プロテインという言葉を見ると
筋トレして痩せようとしているのかな
と思う人がまだまだ多いですが、
メンタルケアの世界でも
かなり注目されており、
分かっている医師は、
抗うつ薬を処方するよりも
プロテインをおすすめする
という方が増えてきています。
うつ症状を緩和するためには、
様々なアプローチがあります。
気持ちを落ちかせる成分によって
睡眠障害を解消し、
少しずつ体力を戻していくという方法や
気持ちを少し上げる成分を入れて、
やや興奮状態にするというケースもあります。
その中でもセロトニンという
感情や気分をコントロールする
神経伝達物質を最大限出てくるようにする
成分をいれた薬(抗うつ薬)があるのですが
この薬の問題は、
元々、あまりセロトニンが出てこない
タイプの人はいくら飲んでも
気休め程度にしか効果が出ないという点です。
薬を飲んで自分が持っている
最大値のセロトニンが出てきても、
元々の量が少なければ、
最大といっても足りないということが
出てくるわけです。
鬱にはこの問題があるため、
薬を飲んでどうにかなる人と
何年飲んでいても気休め程度にしか
ならない人が出てくるわけです。
薬が絶対的に悪なのではなく、
そもそもの量が少ない体質や
食生活な人は薬を飲んでも
回復傾向にはなっていかないでしょう。
じゃあ・・・どうすれば・・・?
私はセロトニンが出にくい体質だから
一生、へこみ続けなきゃいけないんですか!
って思うかもしれませんが、
そんなことはありませんので
ご安心ください。
セロトニンの原料を摂取しよう
セロトニンの原料となるものを
多く摂ることで、
セロトニンが増え、
気持ちや感情のバランスが
整っていきます。
セロトニンの原料を
大量に体に入れてしまえば、
自然とセロトニンが増えるのです。
セロトニンの原料ってなにか?
それは、
トリプトファンという必須アミノ酸です。
そのトリプトファンは
どうやって摂ればいいのかといいますと
タンパク質を摂れば、
消化された時にアミノ酸に分解されるので
自然と摂取することができます。
もうなんとなくお気づきですよね。
効率よくタンパク質を摂取すると
セロトニンが増えて、
感情のコントロールがしやすくなり、
うつ症状の人に効果的
だからプロテインをおすすめする人が
増えてきているわけです。
プロテインの中でも
吸収が早いのが
ホエイプロテインです。
ホエイプロテインは
筋トレ用というイメージが
まだまだ強いですが、
よ~く考えてみると、
メンタルケアにもとても効果的なわけです。
おすすめする医師が
増えてきているのも頷けますね。
プロテインを飲むのに抵抗がある人へ
しかし、
そうはいっても、
プロテイン飲むのはちょっと抵抗がある
という人もいるでしょう。
その理由を聞いてみると、
プロテインを飲むと太るんじゃないか?
ということを気にしている人が
たくさんいます。
ほんと安心してほしいのが、
タンパク質を摂りすぎて、
筋肉が増えて体重が増える
なんてことはまずないです。
女性で筋肉を1キロ増やすとなると
かなりハードなトレーニングを
2~3ヶ月頑張ると
ようやく増えるレベルです。
トレーニングをほとんどしたことがない
初心者であれば2ヶ月位で
1キロ増やせるでしょうが、
ちょっと運動したことがあるとか
元々、筋肉がある程度ある人は、
1年かけてようやく1キロ増えるくらいだと思います。
つまりプロテインを飲んで、
体重が増えたと言っている人は、
筋肉が増えて体重が増えたのではなく、
ただ脂肪が増えて太っただけです。
ちなみにプロテインを飲んでも
脂肪は増えないので原因は別でしょう。
なので安心して飲んでください。
でもプロテインってなんか嫌
味も好きじゃないし
という方もいるでしょう。
そんなときは、
カニカマの出番ですよ
詳しくは過去の記事を見てください。
筋トレ用のイメージが強かった
プロテインがメンタルケアにも良いです。
そして、
タンパク質を多く摂ると、
お肌のハリも良くなり、
髪の毛のパサツキも良くなります。
心も体も修復してくれる
万能の栄養素
それがタンパク質です。
そしてそれを効率よく摂取できるのが
ホエイプロテインなんですね。
よくザバスをおすすめしていますが、
世間的に人気があるから載せているだけで、
好きなメーカーのものを飲んでください。
個人的には結構飲みやすいかなと感じています。
プロテインが苦手な人は、
まずはカニカマから
始めてみてはいかがでしょうか