騒ぎすぎ?人工甘味料アセスルファムKは危険なのか?

人工甘味料は本当に危険なのか?

特に有名な甘味料

アセスルファムカリウムについて

今日はいろいろ考えてみたいと思います。

 

インターネットで、

アセスルファムK 危険性 副作用

とかで検索をすると、

たくさんの記事が出てきます。

 

ざっと記事を読んでみると、

示し合わせたように似たような反応です。

 

ショ糖の甘さの200倍!!

 

動物実験の結果を見ると、

ラットやウサギで死亡例がある!!

 

人工的に作ったものだから、

体で吸収されないから、

臓器に負担がかかる!!

 

という内容がたくさん出てきます。

 

ここで書かれている話は

嘘!!

というわけではありません。

 

正しいことを言っているんですが、

不安を煽る言い回しが多すぎる

と僕は感じます。

 

1つ1つ考察していきますかね~

 

ショ糖の200倍の甘さ

2000年4月から、

食品添加物に指定されました。

 

ショ糖の200倍甘く、

安価で安全性も高いとされているので、

利益を上げたい企業さんは、

みんな使いたがるんですよね~

みたいな論調が多いです。

 

えっ?

なにかこれ問題なの?

 

安価で安全性が高いとされているって

まるで本当は危険なのに、

厚生労働省が安全だと嘘をついている

みたいな印象を与える表現ですね。

 

食品添加物によって、

健康を害したというのは、

追っかけにくいものです。

 

病気になるというのは、

化学物質だけでなるものではなく、

アレルギー物質、ウイルス、カビ

生活環境、労働環境、人間関係

様々なものによって、

病気になります。

 

こういった問題から、

メーカーに責任がいきにくいため、

安くて使い勝手が良い

人工甘味料がよく使われるんです。

という話が出てきます。

 

 

いやぁ~なんかそれっぽいけどね。

同じような美味しさを

砂糖で作ると・・・

200倍入れないといけないんですよ。

 

そうするとね、

500mlのペットボトルに

砂糖を100グラム入れるとか

そういったことが必要になるんですね。

 

みんなが大嫌いな糖質ですよ。

もしも、人工甘味料が無いと、

砂糖が大量に必要になるんですね。

 

どっちが健康に悪いのかな~

 

もしも、人工甘味料がなくなると

カロリーゼロ系は全滅します。

 

砂糖たっぷりドリンクばかりになりますね。

 

ちょっと話が変わりますが、

2008年には、

医薬品添加物にも指定されたんですよ。

 

ふふふ、食品のみならず、

医薬品ですよ~

もう10年経ってますからね。

もしも発がん性が高くて危険だったら、

今頃はどうなってるんでしょうね~

 

動物実験で死亡例

アセスルファムカリウムの

急性毒性実験を見ますと、

 

体重1キロにつき、

6.3グラム摂ると死亡例が出てきて、

10グラム摂ると全滅したそうです。

 

これを人間に換算すると、

体重が60キロだとして、

378グラム摂ると死ぬ人がいて、

600グラム摂ると全滅する

という話になりますね。

 

・・・どう見ても、

摂りすぎでしょう!!

人工甘味料378グラムということは、

ショ糖の甘さで考えれば、

75.6キログラム相当

 

絶対というか、間違いなく、

そんなに摂ることないから

 

それだけ摂れば、

何食べても死ぬでしょう。

 

例えば、体に必要不可欠な塩分は

体重1キロにつき、

10グラム摂ると死ぬと言われています。

 

60キロの人なら、600グラムですね。

そりゃあそうだよねって感じじゃないですか?

 

塩の危険性は

人工甘味料の1.58倍!!

 

いやぁ~

もう怖くて塩分摂れませんな(笑)

 

というナンセンスな話を

当たり前のようにされてるんです。

 

人工物だから吸収されない

最後にこのネガです。

文章だけ見れば、

なんか危ない感じがしますけど、

これは安全性の話ですよ。

 

言い方に問題があるだけです。

 

厚生労働省の実験結果を見ると、

ヒトはアセスルファムカリウムを

服用すると・・・

24時間以内に97.5~100%

尿で排出されます。

 

そして、1週間後には、

すべて排出され体に残りません。

 

言い方一つで印象が真逆になりますね。

 

 

危険性注意点

ずっと、騒ぐほど危険じゃない!

と言ってきましたが、

もちろん、注意点はあります。

 

それは!

妊娠中の時です。

 

ラットでの実験になりますが、

妊娠中のラットに、

アセスルファムカリウムを与えたところ、

胎児に成分が行ってしまったようです。

 

24時間以内に、全てなくなったようですが、

一時的とはいえ、胎児の体に行くのは、

たしかに問題ですね。

 

大人と違って、胎児のころは、

体が弱く、体重も軽いため、

致死量が変わってきます。

 

人間で考えれば、

妊婦さんの体重が60キロだとして、

お腹の中の子は1~3キロ程度

 

許容量が数十倍違いますから、

要注意です。

 

これは甘味料に限った話では

ないので妊娠中は、

ありとあらゆるケアが必要ですね。

 

女性のみならず

男性も勉強しておかないと

後で超もめますよ。

 

ほんと男って

ろくに知りもしないのに、

知ったようなこと言うアホが多いので、

女性は苦労が絶えないでしょうねぇ

 

 

まとめ

妊婦以外は気にするな!

以上!