30代以上の5人に1人は筋肉減少症まずはセルフチェック

筋肉減少症サルコペニア

という症状はご存知でしょうか?

 

一般的に

高齢になってくると、

自然と筋肉量が減少し、

握力が落ちてきて

これまであまり重いと感じなかったものが

重さを強く感じるようになります。

 

日常の中で女性が気づきやすいのは

掃除機を運んでいる時に

重たいなぁ・・・

なんか掃除が辛いなぁと

感じ始めると思います。

 

もともと重たいものを

使用していた場合は

誰が使っても重たいと思いますが、

軽い掃除機を使用していても

ヘッドに重さを感じてしまい、

億劫になってくる時期があります。

 

このように、

加齢や疾患などによって、

筋肉低下が起きることを

サルコペニアと言います。

 

ギリシャ語で筋肉を意味する

「sarx」

喪失を意味する

「penia」

組み合わせた言葉がサルコペニアです。

 

一般的には70代以降になる方が多く、

日本では370万人以上の方が

サルコペニアではないかと推定されています。

 

しかし、

近年問題になっているのが

もっと若い方の中にも

筋肉減少症になっている人が

増えてきています。

 

サルコペニアおよび

その予備軍の人数は

30代以上で推定すると

5人に1人はなっているのでは?

といわれています。

 

珍しい症状ではないので、

もしかしたら

自分もなっているかもしれませんね。

筋肉減少症サルコペニアかセルフチェック

最もかんたんにチェックする方法は

指輪っかテストです。

 

指輪っかテスト

両手の親指と人差し指で輪っかを作ります。

自分のふくらはぎの一番太い部分を

先程の指で作った輪っかで囲ってみて

隙間が結構あるとサルコペニアの

可能性が高くなってきます。

 

女性の場合は足を細くしたい

という方がとても多いですが、

極端細くなりすぎると、

将来、自分の足で歩けなくなったり

なんでもないところで

転ぶようになったりします。

 

若いうちは良いかもしれませんが、

高齢になった時は要注意ですね。

 

指輪っかでふくらはぎが

ぜんぜん囲めない太さだった方は

サルコペニアになる可能性は

極めて低いです。

 

足が太いというのは

あまり良いイメージがないかもしれませんが、

ある程度太い方が

良い部分もたくさんあります。

健康面だけではなく

恋愛心理学的に考えてみても

ある程度太いほうがもてるんですよね。

(細いとモテないわけではありません)

 

 

片足上げテスト

指輪っかテストの場合は、

もともと細かった人や

引き締まった筋肉の人が

悪い結果になってしまうので、

こちらのテストの方が良いかもしれません。

 

普通に立っていただいて、

片足を10センチほど上げてください。

膝は曲げてもいいですし、

好きなように10センチほど

上げてみてください。

 

もし10秒持たずに

フラフラして足がついてしまったら

筋肉減少症の恐れがあります。

 

10秒くらい余裕だよ

って思うかもしれませんが、

意外とやってみると

フラフラするものですよ。

 

もし最初は数秒で

足がついてしまったとしても

毎日やっていれば

そのうち10秒以上できるようになります。

 

そしたら、

下半身に筋肉が整ってきた証ですね。

 

闇雲に筋トレをしても

偏って筋肉の付き方をすると

バランスが悪くなってしまうので

こういう地味なのがよかったりします。

 

ぜひ、足や腰を怪我していない人は

試してみてください。

 

どこか怪我しているのに

バランスを崩して転んだら

大怪我につながるので、

絶対にやめましょうね。