2020年加湿器の選び方とおすすめの機種

ウイルス対策や部屋の乾燥対策に

加湿器を設置したいなと考えて

お店やネットで加湿器を見てみると

ものすごくたくさんのメーカーから

発売されており、

どれを選べばいいんだろうか?

部屋の広さを合わせれば

それでいいのだろうか?

すごく悩むと思います。

 

エアコンやストーブと違って

加湿器というのは

部屋の広さを合わせれば

それで大丈夫というわけではないんですね。

 

そんな加湿器を選ぶ基準と

おすすめの機種をいくつか

紹介したいと思います。

加湿器を選ぶときの基準は?

加湿器を選ぶ時に

何を一番に考えたほうがいいかといいますと

予算・・・ではなくて、

お手入れをマメにできるかです

 

お手入れを週に1回はできます!

フィルターを洗ったり

ときどきクエン酸につけ置きたり

できますよという方は、

どんな機種を選んでも

特に問題はないのですが、

これができないよ!という方が

フィルタータイプの機種を選ぶと

大変なことになります。

 

 

加湿器は水を大量に使用するため、

加湿器内部がとてもカビやすいものです。

1週間くらいであれば

本体の中も綺麗ですが、

2週間くらいになると

赤カビ、黒カビなど

いろいろなカビが増えていきます。

 

風邪の予防やお肌の保湿

唇の乾燥などのために

加湿器を設置したのに

カビを部屋にばらまいていては

本末転倒です。

 

少しオーバーに聞こえるかもしれませんが、

タバコの煙よりも、

カビまみれの蒸気や風の方が

肺へのダメージは高いと思います。

(将来肺がんになる確率も高め)

 

肺のみならず

頭皮、お肌へのダメージもありますし

保湿して美肌になるつもりが

逆にあれてしまいます。

 

目にカビが入ることで

目がゴロゴロしてうざったくもなるでしょう。

 

なのでカビを飛ばしてしまっては

部屋を加湿しても健康、美容面で

メリットがなくなってしまいます。

 

すごく良い空気清浄機を

設置しているからカビが飛んでも

すぐに吸い込んでくれるし

なんとかイオンやなんとかクラスターで

カビを無力化してるから大丈夫

って言われることがありますが、

空気清浄機を過信してはいけませんね

 

そんなことよりも

カビを飛ばさないことを

考えたほうがいいと思います。

 

では、

お手入れがマメにできないよ!

という方は加湿器を使うと

危ないだけでだめなのでしょうか?

というとそんなことはありません。

お手入れがほとんどいらない機種を

選べばなにも問題はないわけです。

 

えっお手入れしなくていい機種があるなら

みんなそれを選べばいいのに

なんでフィルターの機種なんてあるの?

って思われたかもしれません。

 

当然、お手入れしなくていい機種にも

デメリットがあります。

それはなにかといいますと

電気代が高いんです!!

 

フィルターを使わずに

加湿するタイプは

ポットでお湯を沸かすような

仕組みで加湿するので、

ものすごく電気を消費します。

 

1時間2時間くらいしか使わないなら

月額の電気代もそれほど上がりませんが、

1日8時間、30日使用すると

1500~2000円

電気代が上がることもあります。

 

えっ!

ただ加湿するだけで2000円も!!

って思う方とそれくらいなら

まぁいいかと思う人がいると思うので、

なんともいえませんが、

手間がなくて電気代も安くてというのは

なかなか両立ができないんですね。

 

一部両立している機種もありますが、

今度は本体代がものすごく高いので

結果的に出費が増えるというのもあります。

 

なかなか加湿器を選ぶのは

難しいものですね。

 

そんなあちらを立てれば

こちらが立たずの加湿器なので

余計に迷ってしまったかもしれませんが

最初に言ったように、

フィルターをお手入れができるか

できないかで絞るのが

一番良いと思います。

 

僕が加湿器の相談をされたときに

必ずそれを聞いて、

いくつかの機種をおすすめします。

 

一緒に電気屋さんで

その話をしていると

だんだん僕の周囲に人が増えてくるんですよね。

そして店員さんが遠くへ行き出すんです。

スーツ着ていることが多いので

どっかの営業さんだと思われているんですかね。

ちょっとおもしろいです。

1時間位話しまくって

あるメーカーの加湿器を

在庫切れにさせたのは

良い思い出です。

 

お手入れできる人向けのおすすめ機種

フィルターのお手入れを

週に1回はできますよ!

