半身不随になってから四ヶ月経過し
神経治療法によって
半身不随になって四ヶ月経過した方が
45分で両足が動くようになったお話です。
その患者さんは
全国の名医と呼ばれている
先生方に相談すると
「来るのが少し遅かった」
「iPS細胞が将来使えるようになればもしかしたら•••」
といったような反応ばかりで
絶望的な気持ちだったそうです。
病院でのリハビリの内容を聞いたところ
歩けるようになるためのものではなく
車椅子で生活するための
上半身の筋トレがメインで
たまに体を宙に吊るして
脚に装具をつけてパタパタさせる
というリバビリがメインだったそうです。
最初から回復しないことを前提にしている
と感じる方もいると思いますが
中途半端に希望を与えるのは
結果的に残酷な面があるため
心を鬼にしてこのようなプログラムにしている
という面があります。
しかし、
もし、自分が半身不随になって
ヘソからの下が全く動かなくなったとしたら
治る可能性が0であったとしても
あがいてみたい!
限界までやれることをやって
それでもダメなら諦められると思います。
何もしないまま放置して
これから一生車椅子なんだって思いながら
過ごしていたら
いつか、あのときこうしておけばっ!
って後悔する日が来ると思います。
なので、
僕としては治る可能性が低くても
最後まであがきたいって思う訳です。
治療を行うものが
最初から諦めていては
治るものも治りません!
難病や一般には治らないとされているものを
治すときは少なくとも
治療する側や家族は
絶対に良くなる!
って本気で思ってないと治せません。
祈ったくらいで治るなら苦労しないよ
と不貞腐れた発言をする方もいます。
それはそうですよ
祈ってればなんでも治るなら
医療なんか必要ない訳です。
信じて祈ることで治るのではなく
適切な知識と技術があることが前提として
さらに、本人や家族のマインドが
大きく治療に影響するというお話です。
1回の神経治療で足が動いた!
さて、
そんな絶望的な状況に追い込まれた
患者さんが色々なツテを使って相談したところ
2021年に医療界を騒がせている
神経治療の小城博士ならもしかしたら
というお話になったようです。
僕を患者さんに紹介した方と
全く面識はないのですが
どこかで噂を聞かれたようで
僕のところに問い合わせが来ました。
内容聞いたところ
今の主治医や
セカンドオピニオンの先生の名前を見ると
うーん、僕が横から口出すと
ちょっと大変なことになるかもと思い
お断りをさせていただいのですが、
本気で治りたいという熱意が感じられたので、
治療場所をまったく繋がりがないところと連携して
治療させていただきました。
MRIのデータや様々な先生方の所見を
見てみたところ
なんとなくこれは誤診だな
結構適当なこと言ってるということが
すぐにわかったので
そのデータは一切使用せずに
僕が再度、体を確認してから施術しました。
(整形外科はとにかく誤診が多めです)
足の神経伝達がほとんど死んでおり
胸椎、腰椎も無反応
ほんと、ヘソから下は人形のような状態でした
まずは、
神経に、信号が通らないとどうにもならないので
神経修復を、促す施術を行いました。
最初は30分はなんの反応もなく
ただ、僕が体を触ったり動かしたりしているだけで付き添いの方も不安そうにされてました。
しかし!
ある瞬間、左足先がビクッと動き
膝が少し持ち上がりました。
「今、足動いたよね?」
そんな声が付き添いの方から出てきました。
患者さん本人も
「今、ビクッてなった!!」
治らない治らないと言われてきましたが
一回治療でも足が少し動いたでしょう
専門の医師と言っても
ちょっと勉強不足だったと思います
再生医療がどうとか
iPSがどうとか言って逃げる医師たちは
最新の治療技術「神経治療法」が
日本から新たに誕生したことを
きちんと学ばないといけないです。
僕の知名度が低いから
あまり相手にしてくれないのかもしれませんが
難病が回復しつつある症例が
山ほどありますよ
45分の治療で両足が動いた
2度目の治療で
両足を動かしたかったので
最強の助っ人を2人呼びました。
1人は日本一の治療家と呼ばれ
最近話題になっている
神経整体院の院長田渕先生
もう1人、
解剖学の知識量は他の追随を許さず
並の医師なら裸足で逃げる
と恐れと共に称賛されている
オステオパシー理事の伊藤先生
この3人でなら
確実に治せると確信があったので
お招きしました。
今回の症状は
誰かが頭蓋の調整をしつつ
両足を折りたたみ圧をかけつつ
仙骨に対して刺激が必要な状態です。
最低でも手が5つに必要で
なおかつ繊細な感覚を持っていて
指示されなくても臨機応変に対応でき
同じレベルのスピード感で治せる人が
タイミングを揃えないとダメな状況でした。
実際にこれをリアルタイムにやるとなると
連携するのがとても難しいです。
そもそも3人で同時になんてやったこともないですし
はじめて一緒に治療したのですが
何十年もずっとパートナーだったのでは
と思うくらい阿吽の呼吸で治療ができ、
どんどん体が回復している様子を見るのは、
自分でやっているのに
なんか魔法みたいって
おもわず感じてしまいました。
治療開始直後
田渕先生が治せると確信した瞬間に
「今日もまた奇跡の症例を1つあげますか」
って言い出したのはカッコよかったです。
その後、伊藤先生から
「痛みが出てきたら言ってくださいね」
と一言
痛覚がないので痛いなんて感じる訳ないのに
もう治った後のイメージができている発言
ものこの2人にとってはやる前から治っている未来が見えていたのでしょうね
これが日本トップレベルの人たちかと
密かに感動してました。
足が自分で動かせるようになった直後の動画の一部をご紹介します。
右足や左膝が動かせているのがわかりますか
僕が背中から押し込んで
体を揺すっている訳ではないです。
8月から全く動かなくなってから
四ヶ月ぶりに筋肉が動き出したので
お尻やモモの筋肉痛になりかけていたので
今日はここまでとしました。
仰向けになって両足で押し返したり
できることも増えてきています。
今後は神経治療を継続すると共に
一般的なリハビリテーションも継続していけば
近い将来、自分の足で歩けるようになるでしょう
この結果は
たまたまうまくいった症例を
出している訳ではありません
僕だからできたとか
偶然できたものではなく
再現性がある治療法なのです。
今回、45分の治療で足が動いたというのは
僕1人の力では達成できませんでした。
神経整体の田渕先生
オステオパシーの伊藤先生
ご協力いただきありがとうございます。
また、
奇跡のような結果を出すときには
お二人の力を借りることもあると思います。
今後ともよろしくお願いいたします。
あと腕が4本あればなんて
感じる日がやってくるとは
思いませんでした。
治療用のロボットアームの開発も
並行して考えていかないといけませんね