今さら聞けない風邪と肺炎と新型コロナウイルス感染症の違い

新型コロナウイルスによる

新型肺炎が流行っているとは言うけれど

これまでにあった肺炎や風邪と

なにがどう違うの?

ということはあまり知られていません。

 

様々な報道を見ていると、

新型コロナウイルスによる感染症は

他の病気と比較しても

かなり危険だというイメージがありますが、

これまでに存在していた『肺炎』

十分に危険なものでした。

 

肺炎による年間死亡者数は

平成30年には94654人

平成29年には96841人です。

(厚生労働省人口動態統計月報年計より)

 

一般の方が興味なかっただけで、

1日に260人ずつ亡くなっているペースです。

 

三大疾病としてお馴染みの

癌、心疾患、脳血管疾患が

死因順位トップ3ですが、

実は4番手が『肺炎』なんです。

(厚生労働省:死因順位より)

 

新型コロナウイルスが流行る前から、

肺炎はとてつもなく危険な病気でした。

 

新型のウイルスだから治療できない

新型のウイルスだから検査もできない

新型だから新型だから・・・

といろいろ言われていますが

 

新型コロナウイルスだから怖いのではなく、

『肺炎』になったら新型に限らず

とても危険だということです。

 

やっぱり新型コロナウイルスは

こわいってことなんですね

って考えてしまいがちですが、

3月4日に投稿した記事にも書きましたが、

新型コロナウイルス感染症は風邪の一種、過剰な反応騒ぎすぎ
コロナウイルス感染症というのは 危険な病気というイメージが強いですが、 風邪の一種です。 (厚生労働省より) なにが原因で風邪を...

 

 

新型コロナウイルスに感染しても

みんなが肺炎になるのではなく

風邪の症状で終わることがほとんどです。

 

しかし、

高齢なため免疫力が落ちていたり、

持病を持っている人は、

重症化しやすくなります。

 

それはなぜなのかというのを

簡単にお話したいと思います。

風邪と肺炎の違い

風邪

普通の風邪というのは、

口や喉がウイルスや細菌によって

炎症している状態です。

 

喉の奥や肺にウイルスが入ると

危険なのでなんとかしてウイルスを

奥に行かせないという防御システムが

体には備わっています。

 

喉の奥の方にウイルスをいかせないための

防御システムとして

『咳(せき)』と『痰(たん)』というものがあります。

 

■防御システム1 咳

風邪を引き始めると、

咳き込む理由は、

ウイルスや細菌が喉の奥に行こうとすると

防御システムが脳に対して

咳をして吐き出せ!という指令送ります。

 

それによって、

ゴホッゴホッと咳をして

ウイルスや細菌を外に出してくれます。

 

咳だけが出る時と

痰がやたら出る時ってありますよね。

 

それは2つの目の防御システムが動いています。

 

■防御システム2 痰

気道には線毛という

粘液で覆われた細かい毛があります。

 

異物が入ってくると、

異物を捕まえて外に出そうとします。

 

この粘液が捕まえた異物が

痰となって外にでるわけですね。

 

咳をして痰が出るって嫌かもしれませんが、

異物を体の外に出すための

防御システムがきちんと機能している証です。

 

高齢になるとこの機能が低下してきたり

糖尿病の場合や心疾患等の持病がある場合は、

この防御システムが低下していることがあります。

 

今回の新型コロナウイルス感染症は

特に高齢者や持病を持っている人は

気をつけてくださいと言われているのは

咳や痰の機能が低下しているから

という部分があります。

 

肺炎

体の防御システムが

きちんと働いていれば

風邪の症状で済むことがほとんどですが、

ウイルスを外に出すことができず、

肺に侵入を許してしまうと

肺が炎症してしまい、

肺炎になります。

 

いきなり肺炎になるというよりは

まずは風邪の症状になり、

体はウイルスと戦います。

 

防御システムが突破され

肺にウイルスや細菌が入ってしまうと

肺炎になるわけです。

 

新型コロナウイルスによる肺炎

新型コロナウイルスに関する

中国のデータになりますが、

感染者のうち81%が風邪の症状

重症化した人は14%

重篤は5%ほどだそうです。

病院のレベルや衛生面などの違いから

日本でも同じ比率になるわけではないですが、

あまり環境がよくない中国でも

8割以上の人が風邪の症状で済んでいます。

 

しかし、

新型のウイルスのため、

どのような検査をして

どのような治療をすればいいのかが

確立していないため、

救える命を救えなかった

というケースがあると思います。

 

あとはマニアックな話になりますが、

従来の肺炎と違って、

レントゲンにくっきり影がうつらないため

誤診が起きやすいという面があります。

 

 

新型のウイルスとはいえ、

僕らができる予防法はこれまでと変わりません。

 

健康維持にとって大事なことは、

帰宅したら手洗い、うがい

体を冷やさないようにして、

よく食べて、よく寝る

これだけです。

 

10日前にも書きましたが、

新型コロナウイルスは

新型の風邪です。

 

一般人が気をつけることは、

これまでの風邪や肺炎対策と

なにも変わりません。

 

同じくらいかそれ以上危険な病気があっても

これまでは無関心だっただけです。

普通の肺炎でも一日260人ずつ亡くなっているなんて

知らなかった人が多いのではないでしょうか

 

しっかり予防しておけば

必要以上に怖がらなくても大丈夫だと思います。

 

新型コロナウイルスが怖いのではなく、

『肺炎』になってしまうと

とても怖いんだというのことを

覚えておいてくださいね~

タイトルとURLをコピーしました