短期間で体重を落としたり、
妊娠時のお腹の膨れなどによって
皮膚が断裂してしまい、
なかなか消えないことに
悩んでいる人も
たくさんいると思います。
そんな、なかなか
消すことができない
肉割れ線・妊娠線は
スキンケアでどうにかなるのか?
についてお話致します。
肉割れ線・妊娠線が治りにくい理由
肉割れ線・妊娠線は
そもそもなんで治りにくいのか
といいますと・・・
お肌の奥にある真皮層の
コラーゲンが切れているため、
一般的な化粧品では
ケアすることがとても難しいです。
一般的な化粧品・スキンケアアイテムというのは
お肌の表面部分や角質層のケアを
するためのものです。
真皮層というのは
角質層よりも奥の部分になるため、
いくら皮膚の表面をケアしても、
内側の傷は消えていきません。
なかなか消えないなぁと
悩んでいる人が多いわけですね。
肉割れ線・妊娠線は消せるのか?
肉割れ線・妊娠線ケアのクリームが
探してみると色々出てきます。
特に楽天で一番人気がある
ノコア アフターボディートリートメントクリームの
成分について見てみましょう。
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美白ケアでお馴染みの
高濃度ビタミンC誘導体
表面のお肌のターンオーバーを
正常化させるプロテオグリカン
より深いところのケアができる
プラセンタ
体を酸化から守ってくれる
フラーレン
など他にも良い成分が
いっぱい入っています。
ここ十年で流行った美容成分が
まるごと入っているような感じですね。
薬機法の関係から
プロテオグリカンで
コラーゲンが増えるから、
これで安心とは言えないのでしょうが、
なかなか良い配合をしている化粧品だと思います。
肉割れ線ケアや妊娠線ケアで
もっとも重要なことは、
真皮層はとりあえず無視して、
お肌の表面にうるおいを与えることが
とても重要です。
乾燥した肌ですと、
肉割れ線がより目立つようになります。
まずはぱっと見た感じ、
あまり目立たなくなってきたなぁ
というのが大事だと思います。
コラーゲンを増やすとか
傷ついたコラーゲンを修復するというのは
とても時間がかかります。
伸びてしまった皮膚が
元に戻るのもとても時間がかかります。
そのため、
まずは表面の皮膚に
徹底的な潤いを与えて、
肉割れ線を見えにくくしつつ、
内側のケアをし継続していくのが
精神的にも楽だと思います。
繰り返しになりますが、
肉割れケアで重要なのは、
まずは潤いを与えることです。
そして、お肌を乾燥させないことです。
今回ご紹介したクリームでなくても
プロテオグリカン+セラミドを使うとか
EGF+プラセンタ+セラミドを使うとかすれば
少しずつ目立たなくなってくると思います。
お肌のコンディションを整える
シラノール誘導体というものも流行りましたが、
これさえ入っていれば
肉割れ線や妊娠線が消える
というわけではありません。
シラノール誘導体がはいった
肉割れケア化粧品のページを見ると、
角質層までしか浸透しません
と書かれています。
成分そのものはすごくても
奥に浸透するわけではないのなら、
いわゆる普通の保湿ケアと
大きな差はないと思います。
肉割れ線・妊娠線は
とても根が深いものなので、
1ヶ月2ヶ月で消えます!!
というものではありません。
徐々に目立たなくさせていくものなので、
根気よく続けていただけたらと思います。
途中不安になることもあるでしょうが、
3ヶ月、半年、1年と少しずつ
目立たなくなりますので、
腰を据えて肉割れ線ケアを
していきましょう。