インターネット上で拡散されている
新型コロナウイルスのワクチンデマについて
河野太郎大臣がブログで
一刀両断する記事が投稿されたことで
話題になっていますが、
内容を読んでみると、
逆に不安に思う人が増えているようです。
どのような内容が投稿されたのか
気になりますね!
衆議院議員河野太郎公式サイトに
投稿されたワクチンデマについて
内容を確認してみます。
河野太郎公式サイトから引用
![](https://drkojou.com/wp/wp-content/uploads/cocoon-resources/blog-card-cache/1bcbf9a80d93e50b218ae04800675fb1.jpg)
なぜワクチンに関する正しくない情報が飛び交うか?
EUの対外行動庁(EUの外務省にあたる)が4月に公表した報告書によれば、中国やロシアが、ファイザーやモデルナのmRNAワクチンの信頼性を傷つけるような情報発信をソーシャルメディアなどを使って複数の言語で行っています。
また、ワクチンに関する偽情報やデマを監視している団体によると、TwitterとFacebookにあるワクチン関連のそういった誤った情報の65%はわずか12の個人と団体が引き起こしていることが確認されています。
中には医師免許を持っているにもかかわらず、デマを流す人もいます。
とのことですが、
TwitterやFacebookでデマを流す
専門の業者や組織の人がいるのは
僕も知っていますが、
医師免許を持っているのにも関わらず
デマを流す人がいるというのは
もうちょっと言い方があるのではと感じます。
悪意を持ってデマを流す人と
医師としての経験則から見て
科学的な根拠としては弱いものの
少し危ないなと感じたものを発信したら
それはエビデンスがないからデマだよ
医師なのだから発言には責任を持たなきゃ
って否定するのは問題だと思います。
世間の人が医師に対して
どのような印象があるのかわかりませんが、
医師=最前線の研究者
というわけではないのです。
日々、診察、治療、手術等に追われていて
コロナの論文を書いたり、
新規の研究をする余裕がある人なんて
なかなかいないわけです。
現場で見ていて、
なんかおかしいなぁって感じつつも
それを証明するすべがないことは
コロナに限らずいくらでもあります。
100人に1人くらいの割合で
なんか変なことが起きるけど、
偶然なのかな?
自分がそういう目で見ているから
バイアスがかかってしまっているのか?
と疑問に感じながら
治療をしている人もたくさんいるでしょう。
偶然1万人に1人
10万人1人起きてしまったことを
こんなことが起きるかもしれないから
気をつけろと警鐘を鳴らすのを
デマを広めたとされるのであれば、
もう、なにも言えないですね。
デマを流す目的は?
ワクチンデマを流す目的は、一、ワクチンを批判して、自分の出版物やオリジナル商品に注目を引き寄せて、お金を稼ぐ、二、科学よりも自分の信奉するイデオロギーに基づいて主張する、三、過去に誤ったことを発言したために抜け出せなくなっている、四、自分に注目を集めたい、ということが大きいと言われています。
ワクチンを否定して儲けたい人がいる
というのは間違いないことですが、
その逆も然りです。
ワクチンを広めて儲けたい人がたくさんいます。
面白いことに
この1から4に書かれている内容は
すべてワクチンを広めたい勢力にも
当てはまってしまうため、
読解力がある人達は
安心するどころか
逆に不安になる人が増えているようです。
特に3番の
過去に誤ったことを
発言したために
抜け出せなくなっている
という部分です。
これはWHOにしても
厚生労働省にして同じことが言えますね。
2020年1月17日に
厚生労働大臣は
新型コロナウイルスの
ヒトからヒトへの感染の
明らかな証拠はない!
って発言しています。
![](https://drkojou.com/wp/wp-content/uploads/cocoon-resources/blog-card-cache/f13ac366da27de0d3b017b27fc1bf47d.jpg)
そのあと、
ヒトからヒトへの感染はするって
すぐに認めましたが、
その当時に嘘をついた自覚はなくても
結果的に嘘だったというのは
よくあることなのです。
河野太郎大臣のブログの後半を読むと
今回のコロナワクチンでも、不妊が起きるという科学的な根拠は全くありません。
mRNAワクチンが遺伝子に組み込まれる可能性はありません。
mRNAは細胞の核に入ることができません。
新型コロナワクチンに関して、ADEの可能性は考えにくいとされています。
とネット上で騒がれていることに関して
そんなことはありませんって
否定されていますが、
現時点では確認されていないことが
のちのち認識が間違ってました
ごめんなさいってなることは
去年からたくさんあったでしょう。
今は問題ないからといって
この先問題がまったくないのかは
別の話です。
ほとんどの人は
ワクチンを接種しても
ちょっと痛かったなぁ
なんか不調だなぁ
くらいで済むかもしれませんが、
その裏でひっそりで亡くなっている方
もう決して治ることがない障害が残った方も
現実の問題としているわけです。
アメリカでは6/18までに
ワクチン接種後に
6113人の方々が死亡しています。
ワクチンを打ったことで
助かる命もありますが、
打ったことで失われる命もあります。
ここでワクチンが良いか悪いかではなく
もう一つ違う角度で
考えなければならないことがあります
それは
日本人の99.3%以上の人は
そもそもコロナウイルスに感染してないし
何も問題なく暮らしているという点です。
2021年6月30日までの
感染者数は約79,8万人とされています。
日本の人口が約1億2600万人ほどですから
感染したとされる人の割合は
1%もないわけです。
そもそもPCR検査で陽性だったからといって
感染していたとは限らないので、
本当にコロナに感染して
発症した人はもっとすくない可能性があります。
日本では99%以上の人にとっては
風邪ですらないレベルで
流行していたものに対して
国民全員がワクチンを打つ必要があるのか?
漠然と怖い怖いと思考停止せずに
考えたほうが良いと思います。
今躍起になって広めている
mRNAワクチンに関しては
否定的な意見を持っていますが、
僕は国産ワクチンを
首を長くして待っているので、
ワクチン否定派ではないです。
ワクチンは必要だけど
今あるワクチンはいらない
って思っているだけです。
いつも言っていることですが、
今回のワクチン接種に関しては
家族であっても、
打つか打たないかを決めるのは
ご自身で判断してください。
必要だと思う人は打てばいいですし
ちょっと引っかかるんだよなって
少しでも感じる人は
打たないほうがいいです。
そもそも99.3%の人は
この1年半で1回も感染してないわけなので
何を気にしているのか
あらためて考えてみましょう。
コロナウイルスが怖いのではなく、
打たないことで職場にいづらいとか
自分のコミュニティの中で
居場所がなくなるとか
そういう人間関係から来る部分が
影響していて打ちたくないけど
打たなきゃってなっているのだとしたら
それはやめたほうがいいですね。
他人に合わせたところで、
なにかあったときに
誰も守ってくれませんよ。
なので僕は塩野義製薬さんに
期待しながら首を長くして
待ち続けたいと思います。