1日寝たきりになると下半身は1年分老化する

入院などで寝たきりになったときに、

1日中まったく動かないでいると

1年分老化します。

 

一般的に、

30歳以上の男女は

1年間で0.5%ずつ

筋肉が減っていきます。

 

スポーツ選手が30代以降、

現役を続けられる人が少ないのは

このためです。

 

 

さらに50代をすぎると、

筋肉がどんどん落ちていきます。

 

一年に0.5%程度の減少なので、

去年と比べて今年は落ちたなぁと

感じる人はあまりいないため、

自覚症状はでにくいです。

 

特に30歳になったばかりの男女は、

まさか30歳の若さで、

もう筋肉量の減少が始まっていて

動きが悪くなってきたと感じることは

少ないでしょう。

 

しかし塵も積もれば山となるものです。

1年で0.5%とはいえ、

10年で5%

20年で10%です。

 

これはあくまで平均なので、

もともとあまり足の筋肉を使わない人は

もっと減っていると思います。

 

下半身の筋肉は、

上半身と比べても

とても落ちやすいので、

だんだんと歩くのも辛くなってきます。

 

普通に生活していれば、

0.5%の減少で済むのですが、

もしも、長期入院などで

寝たきり生活をすると

とてつもないスピードで

筋肉は落ちていきます。

 

そのスピードは、

1日寝たきりになるだけで、

0.5%の筋肉が落ちます。

 

たった一日寝たきりになるだけで、

1年分老化したのと同じことに

なってしまうのです。

 

今回の老化というのは、

下半身の筋肉量だけを注目して

言っておりますので、

全身、すべての場所が

1年分老化したというわけではありません。

 

とはいえ、

下半身の筋肉が1日で

1年分も老化するというのは

恐ろしいものです。

 

もし1ヶ月寝たきりで

ほぼ動かない生活をしていると

下半身は30年分老化した状態になります。

 

ずっと動けないような

入院生活が続いて

なんとか退院して駅まで歩こうとすると

ものすごくきつく感じると思います。

 

1ヶ月寝たきりをしただけで

30年分老化しているので、

頭と体のギャップがものすごく

なんでこんなに辛いのとびっくりされるでしょう。

 

きちんとリハビリをしていれば

また違うと思いますが、

そのリハビリも決して楽ではないと思います。

 

ではどうすればいいのか?

といいますと、

まだ自由に歩いたり動けるうちに

きちんと動いておくことが大事です。

 

かったるいなぁと思って、

寝てばかりいると、

筋肉は確実に減っていきます。

 

筋肉の自然に減っていくことは

どうにもなりませんが、

ある程度動いたり、

運動をすることで維持することはできます。

 

もう60歳だし、いまさら遅いとか

80歳から始めても大丈夫なの?

と思われる方もいるでしょう。

 

筋トレとスキンケアは

何歳から始めても効果がありますので、

安心して好きなタイミングで

始めてみてください。

いつから始めても

確実に効果がありますよ!

 

自分の足でいつまでも動けるように

下半身の筋トレ貯金始めてみましょう!