お手入れといっても、

お湯で流したり、

つけ置きするくらいでしょう

って思える方であれば、

おすすめのはダイニチの加湿器です。

 

 

ダイニチというメーカーは

一般的にそこまで有名メーカー

ではないため、えっダイニチ?

ダイキンじゃなくて・・・?

みたいな反応をされることがあります。

 

しかし、

ダイニチはメーカー販売シェアでは

7年連続No.1という実績がある

優良メーカーでもあります。

 

知ってる人なら加湿器は

ダイニチだね!

ってなるんですね。

 

なぜダイニチの機種がいいのか

というのを考えてみますと

静音性にあると思います。

 

加湿器は寝室やリビングで

使用されることが多いので、

風の音がうるさかったり、

沸騰させてボコボコなっていると

結構耳障りでストレスがたまります。

 

その点、ダイニチの加湿器というのは

業界トップクラスの静音性ですので、

ダイニチでうるさいと感じたら

健康には良くないですが、

超音波式の加湿器を買うしかないね

という感じになります。

 

これでだめなら諦めよう

というレベルの機種です。

 

ダイニチの加湿器は

3つのグレードがあります。

スタンダードなHDシリーズ

より静音性を求めたい方はRXシリーズ

こちらは寝室で使用される方は

より静かなモードがあるので便利です。

 

広いリビングで使用したい方や

デザイン性が良い機種が欲しい人用の

LXシリーズがあります。

家電芸人でも過去に紹介され

人気があるのですが高いのが難点です。

 

 

個人的にはRXシリーズが

機能性、価格面を考えると

ちょうどいいかな~と思います。

 

木造なのかマンションなのかで

加湿能力が変わってきますので、

自分の部屋の大きさに合わせた

機種を買いましょう。

小さめの買ってしまうと

いつまでたっても加湿されない

ということが起きるので、

少し大きめを買うのがおすすめです。

 

木造5畳、洋室8畳までの

去年の機種がこちらです。

 

木造8.5畳、洋室14畳までの

去年の機種がこちらです。

性能的に多くの部屋で使用でき

バランスがよい商品です。

 

どちらの機種もホワイトとブラウンがありますよ。

 

お手入れできない方向けのおすすめ機種

フィルターのお手入れなんて

やりたくないしできません

という方はスチーム式の

加湿器がおすすめです。

 

電気ポットで沸かして

湯気が出てくる仕組みです。

 

ストーブの上にヤカンを置いて

部屋を加湿するのと似てますね。

灯油を使うか電気を使うかの違いです。

 

そんな気軽に使えるスチーム式の

加湿器でおすすめとなると・・・

象印の加湿器です。

見たわかるようにポットです。

上の蓋をあけて水を入れるだけ。

開ければわかりますが、

一般的な電気ポットと見た目は変わりません。

 

ずっと使っていると

水に含まれるミネラルやカルキによって

白い粉みたいなものが付着しますが、

ポットですので拭くのも洗うのも

とっても簡単です。

 

こちらの機種であれば、

木造8畳、洋室13畳まで対応です。

 

使い方によっても異なりますが、

電気代が1000円以上上がるかも

というのが気にあるくらいですね。

スチームタイプはみんなそうなので

しょうがないんですけどね。

 

 

ちょっと本体が高いなぁ

という方におすすめなのが

Access Denied

 

内部の掃除はちょっとしづらいので

ワンシーズンで使い切りにするか

春になったらクエン酸をいれて

1回お手入れするかです。

 

水の残量もわかりやすく

スイッチもONとOFFだけなので

結構僕はこの機種が好きです。

 

選んではいけない機種

超音波式の加湿器は

みためもおしゃれで価格も安く

なんとなく良さそうに感じますが、

水道水に含まれているミネラルや

カルキなども部屋中にまくので

喉や肺によくありません。

 

健康被害があるだけではなく、

部屋の中に白い粉が舞うので、

部屋が汚れます。

 

ちょっと前にダイソンの加湿器が

超音波式でしたが、

さすがに問題があると

わかったようで、

今はフィルタータイプになっています。

 

高級機だから安心というわけではないので

超音波式だけはやめておきましょう。

 

 

皆様のライフスタイルにあった

加湿器を選んでみてください。