新型コロナウイルスの
日本国内での感染者が確認され、
日本政府も本腰を入れて、
水際対策を徹底しようとしています。
新型コロナウイルスに感染すると
肺炎・発熱・呼吸困難などの
症状が出てきます。
人によっては、
風邪に似た症状で済む人もいれば、
重度の症状があらわれることもあり、
最悪、死亡することもあります。
新型コロナウイルスに
最初に感染したとされる患者は、
中国の湖北省武漢市内にある
海鮮市場の関係者だと言われています。
武漢天河国際空港は
主要なハブ空港となっており、
世界60以上の空港と航空便が
結ばれているため、
全世界に広まる可能性があります。
徐々に中国国内で感染者が増えていき、
今では、日本、アメリカ、台湾、韓国、タイでも
感染者が出てきています。
そして現在までに
17人の死亡が確認されています。
コロナウイルスと言われても
あまりピンと来ない人でも、
2003年に中国で流行した
SARS(サーズ)や、
中東で流行したMERS(マーズ)と
聞けばピンと来る人も
いるのではないでしょうか?
SARS, MERSは
コロナウイルスによって
おきるものです。
今回の新型コロナウイルスは
2019年末に発見されたことから
まだ名前がついていません。
そのため、
新型コロナウイルスや
2019-nCoVという名前で
報道されています。
そんな連日話題になっている
新型コロナウイルスは
どれくらい危険なものなのかについて
お話したいと思います。
新型コロナウイルスの感染力
インフルエンザやSARSに比べると
感染力は低いと言われています。
インフルエンザは一人の感染者から
3人くらいに広まると言われていますが、
新型コロナウイルスは、
1人から1人に広まるくらいではないか?
と予想されていますが、
あくまで平均的な値であって、
まだまだデータ不足です。
1人から14人に感染したという
報告もあるため、
まだまだなんとも言えない段階です。
新型コロナウイルスの毒性(致死率)
コロナウイルスで有名な
SARSの致死率が約10%
MERSの致死率が約30%
なのに対して、
新型のコロナウイルスは現状で3%程
毒性はそこまで高くないと言われています。
しかし、まだデータ少ないため、
統計データは当てにならないです。
毒性が低いとはいえ、
すでに17人の死亡者が出ているため、
危険性は十分にあると思います。
感染者が増えるのは春節後
中国でもっとも重要と言われる祝日
春節が1月25日です。
この時期になると、
中国人は海外へ行く人が増えます。
昨年2019年の春節(旧正月)に
日本に訪れた中国人の人数は
約72万人です。
今年も日本に来る人は
同じくらいいるとすれば、
新型コロナウイルスが
日本国内で広まるのは、
1月25日以降ということになります。
特に危険なのは関西空港
観光地としても人気があり、
中国の武漢と直行便が
毎日飛んでいるので、
関西空港は1月25日以降
かなり危険な場所ということになります。
感染しないように、
すでにマスクをすることを
義務付けているようですが、
はたして、マスクだけで防ぎきれるのか?
とても不安なところです。
特にマスクの
裏表を逆につけている人や
上下逆さまの人
鼻のラインに合うように
きちんと折り曲げていない人などは、
マスクの効果が半減してしまうため、
1月25日以降はきちんと
マスクをつけて予防しましょう。
マスクの正しい付け方
メディコムジャパンより引用
ヒダ部分が下向きになっていて、
紐が外側(表)になっていることが重要です。
紐が内側(裏)にあると、
マスクの角のほうが隙間ができてしまうので、
外側からきっちり押さえつけましょう。
(マスクの種類によって逆のもあります)
まとめ
現時点では、
感染力、致死性も
これまでのSARSやMERSに比べると
低いと言われていますが、
感染者が増えることで、
体の中でウイルスが変化し、
毒性が高くなることがあります。
1月23日現在の時点では、
そこまでの驚異ではないと
言われていますが、
これから感染者が増えたときに、
どうなるのかが読めないため、
外出するときはマスクをしましょう。
特に1月25日からは
中国人観光客が増えるため、
感染する確率が高くなることが
予想されます。
致死率が3%とサーズよりは
だいぶ低いですが、、
すでに17人の死亡者が出ているので、
自分が18人目にならないように
気をつけましょう!