シミを薄くしていくためには
お肌のターンオーバーを促して
きれいな肌に変えていく必要があります。
そのための美白化粧品は
たくさん販売されていますが、
お米の研ぎ汁を使った
美白方法であれば
お金をかけずに毎日することができるので
とってもおすすめです。
皮膚科医や美容外科医の先生方や
美容に精通している人の間では
だいぶ前から一般的なお話ですが、
まだまだ知らない人もいるので、
あらためてお米とぎ汁洗顔について
お話をしてみようと思います。
洗顔用のとぎ汁の作り方
お米を研ぎ汁をそのまま使ってしまっては
ちょっと強すぎるので、
ひと手間掛ける必要があります。
まず、
お米を釜に容器にいれて、
大量の水を入れて、
かき混ぜながらお米をとぎます。
この時に出た研ぎ汁は捨ててください
たまに勘違いされている方が、
最初に出た研ぎ汁を使用しようとするのですが、
お米というのは思った以上に
表面が汚れています。
ゴミや虫などがついているので、
これは洗い流してしまわないと
アレルギーの方でなくても、
お肌が敏感な人だと痒くなります。
一回目の研ぎ汁は捨てる!
これは絶対に忘れないでください。
そして、
一度洗い流したら
300ccくらいの水を入れて
お米を研いでください。
その時に出た研ぎ汁を
ペットボトルなどにいれて
冷蔵庫に保管すれば、
研ぎ汁洗顔の元が完成です。
防腐剤も何も入っていないので、
すぐに痛みます
冷蔵庫に保管しても1日が限界です。
朝作った場合は、その日のうちに
使い切りましょう。
夜作った場合は、
次の日の朝までには使い切りましょう。
とぎ汁洗顔の方法
先程作った研ぎ汁洗顔の元を
150ccほどコップにうつしてから
ぬるいお湯80cc程度入れてください。
分量を書いていますが、
このあたりは適当で大丈夫です。
目分量で1.5倍に増やすイメージです。
ぬるいお湯でちょっと薄くなった
お米の研ぎ汁を手ですくって
顔にかけて洗います。
この時に気をつけてほしいのは
ゴシゴシこすらないことです。
化粧水を馴染ませるような
イメージで優しくなでてあげてください
最後にぬるま湯で
研ぎ汁を洗い流して、
タオルで拭き取ってください。
とぎ汁洗顔のタイミング
いつやっていただいても
大丈夫なのですが、
理想的には朝と夜2回やれると
お肌の透明感がどんどん出てきます。
朝起きて、
とりあえずの洗顔を研ぎ汁にする
夜、化粧を落とした後に
さらに研ぎ汁で洗顔する
この2つをやるだけで
徐々にシミが薄くなっていきます。
ただ、
シミというのは
原因がいろいろあるので、
すべての人が薄くなるわけではありません。
だいたい統計的に見ても、
9割位の人はなにかしらの
体感があるのではないでしょうか
シミ対策に効果的なだけではなく
お肌に適度な潤いを与えてくれます。
お米に含まれるセラミドという成分が
保湿してくれるので、
お肌のバリア機能が高くなります。
外から水分を与えても
外に逃げてしまったら意味がないので、
しっかりとお肌に留めてくれるのも
お米の研ぎ汁の良いところです。
ビタミンB1も含まれているので、
皮膚を補修してくれる働きがあります。
もうお米の研ぎ汁って
ほとんど美容液みたいなものですね。
研ぎ汁洗顔の注意点と危険性
いろいろ褒めちぎってきましたが、
お米の研ぎ汁にも欠点はあります。
それはピーリング作用です。
元々お肌が薄い人
色白で外からの刺激に弱い人
光に特に弱い人
こういったかなり敏感なお肌の人は、
ピーリング作用があると
顔が痛くなったり
赤くなったりします。
顔に塗っていて
ピリピリするなぁ
なんかチクチクするなぁ
と感じたらすぐに洗い流して
もう使うのはやめしょう。
弱めのピーリング作用なので、
大丈夫な人が多いですが、
誰でも大丈夫といえるほどではありません。
一度、顔全体に塗る前に
オデコとかに塗ってみて、
様子を見てください。
いきなり目元をやってしまうと
万が一合わなかった時に
隠しにくい場所になるので、
ここならいいかなぁと思う場所に
少し塗ってみてテストしてください。
天然のものだから大丈夫とは
なかなかならないのが
スキンケアというものです。
多くの人は大丈夫であっても
自分は合わないかもという
疑いはいつでももっていたほうが
良いと思います。
もし自分の顔に塗ってみて
大丈夫そうだったら
これからシミやシワの対策に
お米の研ぎ汁が使えるので、
毎日ケアができますね。
1日2日やったくらいでは
シミは消えませんが、
徐々に薄くなっていきますので、
根気よく続けてみましょう。
最大でも1日2回までにしましょうね!
やりすぎは逆に肌に悪いですよ