食品ロスといえば、
飲食店や小売店で使われる言葉で
自分にはあまり関係ないような気がしますが
日本の食品ロスの40%以上は
家庭からによるものという
統計データがあります。
このデータを元に、
1世帯あたりの毎月の損失額を
計算しますと・・・
なんと5000円になります。
毎月、毎月、
食品ロスによって5000円が
無駄になっているわけです。
1年にすると
6万円も無駄になっているわけです。
なにかを我慢して
6万円節約するのは
なかなか大変なことです。
食費を削ったり、
飲みに行くのを減らしたり、
遊ばなくなったりと
ストレスも溜まるでしょう。
しかし、
食品ロスを減らすことで、
6万円浮くというのは、
生活レベルそのものが
下がるわけではないので、
あまり負担がないものだと思います。
あらためて
家の中の食品ロスというものを
考えて見るだけでも
結構、お金が浮くようになります。
家庭内の食品ロスとは?
冷蔵庫の中で
いつの間にか期限が切れているものって
ありますよね。
よくあるものが
ドレッシング
調味料
ハム・ベーコンなど
納豆などの大豆製品
野菜
ドレッシングや調味料は
家族内で好みが分かれていると
期限内に使い切ることができずに
ゴミになることが多いです。
なんとなく今日は本格的にとかおもって
豆板醤を買ってみたものの
1回しか使わないで期限切れなんて
人もたくさんいるとおもいます。
賞味期限が長いようで短い
ハムやベーコンも
まだ大丈夫と思っていたら
賞味期限当日になり、
使い切れないなんてこともありますね。
大豆製品も比較的
賞味期限が長いのですが、
油揚げは期限が短いので、
うっかりしているとゴミになります。
そして野菜ですね。
食べようと思えばすぐになくなるのだけど
気がつけば冷蔵庫の中で
眠り続けていることが多いです。
そしてそろそろ傷んできたなぁと思って
慌てて野菜炒めにするかもしれませんが、
新鮮なうちに食べたほうが
健康に良いわけです。
ギリギリまでとっておいて
その食品を食べるということを
していると食品ロスよりも
健康被害のほうが大きくなるので、
お金の問題じゃなくなってくると思います。
そして厄介なのが
冷凍庫ですね。
冷凍庫の中というのは、
家庭によっては数十年眠り続けた
化石のような食品が
しまってあることがあります。
冷蔵庫の電気代を下げる裏技の1つに
冷凍庫はパンパンに詰めておいたほうが
電気代が下がるという話があります。
たしかに凍ったものが
隙間なくパンパンに詰まっていると
省エネ効果があるのですが、
そんなちょっとした電気代の話よりも
無駄をなくして節約するほうがお得です。
500リットルくらいの大きな冷蔵庫でも
年間の電気代は8000~10000円くらいです。
よくわからない省エネをするよりも
食品ロスを減らしたほうが
結果的にお得になりますから
冷凍庫をパンパンに詰めるのは考えものです。
食品ロスを減らせばこんなにも良いことが
年間6万円以上貯まる!
なによりもこれが一番良い部分です。
多めに買いすぎないことで、
お金が貯まってしまうのです。
鮮度が良い食品で健康
買いすぎて賞味期限ギリギリだったり
すこし過ぎている食べ物を
食べずに済むので
今よりちょっと健康になります。
冷蔵庫のスペースがゆったり
冷蔵庫の中が少しだけ
すっきりと片付くので、
電気代が少し下がります。
そして、冷蔵庫のスペースに
ゆとりができると
心にもゆとりができるのです。
食材を捨てるのがもったいない
期限が切れてしまって
食材を捨てざるを得ないとき
なんだかんだで少しだけ
罪悪感が湧くものです。
まっ切れちゃったし
しょうがないかぁと思いつつも
もっと早くに気づいていれば
と一瞬は考えることで
見えないストレスが溜まっていきます。
そこから開放されるだけでも
心にゆとりがもてるでしょう。
食品をロスを少なくするためには、
ちょっと足りないかなくらいの
量にしておけばいいわけです。
意外と足りているから、
大丈夫なんです。
なければないでどうにかなってしまいますしね。
買ったら使い切る!
ということを意識すると
毎月5000円どころか
もっと節約できる家庭もあるでしょう。
あくまでも1世帯の平均なので、
家族が多い方はもっと
節約になると思うので、
今一度、どれくらいの
食品ロスが出ているのか
把握してみるのはいかがでしょうか?
年間6万円貯まると思ったら
ちょっと冷蔵庫と棚をチェックするくらい
なんてことはないとおもいますよ
楽しみながらやってみましょう。