期待を裏切る勇気が必要

毎日、一生懸命生きていようが、

だらっと生きていようが、

何かとついて回るのが、

○○○すべきみたいな論調です。

 

先日、本屋さんで少し笑ったのが、

タイトルに○○しなさい!

みたいな本たくさんありました。

 

例えば、

一日3食やめなさい

1日3食をやめなさい!

小麦はやめなさい

小麦は今すぐ、やめなさい

パンは週2にしなさい

40歳からはパンは週2にしなさい-小麦を減らすと、脳と身体が若返る- (廣済堂健康人新書)

時計回りで食べなさい

長生きしたければ「時計回り」で食べなさい: お医者さんがすすめる「ダイエットプレート」の秘密

 

みたいなそんな感じです。

もう、パンに対するネガが多くて、

ちょっと笑いましたよ。

 

パンと牛乳はいますぐやめなさいって

本もあるのですが、

 

いやいや、そこを禁止されると

アンパンと牛乳ネタが使えなくなるじゃん

 

パンの耳基金(貯金方法)

も駄目・・・

 

もうほんと、世の中しちゃいけないことが

多いんですね~

 

法律を守って、

条例を守って、

倫理観、マナー、エチケットを守り、

自分の仲間内の間だけの

ローカルルールを守り、

そして、自分ルールも守り・・・

さらに、食事に関してもアレは駄目

これは駄目!!

 

逆に聞きたいけど、

なんだったらしてもいいの?

常識的に考えて・・・とはいうけど、

常識ってそもそもなんなんでしょうね。

 

世代差によって、常識は異なるし、

これ!というものはないでしょう。

 

そういえば、アインシュタインが

言ってましたね。

 

「常識とは18歳までに身に着けた

 偏見のコレクション」

 

ってね。

 

そうそう、勝手に自分が若い時そうだった

思い込んでいる勘違い

それが常識でしたね。

 

これを他人に押し付けたり、

自分に押すつけたりするんだから、

厳しいよねぇ

 

だってそもそも勘違いだし

 

 

かといって、

自由に生きるというのも

これはまた不自由なもんなわけですよ。

 

何も指標がなく、

本当に好きなことして良いんだよと言われても、

現実的に出来ることには制限があり、

 

自由すぎるのも不自由なもので

 

結局、周りの人の意見や、

親御さんの意見を参考にして

生きていくという選択肢はあると思います。

 

 

何かの参考にして、

ある程度の方角を決めて前に進むのは

良いと思うのですが!

 

いつまにか陥ってしまうのが、

 

「期待に応えよう」

 

という心理です。

 

親の期待に応えるために、

勉強を熱心に頑張っている学生さん

たくさんいますね。

 

親の意に反する人とお付き合いすると、

大反対されますねぇ

それが結婚だとなおのこと

 

親不孝したくない

親孝行したいという気持ちが

働くことで

 

親に従順であることが

親孝行であり、

逆らうことは親不孝という

心理が働きます。

 

結果的に自分を曲げて生きていくので、

どこかで限界がくるわけですね。

 

 

自分の人生を自分らしく生きていかない

どこかで限界がきて爆発します。

 

なので、

 

他人の期待を裏切って、

逆に意に反する行動をしてみる

 

 

というのやってみるのはとても重要です。

 

 

自分の人生を生きると決めた結果、

親、友人、身近な人との間に、

多少、摩擦が生じることもあるでしょう。

 

 

相手の期待とは逆のことをするわけです。

 

断る勇気を持つ

 

言葉にするのは簡単ですが、

結構、しんどいことですよね。

 

でも、それをしないと

自分のほんとうの人生は始まらないんです。

 

 

○○しなさいが多いという話から

なんか、ずいぶんまともなことを言ってしまった。

 

しっかし、人間の心理とは複雑なもので、

自由に行き過ぎると制約、制限が欲しくなり、

ルールでがんじがらめだと、

自由に好き勝手に生きたくなるんですよね。

 

フランスの哲学者モンテーニュも言ってました。

 

『結婚は鳥カゴのようなものだ。

カゴの外の鳥は餌箱をついばみたくて

中へ入りたがり、

カゴの中の鳥は

空を飛びたくて外へ出たがる。』

 

今とは違う環境に憧れちゃうんですよね。

それが本当に良いのかは別としてね。

 

 

まぁ~長々書きましたが、

話をまとめると、

期待を裏切る勇気を持ちなさい

ってことだね。

 

あれ?

また、しなさい系を増やしてしまった~

本末転倒だなぁこりゃあ