先日、コーヒーのフタのお話をしましたが、
今日は紙コップのお話です。
インターネットで紙コップのことを
調べると体に悪い！！
紙コップは危険という記事が
たくさん出てきます。
紙コップそのものというよりも
内側のコーティング剤が
危ないというお話のようですが、
さてさて、どうなのか
ちょっと考えてみましょう。
紙コップの何が悪いのか？
あるお医者さんが言うには
本来、水に弱い紙製品が
なぜコップとして機能するのか？
それは、内側にプラスチックで
コーティングしているからなんです！
その成分は、
ビスフェノールAというプラスチックです。
ビスフェノールAは糖尿病、
肥満のもととなる成分なので危ない！！
というお話のようです。
紙コップの中はプラスチックだから
危ない・・・糖尿病になるからダメ
熱いコーヒーを紙コップに入れるなんて
危ない・・・危険すぎます
なんか医師が言うとそれっぽいですね。
紙コップは危ないのか考察
まず、考えなければいけないのは
ビスフェノールAという素材です。
この素材は、
紙コップのフタに使われている
プラスチックよりも溶ける温度が低いです。
フタで使われるポリスチレンの
融点は240℃！
に対して、紙コップの内側は
遥かに低い158℃です・・・
あぁこんな弱い素材じゃ、
危なくて紙コップなんて
使えないですなぁ・・・
ってなるわけないでしょう！！
紙コップに158℃以上のものって
何を入れたらなるんですか！
熱した油でも入れる気ですかね？
確かにそれは危ないです。
でも普通は100℃以下のお湯です。
コーヒーを飲むなら、
85℃前後ですよね、普通は
お茶を飲むとしても
７０～８０℃くらい
全然大丈夫そうですね。
コーティング剤には避妊薬的なものが
ところかわって別の人が言うには、
紙コップの内側には、
避妊薬のようなものが入っていて
熱いコーヒーなどを入れると
溶け出してしまうそうです。
えっプラスチックの中に
避妊薬のようなものが
入ってるんですか？
先程言い回したけど、
プラスチックは158℃超えないと
溶けないので大丈夫ですよ。
まったく誰がそんなこと
いい出したんですかね？
あっ！
もしかして、
遊び人男が女性を騙すときに
使ったトークじゃないですかこれ
遊び人男
「さっきコーヒー飲んだじゃん？
紙コップには避妊薬がコーティングされてるから
今日は、生でやっても大丈夫なんだよ」
みたいなそんなトークが繰り広げられてて
それを真に受けたアホが、
記事にした感じですかね。
そして、コーヒーのフタが溶け出すことで
精子の量も減るとか言ってる人も
いますからね。
もう紙コップとコーヒーがあれば、
コンドーム、ピルいらずですなぁ
いやぁコーヒーってすごいねぇ～
身近な紙製品の有害物質
身近な紙製品から
環境ホルモンや発がん性物質が出た
という発表を大阪市環境研がしています。
おっ個人ではなく大阪市言うなら
これは本当かもしれないと
思った人もたくさんいるでしょう。
１センチ大に切ってものを
エタノール（アルコール）に漬けて
実験したそうです。
えっアルコール使うのはずるくないですかね？
なぜお湯じゃないのか？
それはお湯では溶けないからですね
少し納得は行きませんが、
エタノールを付けた結果、
紙ナプキンから９０ナノグラム
クッキングペーパーから３６０ナノグラムの
ビスフェノールA（プラスチック）が出てきたそうです。
あっやっぱり、
プラスチックが出てくるじゃないか！
医者が嘘つくわけないんだと思われましたかね？
まぁエタノールを使ってるのがあれですが、
よ～く単位を見てくださいね。
ナノグラムって書いてありますよね。
ナノって１０億分の１って意味です。
９０ナノグラムというのは、
１億分の９グラムです。
１億個あったら、９グラム出てくるんですよ。
・・・殆ど出てないですね。
厚生労働省監視安全課に問い合わせたところ
紙容器は問題視されたことがないため、
規制してこなかった。
とのことです。
うん、確かにプラが溶け出すことは
ちょっとだけあるみたいです。
ゼロではないようです。
でも、アルコールで溶かして、
１億分の９グラムとかそのレベルみたいです。
神経質な人は紙を使うのをやめますか？
たぶん、このレベルのことを
気にする人は、紙とかプラよりも
紙コップについた菌とかカビに
目を向けたほうが良いとおもいます！
生きづらいそうですね、ほんと
