咳が止まらない、咳止め飲んでもすぐにぶり返す時の対処法

咳がひどくなってきて、

咳止めの薬を飲んでも、

一時的におさまるものの、

すぐにぶり返してしまい、

またゴホッゴホッと

咳が止まらなくなるって

経験をしたことはありますか?

 

自分がそうでなくても、

友人や家族にそんな人がいるかもしれません。

 

風邪でもないし、

体調も悪くもないのに、

なぜか咳がだけが出てくる

なんてケースもありますね。

 

これは、

風邪が原因で咳が出ているわけではなく

食道が炎症しているのかもしれません。

 

 

胃食道逆流症(逆流性食道炎)とは

咳をしているうちに

胃液が食道に逆流してしまい、

食道の粘膜がただれてしまい、

炎症している状態です。

 

咳が出る=肺かな?

って考えしまいますが、

意外と食道に逆流したことが原因で、

胃食道逆流症になってしまい、

咳が止まらなくなっている場合があります。

 

食道粘膜は炎症していなくても

すごく不快な状態になることもあります。

 

この場合は、

内視鏡検査をしても、

なかなか診断が難しく、

なんだろうね~って感じになり

誤診される場合もあるので、

要注意です。

 

胃食道逆流症(逆流性食道炎)の症状

なんとなく胸のあたりが違和感があり、

イガイガしたり、ジリジリしたりします。

 

ゲップする回数が

なんか少し多いかも?

って感じたら可能性が高いです。

 

徐々に胃が持たれてきて、

食欲も低下してきます。

 

しかし、もともと咳が出ていて、

風邪っぽいなぁと感じていた場合は、

風邪のせいで食欲がなくなっていると

感じてしまうため、

胃食道逆流症だから、

食欲が低下したんだ・・・って

思う人はなかなかいないでしょう。

 

そこから、

ちょっと食べたら、

お腹がいっぱいに感じたり、

飲み込みにくいなぁと感じてきます。

 

それ以外では、

耳に痛みを感じる人もいるそうです。

 

こういった症状が出ていたら、

食道が炎症しているため、

咳が止まらなくなっている

という可能性があります。

 

咳止めを飲んでも

なんか効きが悪いときは、

逆流性食道炎を疑ってみましょう

 

 

内服薬で治療

もしかしたら、

逆流性食道炎かも?って

思ったら消化器内科を受診しましょう

 

ものすごく悪化していない限り、

遺産の分泌を抑える

胃薬を出されておしまいです。

 

胃酸分泌抑制薬

H2ブロッカーやプロトンポンプ阻害剤が

処方されると思います。

 

すぐに病院に行けない場合は、

市販薬でもH2ブロッカーの薬は出ています。

 

どうしても咳が止まらない

咳止めが効かないってときは

試して見る価値はあると思います。

 

逆流予防の睡眠法

体の左側を下にして寝ると、

胃液が逆流しにくくなります。

 

左側を向いて寝てみるというのも

試してみましょう。

 

食後2時間は横にならないようにして

上体は少し高くすると良いです。

控えたほうがよいこと

コーヒー、紅茶、アルコールは

控えたほうが良いです。

タバコを吸っている人は

この期間は禁煙したほうが良いでしょう。

 

 

逆流性食道炎の場合は、

胃薬で8割くらいの人

治ると思いますが、

それでも治らない人は、

きちんと消化器内科に行きましょう。

 

もしかしたら、

ぜんぜん違う病気にかかっているかもしれませんし、

最近では肺炎に似た症状の

新型コロナウイルスも流行しています。

 

少し違和感が感じたくらいで

病院に行くと、

待っている間に別の病気を

うつされる場合があるので、

ちょっとしたことで病院に行くのは

あまりおすすめできません。

 

しかし、不安があるなら

早めに受診したほうが

精神的に楽になると思いますので、

行けるときに行きましょう。

 

咳が止まらなくて困っている場合は、

まずは胃薬から試すのが

良いのではないでしょうか?