東京コロナ急増の原因、裏で横行するお見舞金ビジネス

東京では7月に入り

6日連続で100人以上の

新型コロナウイルス感染者が

確認されていますが、

この情報だけを見て、

第二波を来た!!と考えるのは

ちょっとまだ早いです。

 

人数だけを見れば、

非常事態宣言前と

似たような状況に見えますが、

感染者の内訳を見ると、

少し特殊な状況になっています。

 

昨日の感染者106人のうち

20代と30代で70人います。

 

4月の頃を振り返ってみますと

コロナ患者の年代の分布は

40代、50代の感染者が多く、

若い世代の感染者はそこまで

多くありませんでした

 

しかし、

7月6日では

20~30代で7割となり

人口の比率から見ても

少し違和感があるデータとなっています。

 

自粛疲れの反動から

若者がはっちゃけているとか

夜遊びが過ぎているから

なんて意見もありますが、

遊んでいるのは若い世代だけではなく

40代、50代の方々も

しっかり夜遊びされています。

 

これはおかしなことが起きてると思い

調査してみたところ、

現在、東京の新宿では

お見舞金ビジネスというものが

横行しています。

 

お見舞金ビジネスとは?

東京都新宿区では、

新宿区内在住の

新型コロナウイルス感染者を対象に

10万円のお見舞金を支給する

という方針を固めたという

報道が先月にされました。

 

しかし、

先月の時点ではあまり認知されておらず

先月末から今月頭にかけて

一般的に知れ渡るようになりました。

 

コロナに感染しているとなれば

10万円がもらえるとはいえ、

わざわざコロナにかかると

デメリットのほうが大きいので、

わざとかかって、

お見舞金をもらおうなんて人は

滅多にいませんでした・・・

 

しかし、

これに目をつけた悪い人たちが

出てきたのです。

 

コロナ感染者と

濃厚接触をさせてから

検査を受けてもらい、

お見舞金を中抜しようという

ビジネスを始めた人たちが登場しました。

 

 

手口は色々あるのですが、

いくつかの手口を

ご紹介致します。

 

 

仕事がなくブラブラしているだけの

貧困層を狭い部屋に押し込めて

その中にすでにコロナかかっている

感染者を入れて濃厚接触してもらい

団体で検査を受けさせて

陽性と診断してもらうという流れです。

 

 

何人かコロナ感染者を囲えている

組織になると、

そのコロナ感染者の集団で、

特定のお店に食べに行ったり

飲みに行ったりします。

 

そこで長居をして

クラスターを発生させるという

パターンがあるのですが、

偶然、そうなっているわけではないので、

仕掛け人からすれば、

お店を脅す良い材料になります。

 

本当はすでにかかっている人たちなんですが、

この店に来たらコロナにかかった

ここの従業員のせいでコロナになったんだ

という話になってしまうため、

すご~く厄介な状況になります。

 

お店からしても

従業員数名がコロナになったという話と

大型クラスターを発生させた

という話ではその後の影響が

だいぶ変わってくるため、

お金で解決するしか・・・

と判断をされる

オーナーさんも少なくありません。

行政だけではなく、

お店からもお見舞金をとってしまうわけです。

 

さらに、

検査を優先的に団体で受けられるように

橋渡しをしてくれる

専門の業者とも結託しているため

多段階にお金が取られることもあります。

 

人間の弱みにつけ込んだ悪徳ビジネスが

こうやって横行しているのを見ると

本当に悲しい気持ちになります。

 

制度を悪用されてしまうと

他の地域でお見舞金を出すのは

やめようという話になってしまい

本当に必要としている人に

お金が届かなくなるかもしれません。

 

これまでのブローカーの中抜きとは

ちょっと問題の大きさが違いますので、

このビジネスは早いうちに

対処してもらいたいですね。