他人に厳しく自分に甘い正義中毒者

直接自分とは関係ない人が

悪いことをしたり、

倫理的、道徳的に許されないことをした

という人を見つけては、

執拗に攻撃しようとする人たちがいます。

 

よく見かける光景としては、

芸能人の不倫問題とかでしょうか

 

当事者でもなければ、

親族でもないのに、

他人が不倫をすると

なぜかまったく関係ない人まで

その人のことをボロクソに言ったりします。

 

自分は真面目に生きているのに

なんでこいつはそんな酷いことをするんだ

っていうならまだわからなくもないですが、

自分も不倫をしているのに、

他人がやったら許せないなんて

理不尽な感情を抱く人もいます。

 

日本人だけがそうなのかなというと

そうでもなく世界的に見ても

このようなダブルスタンダードは

よくあることでして

韓国の面白い言葉に

내가 하면 로맨스, 남이 하면 불륜

自分がやればロマンス、他人がやれば不倫

なんてものがあります。

 

他人の過ちに対して

厳しい態度をとる人が多いのは

日本だけではないようですね。

 

悪を見つければ、

許せない!!

という感情が湧いてきて

制裁を加えたいと思うものの

一時的なもので自然と消えるか

うまいこと呑み込んで生活しています。

 

しかし、

その負の感情を処理することできず

どこかで発散したい!!

我慢できないという人も

たくさんいます。

 

リアルの人間関係の場合は、

罵倒することのリスクもありますし、

損得で考えてみて、

う~ん、これは無駄かなぁ

やめておこうというブレーキが働きますが、

インターネット上では

その負の感情を抑えるのは難しいです。

 

 

インターネット上は

ある程度の匿名性があるため、

自分の身を守りつつ

他者を一方的に攻撃するということが

簡単にできます。

(実は匿名性はほとんどない)

 

相手が悪いことをやっているのだから

攻撃されて当たり前

自分だけじゃなくて、

周りのみんなもそういうコメントで溢れてる

大義名分は我にあり!

という気持ちがどんどん大きくなり

 

自分は正しいことをやっている

という自尊心を満たすために

正義を振りかざしているだけになります。

 

こうなってくると、

実際にその人が悪いことをしていようが

なんだろうがどうでもいいんです。

 

他者を叩いているうちに

同調してくれる人も出てくるため、

あぁ私って社会に必要とされている

自分という存在の意義を感じ始め

正義に酔っていく人

それを正義中毒者と呼びます。

 

 

初期のうちはインターネット上で

その感情をぶちまけているだけになりますが、

だんだんとリアル世界でも我慢ができなくなり

ちょっとしたことでも「許せない」

という気持ちが強くなっていきます。

 

その結果、

周囲とのトラブルが増え、

人間関係が少しずつ壊れていくと

自分は間違ったことをしていないのに

なぜだれも理解してくれないの

という気持ちが強くなり

インターネット上でさらに

大暴れをするようになります。

 

インターネット上の人達というのは

みんながみんな正義中毒者

なわけでもないので、

最初のうちは同調されていても

そのうちちょっとおかしい人だ

というのが少しずつバレて

だんだんと居場所がなくなっていきます。

 

世の中にいるひとが

駄目すぎて自分の正しさが

理解されないとどんどんイライラしていき

さらになにも関係のない他人に

絡んでいくようになるので、

正義中毒者というのは

負の連鎖が止まりません。

 

 

心理学的にあれこれ言うことは

できますが、

そんな小難しい話よりも

この問題の本質はなんなのか

というのを考えてみると

暇なんですよね。

 

自己肯定感だ

承認欲求だ

認知的不協和がどうこうじゃないんです

 

暇なんです。

他に考えることもやることもないんです。

 

自粛生活中に正義中毒者が増えましたが、

コロナの恐怖やストレス

社会情勢がどうとか

金銭的な不安がとか言われていますが、

そんなのこじつけで

ただ暇なんですよね。

 

暇な人が増えてきているのは

前向きに考えれば

日本社会が平和なんだなぁ

ということになりますが、

 

ネガティブに考えれば

それだけストレス社会になっているんだ

ということなので、

正義中毒者の個人をだけを見ても

治していくのは難しいでしょうね。

 

正義中毒者の被害にあった方は

こういう人が増えていってるんだ

ということをしっておくだけでも

精神的に少し楽になるではないでしょうか

タイトルとURLをコピーしました