死の波動が進むスピードは?

人間の体というのは、

常により良い状態を保つために、

細胞に自死させるプログラム

通称アポトーシスというのがあります。

 

アポトーシスを引き起こす

死の信号はどれくらいの

スピードで進んでいくのか?

というのが今回のお話になります。

 

研究者以外の人にとっては、

アポトーシスといっても、

なんじゃそりゃあって感じなので、

なんとなくフィーリングで

伝わる表現では

 

「死の波動」

 

と名付けたほうが

受けがいい気がします。

 

死の波動っていうと、

なんかスピっぽくなっちゃうのが

少し難点ですね。

 

ちゃんとした科学のお話です。

 

アメリカのスタンフォード大学の

フェレル博士がカエルを使って実験して

スピードを計測しました。

 

その結果、

アポトーシス、死の波動が

進んでいくスピードは

 

1時間:1.8ミリメートル

 

だったそうです。

 

どうでしょう?

思ったより遅いですか?

速く感じました?

 

人間サイズで考えるのであれば、

身長150cmの場合

35日あれば全身に行き渡る計算です。

 

一般的に考えて

全身の細胞が自殺することは

ないでしょうけど

 

もし、万が一そういったことを

起こせる兵器が開発されたら

恐ろしいですね。

 

30日から40日後に死ぬみたいな

そんなことも起こせるかも

しれませんね。

 

死の波動恐るべしです。

 

なんかこうなってくると、

アポトーシスって

呪いみたいな感じですね。

 

じっくりじっくり時間をかけて

細胞に自殺をさせていく・・・

 

一般的な呪いは

相手に呪っているということを

知ってもらわないと

効果が出にくいですから、

ちょっと違うかな

 

 

話が脱線しましたが、

そもそもアポトーシスが起きると

どれくらいのスピードで

進んでいくのかを

調べてどうすんだ?

って思いますよね。

 

 

まぁ~

この情報だけでは、

それほど役に立たないまでも、

医療業界では重宝されると思います。

 

たとえばそうですね。

がん細胞を自殺させることが

できるようになれば、

 

信号をどれくらい送ればいいのか?

 

余分に送りすぎると、

他の場所まで死んでしまいますから

進行速度は知っておきたいですよね。

 

今度は逆に細胞が死滅しつつある

状態を発見した時に、

今から対処して間に合うのか

間に合わないなら、

どうするのがリスクが少ないのか?

といったことも

判断できるようになるかもしれません。

 

パッと見ると、

茶飲み話になりそうな

お話にみえますが、

結構、すごい研究だと思いますよ。

 

死のスピードが測れたのは

素晴らしい成果ですね。

 

フェレル博士が言うには、

死の波動は

スタジアムなどで起きる

ウェーブに似ているそうです。

 

おっ?

ウェーブ?

ってことは波?

 

やっぱり死の波動という

ネーミングもそこそこ

的を射た表現になってますなぁ

 

なんかちょっとだけ嬉しいです。

 

スタンフォード大学さんには

今後も継続して研究をしていただき、

死の波動を解明と対策方法を

是非、みつけたほしいものです。

陰ながら応援しています!