血管年齢を若返らせるNO増加入浴法とは?

生まれたときはしなやかな血管も

年齢とともに徐々に固くなっていきます。

生活習慣が大きく影響していると

言われております。

この徐々に血管が固くなることを

「動脈硬化」と呼びます。

 

近年、若い人でも、

血管年齢はかなり高齢化している

という人も増えており、

実年齢が若いからといっても

あまり油断はできません。

 

そんな血管年齢は

どのようにしたら、

若返ることができるのか?

ということを考えてみると、

一酸化窒素という物質

きちんと分泌されているか?

ということがとても重要です。

 

一酸化窒素とは?

血流が早くなると、

血管拡張作用がある

一酸化窒素(NO)を

産生します。

 

この一酸化窒素NOは

血管を広げる働きがあるため、

一酸化窒素の量が増えると、

血管が柔らかい状態にすることができ、

動脈硬化の予防になります。

 

 

一酸化窒素を増やす方法

血流が早くなると、

一酸化窒素が増えるので、

運動するのが手っ取り早いのですが、

健康に良いのは分かっていても、

なかなか運動することって難しいですよね。

 

そんなときに、

気軽にできる方法が、

タイトルにもっている

一酸化窒素増加入浴法です。

 

普通にお風呂に入るだけでは、

血流が早くなって、

健康的になっても美容面では

マイナスになることがあるため、

美と健康を両立できる

入浴方法をご提案致します。

 

①脱衣所を暖かくする

お風呂場と脱衣所の温度差があると

心臓や体にとても負担がかかります。

若いときはあまり問題になりませんが、

ある程度年齢が高くなると、

この温度差も命取りになるため、

まずは脱衣所を温めることが

とても大事です

 

②38℃のお湯に入浴

お風呂のお湯の温度を

38℃にして入りましょう。

 

冬場だとちょっと寒い

かもしれませんが、

対策すれば意外と大丈夫です。

 

まずはシャワーでお風呂の壁面を

洗い流して室温を上げ、

38℃の湯船に入りましょう。

 

設定温度が38℃だからといって、

お湯の温度が38度になっているとは

限りません。

 

寒いとそれよりもぬるくなっている

場合があるので、

家によっては40℃設定にすると

38℃くらいになっていることもあります。

 

 

③半身浴(みぞおち)まで

全身使ってしまうと、

心臓や血管に負担がかかるため、

みぞおちくらいまでにしましょう

 

 

④足を曲げ伸ばす

入浴中に足を曲げたり、

少し伸ばしたりしてください。

足が伸ばせない方や

広さが足りない方は、

足首をパタパタさせてみましょう。

意外とふくらはぎを使いますよ~

 

このちょっとした運動効果が

一酸化窒素をさらに増やします。

 

 

⑤入浴時間は15分まで

長すぎると今度は、

体の油脂が流れでいき、

乾燥肌の原因に繋がります。

 

血管年齢を若返らせても、

乾燥肌になってしまっては

本末転倒です。

要注意ですね

 

 

といった感じの入浴法を取り入れると

一酸化窒素が作られる量が増えて、

血管がしなやかになっていきます。

 

まずは血管から若返らせることが

健康と美につながっていくので、

年齢関係なく、一酸化窒素は

増やしたいものですね~