入ったアロマとかを持ち歩き、
変な臭いが来たら、
ハンカチに染み込ませて、
マスクの中に入れ、
「匂いの上書き」
正直なところが、
これ以外の対策は、
ステロイド等を使うとか、
謎の薬品を使うという
リスクがある方法しかないです。
匂いの上書きをするのに、
おすすめのアロマはないのかって?
う~ん、あまりよくはしらないのだけど、
殿ブレンド?
臭いの厄介なところは、
臭いを感じた瞬間、
すぐに脳へ刺激がいってしまうんですね。
よくあるでしょう。
ある香水を匂いを嗅ぐと、
あっ昔付き合ってた人と
同じ香水だぁと
なぜか記憶が強制的に
思い出されることを
似たようなことでは、
タクシーやバスなど
車の臭いで酔う人
嫌いな臭いを嗅いで、
嫌なことが思い出され、
精神的に落ちる・・・
そして、過去に車で酔ったことも
思い出します。
その結果、この臭いを嗅ぐと
私は酔うんだよなぁと脳が処理して、
不安や緊張に繋がり、
結果、車の動きで酔っているのに、
臭いで酔ったように感じるのです。
そんな臭いなんか、
全部カットできないのか?
いらないじゃんって思うかもしれません。
危険信号を察知できなくなるのと、
味覚も損なわれます。
危険回避能力の高さと関係が深い、
嗅覚は大事にしたほうが良いと思いますね。
それでも敏感で困っている人は・・・
やっぱり防毒マスクしか・・・
こんなのやだやだー
もっと良いものないの先生!!
2018年現在の科学技術では・・・
十年後の僕にご期待下さい!!
香りはさぁ、記憶の栞なんだよねぇ~
えっだからなに!?