妊娠中の新型コロナウイルス感染症罹患について

妊娠中に新型コロナウイルスに

感染してしまったら、

どうなってしまうのだろう

という不安の声が

多く寄せられています。

 

妊娠中の方や家族の方は、

かなり不安だと思いますので、

4月21日現在でわかっている範囲のことを

お伝えしたいと思います。

妊婦さんが新型コロナ感染後の影響

まず妊娠中の一番の心配は、

胎児に悪影響がないか

死産や流産してしまうのでは?

ということがとても気になると思います。

 

胎児への悪影響

現時点では、

胎児がなにかウイルスの影響で

異常が起きるとか

本来はなかった障害が起きる

といった報告はありません。

 

死産・流産への影響

死産や流産に繋がるということも

現在報告されていないので、

必要以上に心配しなくても大丈夫です。

 

ただし、

胎児が新型コロナウイルスに

感染してしまったという症例は

海外ではあります。

 

妊娠中だと重篤化しやすいのか?

妊娠初期、中期、後期であっても、

重症になりやすいかどうかは、

妊娠していない女性と変わりません。

 

妊娠中だから悪化しやすい

ということはないので、

すごく心配だと思いますが、

これまでどおりしっかりと

予防をしていただけたらと思います。

 

新型コロナに感染後はどうなるのか?

状態によって対応が変わるので、

いくつかのパターンに分けて説明致します。

 

症状がまだない妊婦さん

新型コロナの症状はないけど

なんとなく不安な妊婦さんは

どうすればいいのか?

といいますと、

新型コロナコールセンターに

電話で相談していただくのが良いと思います。

 

新型コロナコールセンター

電話番号 0570-550571
(対応時間)9時から22時まで (土、日、休日を含む)
(対応内容)感染の予防に関することや、心配な症状が出た時の対応など、新型コロナウイルス感染症に関する相談
(対応言語)日本語、英語、中国語、韓国語

 

 

コロナの疑いと感染確定の妊婦さん

37.5度以上の熱があったり

味覚がおかしいなどの症状があるけど

まだCTやPCR検査の結果が出ておらず

たぶん、コロナかな?という方は、

保健所か帰国者・接触者相談センターに

相談することになります。

 

この状態になると、

本人がどうこうというよりは、

主治医が相談しますので、

受け入れ先の病院を

探してもらうことになります。

 

都道府県によって

対応が若干異なるのですが、

かかりつけの主治医が

なにかするわけではなく、

保健所の人が診断や隔離、移送について

担当するためこちらの要望は

ほとんど通らなくなります。

 

どこどこで産みたいとか

自然分娩で産みたいといった要望は

ほとんど聞いてもらえないと思います。

 

僕が住んでいる神奈川県での話になりますが、

分娩取り扱いができる施設は

100以上あるのですが、

新型コロナに感染した場合に

分娩管理が出来ますよ!と

自信を持って言ってくれる場所は

一桁になってしまいます。

10箇所もないんですね。

神奈川で10箇所もないということは、

他の地域になると

受け入れ先を探すのがとても難しく

なるかもしれません。

感染しているときに出産する場合

初めての出産の場合は

12~18時間ほどかかるので、

コロナウイルスに感染している状態だと

かなり体力的に厳しくなります。

 

新型コロナウイルスの症状が

中等症以上の場合は

母体保護の考えて、

基本的に帝王切開になります。

 

軽症だったり、

無症状の場合は

どうしようか・・・と

医療現場も悩むそうですが、

帝王切開になることが多いと思います。

 

症状が軽ければ

大丈夫そうに感じるかもしれませんが、

医療スタッフの感染リスクが高くなるため、

病院側のスタッフがとても怖い思いをする

という点があります。

 

それが仕事だろ!という声もありますが、

医師、助産師、看護師さんたちも

医療従事者である前に一人の人間ですので

やっぱり怖いわけです。

 

施設の機能やスタッフのレベルが

極めて高い場合は経腟分娩になることも

ありますが、帝王切開になることが

多いと思います。

 

立会い出産はできない

立会い出産は

夫婦で出産を乗り越えることで

赤ちゃんの誕生をの瞬間を

ともに分かち合えるもので、

希望される方もいますが、

新型コロナの影響から、

基本的に立会いはできません。

 

立会いをどうしてもしたい

という方もいますが、

家族全員が新型コロナに感染してしまうと

出産後、かなり生活が苦しくなると思います。

 

ここはグッとこらえて、

違う形でサポートしていただけたらと思います。

 

これは経験則になりますが、

夫が立会い出産をすることは

僕はおすすめしておりません。

 

夫本人が立会いたいと言っていても、

立ち会いをさせないほうが

パートナーシップは良くなると思います。

あまり多くは語りませんが、

得られるメリットでデメリットを

天秤にかけるとかなり分が悪い賭けになると思います。

帰省分娩について

コロナウイルスに感染していても

無症状の方が多くいるため、

地方に移動される感染拡大の

恐れがあるということから

帰省分娩の受け入れを拒否されることが

多いと思います。

 

どうしても帰省分娩をしたいという方は

帰省後2週間待機して、

体調の変化を確認し受診をしてもらうという

流れになると思います。

 

30~33週目くらいまでに

対応しておかないと

受け入れ拒否されることが多いと思います。

早めに対応しても、

東京・神奈川・千葉・埼玉・茨城

愛知・岐阜・石川

大阪・京都・兵庫・北海道

はかなり厳しいと思います。

 

まとめ

最後まとめになりますが、

基本的には妊娠中でも

過度な心配はいらないと思います。

 

コロナウイルスに

感染しないことが一番ですが、

感染してもそれが原因で、

だめになるということは

ほとんどないと思います。

 

3密を避けて、

手洗い、うがいを徹底し、

体を冷やさないようにして

よく寝るといった

予防をしっかりとしていきましょう。

 

不安になりすぎて

ピリピリすることのほうが

危険かもしれませんね。

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